ぶらり長野旅-白馬山行おまけ-

2016.6.25-26

 

ここからは山行とはほとんど関係のない、アレ?なにこれただの長野旅行?な様子をご覧下さい。

 

下山後真っ先に向かったのは、大町にある山岳博物館。

北アルプスを臨む博物館だし、なんていうか、けっこう堅苦しい感じなんだろうなぁ~~と想像していたのですが。

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あれーーーわりとポップ?!笑

めちゃめちゃかわいい。

 

山道具の展示はもちろん動物の剥製だらけコーナーもあったりとても楽しかったです(スタッフ剥製大好き)。

3階の展望台で、北アルプスを少年のように眺め語り合う二人をこっそりパシャリ。

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ほんとに山が好きなんだなぁ。

 

道の駅に寄ったり、長野オリンピックで皆様ご存じであろうジャンプ台を見学し、本日のお宿へ。

ここで守さんのお知り合いと合流し、温泉を堪能したあとは……まぁ言わずもがなですね。

ビールに日本酒にワインそしてまた日本酒、、、次から次へと浴びるように飲んでは普段の山荘と何ら変わらない宴会が催されました。

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見えそうで見えない。イヤン!

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こちらはパンティ丸見えでしたので修正かけさせていただきました。

 

 

 

昨晩テントで17時にドロンしてしまったわけですから、今夜は長~~く語りました。2 2時過ぎてたかな?

とっても楽しい夜でした。

 

翌朝朝食を済ませお知り合いの方と解散し、花立メンバーも帰路に着きます。

途中道の駅でお土産を買い、わさび漬けも買いたい!というスタッフのリクエストで安曇野にある大王わさび農場にも寄り道。

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あれ、守さんいつからわさび農場のひとになったの…馴染みすぎでしょう……

わさびの生態をろくに知らなかった無知なスタッフ、いい歳してはしゃぎました。

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はあ~癒される。わさびかわいい。

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水の冷たさ体験。わさびの気持ちはいかに

 

とまあ、気分は完全に家族旅行なスタッフでした。ほんと山行カンケーないな!とツッコミが聞こえてきそうです。てへ。

守さん榎本さん、木曜夜から4日間本当にありがとうございました。

またこうして守さんたちとの山行が楽しめるのも、かなぶんが小屋にいてくれるおかげ。スペシャルサンクス!

 

ささ、次週の花立山荘はオーナーはじめスタッフ目白押しですよ~!

榎本さんお手製の白馬山行アルバムも小屋に展示しますので、お立ち寄りの際は是非ご覧になってください。

 

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わさびソフトを手に駐車場へ戻るふたり

(ポロシャツ、ジャージズボン、サンダル、しかも腰ポシェットまで…その辺のアベック顔負けのペアルックや……)

そして無事に -白馬山行その3-

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ざんざんと降り続いた雨も朝7時頃にはなんとか弱まりました。

頭上は未だ厚い雲で覆われていましたが、遠くの空には青空が見受けられるまで回復。

2日目は猿倉へ下るのみなので、ゆっくり身支度を整え鑓温泉を後にします。

 

17時から寝たおかげか足もすっかり回復、猿倉までは景色を楽しみながらわりとスムーズに歩くことができました。

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雪渓を横切っては

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雪渓を横切り

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よっ!イエーイ!(ちいさい)

 

 

それにしても虫が多いこと多いこと。

スタッフ一匹たべちゃったよ……

そんな情報いらないよ…………

 

途中、鑓温泉へ向かうきれいなお姉さん+男性のパーティーとすれ違い、水着着て温泉入るのかな、水着どこで着るの?テントの中?事前に着てるんじゃない?とまぁいつも通りスケベな妄想話をしながら、猿倉へ戻ってまいりました!

 

 

 

守さん、榎本さんやはりお強いです。鉄人。

還暦越えとは思えない、そんな二人に守られっぱなし甘えっぱなしの青二才スタッフ。

また一緒に山行にいけるよう、体力・技術・知識すべてにおいてもっと身に付けられるよう頑張りたいです。

歳だから行けるうちに行っとかないと、なんて寂しいこと言わないでヨ~

 

猿倉で濡れたシュラフやテントやらを軽く乾かし、雲で隠れた白馬山頂を見ながら今回の山行のフィードバック。

 

 

ん………?

 

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あ、あれは………!!!

 

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えのもとさーーーーん!!!

 

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というわけで今回の白馬山行記はチーム花立・最年長のセミヌードで幕を閉じましょう。

 

アディオス!!!

