そめ ぞめ
2018.1.14
ワンダフルイヤー開幕から早3週間が経ちました。
世間のサラリーマンの皆様、久しぶりの週5日勤務はいかがでしたでしょうか。
ブログ担当(盆地育ち)もこれでもリーマンとして下界じゃ真面目に働いてます。一応。
おいなんだその目はっっっ
さて、もう20日の土曜なんですけどね、先週14日にチョロっと山ネタを仕入れたので徒然なるままに書き連ねんと存じます。
舞台は丹沢を離れ、スタッフ地元の山梨です。
今回タイトルの「そめ」、漢字は「初め」とあてていただきたいのですが、皆さま新年一発目の山はどちらへ行かれましたでしょうか。
「書き初め」ならぬ「登り初め」なんて。
スタッフは小屋で年越ししたので丹沢っちゃ丹沢なんですが…あくまで滞在していただけで、新年になってから登っておらず。
正月早々いただいたお年玉(風邪菌)も使い果たしたところだし、前々から気になっていた超身近な山に登ってみることにしました。
自宅からのこのこ甲府駅まで歩き、中央線に乗ること7分…
あれっデジャヴ?
そうです、2つ前のブログで金井夫妻と旅した石和温泉駅に、この日は1人で。
いやいや前回の使い回しじゃないよこの写真。
前回は南口。これ北口。
とまあ南口との違いが全くわからん北口から歩いて10分もしないところに、実は登山口があるんです。
GSとパチンコ屋さんの間に何気なく…
も、もっと主張してええんやで…
大蔵経寺山。その名の通り、寺を麓に構えた山で山梨百名山の1つでもあります。
スタッフの家から何気なく見えて、奥秩父の地図に何気なく載っている、駅から歩いてすぐの何気に好アクセスなこの山に、2018年の初登山を捧げました。
矢印の指す方向に向かって歩いていくと…
あいっ6地蔵のお出迎え~
と左側に登山ルート図が。
山と高原地図(スタッフのは2016年版)にも大まかなルートは載っているんですが、この案内図には展望の位置といった詳細も載っていたのでこちらを頼りに山頂を目指します。
墓の真ん中を堂々突っ切って真っ赤な鳥居をくぐり、社をクルっと回るように緩やかに登っていくと…
きたよーきましたよー!
ゲートをくぐって本格的にスタート!
…というスタッフの期待もむなしく、
しばらくコンクリートロードが続くのであった。
遠足かよ。てくてく。
うねうねと蛇行する道を黙々と登っていくと、分岐と入り口で見た案内図が再び現れました!
右に行けば展望の案内。しかし続くはコンクリート。
左を見れば枯葉のブラウン・カーペット!
これはもう迷うことなく。
スタッフ、己のダイコン足を勢いよく枯葉の中へと突っ込みます。
快適快適~
よきかな、この感触。
お天気ヨシ、木々の間から甲府盆地や甲州アルプスを眺めながら歩を進めていきます。
道がどんどんワイルドになってまいりました。
寝正月でたるんだ足腰が悲鳴をあげておりますブヒブヒ。でもこの辛さが気持ちいいブヒブヒ。
そ…それにしても…
すんごい枯葉の量!
これまだ浅いほうです。
身軽に…とトレラン装備で来たのですが、葉でルートが覆いつくされ走るに走れない。
案の定枯葉のしたの岩に気づかずコケる場面もありました。
安全が確認できるまで、景色を楽しみながらゆっくり山頂を目指します。
しっかし…やはり山は標高だけで難易度を決めてはいけませんね。もちろん高さならではのリスクってたくさんあるんですが。
大蔵経寺山はたったの715m。
これまでスタッフが登った中でも低山ランキングTOP3に入るであろう標高だというのに、なかなかの登りごたえ。
丹沢しかり、事前に「標高差」もしっかり確認してから登る方がより安全に登山を楽しめることでしょう。
ちょいと真面目な考察を挟んだところで…
山頂到着!広いっ
展望は…うん。まぁ、