オヤジヌード解禁…?!-白馬山行その2-

ささっと糖分を補給し、目指すは白馬鑓ヶ岳。

ただ白馬岳山頂から見たルートだと、大雪渓を越えたあとの足にはちと辛ーいアップダウンがあったような……。

 

これからやって来るであろう小ピークの繰り返しに憂鬱な気分になっていると、

 

ぽつり。

 

 

 

 

はっっっっっっっっっっ

 

 

 

 

やはり雨の加護を受けた男の力は伊達じゃなかった。

1滴きたと思ったら、次から次へとしずくが空から舞い降りてきました。

一つ目のピークを越えたところで雨具を纏い、杓子岳はもうトラバース行きましょうか……と山頂を避け、最後のピーク前で一本取ったところでいざ白馬鑓へ。

疲れがじわじわ~っと顔を出してきましたが、なんとかふんばってピークを越え、到着!
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んん~~残念、曇っていてあまり見えず。

しゃーないからここは鑓ポーズで締めましょう。

風も強かったため、滞在はわずか2,3分。

さっさと山頂を後にし、本日の最終目的地・鑓温泉を目指します。

 

 

しかーし、ここからが如何せんきつい。

スタッフこれまでの山行で1,2を争うしんどさでした。

 

天狗との分岐を過ぎた下りで盛大にすっころび、雪渓の下りでもうマンガのごとく滑り落ちては守さんに受け止めてもらい、

体勢を整え再び下ろうとするもハイ、お約束通りまた滑っては受け止めてもらう始末……。

心身ともに満身創痍だというのに追い討ちをかけるかの如く連続する鎖場。

おまけに雨で足元つるっつる。

ワタシの辞書に余裕という文字はない、まさにそんな状態でした。

(おかげでこの辺りの写真、まったく撮れず……ムネン)

 

踏んだり蹴ったりおまけに殴ったりでしたが、守さんと榎本さんのサポートのおかげでなんとか鑓温泉へ到着することができました!

 

雨のなかテントを張り、荷物の整理や着替えをして疲れた体にアルコールをくいっと注ぎます。

 

んま~~~~~~~~~~~~いぃ

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今宵のディナーは榎本シェフ監修のもと、山菜おこわ、麻婆春雨、キューちゃんなどが振る舞われました。

外の雨は一向に止む気配はなくむしろ強くなる一方で、トイレにすら行けない。

オヤジーズもオアシス(露天風呂)を目の前にこの雨ではどうすることもできず、今回ヌードはおあずけでした。

(期待していたそこの熟女様、ご意向に添えず申し訳ございません…)

 

ブログ担当ズは早々に寝落ち、その後はオーナーひとりさみしくお粥をすすってたそうな。

 

こうして、10時間におよぶ初日の山行がおわりました。

(猿倉→白馬尻→葱平→白馬頂上宿舎→白馬岳→白馬鑓ヶ岳→鑓温泉)

白き大地を踏みしめて-白馬山行その1-

2016.6.24

有休が発生したと同時に即申請書を提出し、「どっかいくの?」「山です」に上司も思わず苦笑。

とにかくこの日を、まちわびておりました。

 

 

 

 

小屋主代理(かなぶん)を花立に残置し、オーナーとブログ担当×2が向かった先は……

 

 

 

 

そう、日本最大規模といわれる白馬大雪渓です!

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おおぉ!写真で見た風景そのもの!!!

夏の新緑と、本来なら交わるはずのない冬が残した白の共演。

実にお見事、自然あっぱれです。

初めての雪渓に大興奮のスタッフめぐ、まだ慣れない手つきでアイゼンをひっつけ、オーナーに続き雪の大地へ足を踏み入れました。

 

しゃく、しゃく、さくっさく。

んん、これまでの雪山とはまた違った感触!新しい~。

よし、がしがし登ろう!!!

 

 

 

と意気込んだのも開始15分まで。

決して急ではないけれど、なだらかでもない雪の斜面。

広大な雪渓はどこまでも延々と続いているようで、終わりが見えない。ペース配分がわからん。

守さん相変わらずはやいようぅぅ。

エノモト先生「気を付けてね~ここの落石よく人死ぬんだよ~」おおぉおいもっとその情報はやく!

守さん「落石あるから休まないで一本でいくよ~~」

 

(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)

 

 

後半ほぼ無言、白目向きそうになりながらもなんとか大雪渓クリア。

1時間雪の上を登り続けることがこんなにしんどいとは。日頃からもっと鍛えます……。

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ここで食べたコロッケパン、スタッフ四半世紀生きた中で一番おいしいコロッケパンだったよ……

 

その後の小雪渓はサクッと越え、大倉尾根を彷彿させる小屋直前の階段に「なんだよ白馬来てまでボッカ気分かよ~~」と3人で漏らし、稜線に出たところでいったん荷物を下ろします。

身軽になったところで目指すはもちろんここ!

 

白馬山頂!いただきましたっ

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実に雄大なパノラマ!!!

富士山もしっかり確認することができました。

あ、そうそう。

守さんといえば天から雨の加護を受けてるんじゃないかと思わせるほどの雨男ですが、ここまではとってもいい天気でしたよ!ここまでは。

 

山頂から次なるポイントである白馬鑓ヶ岳までのルートを確認し、気合いを入れ直して荷物のある稜線へもどります。

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このマモチャンいけてるぅ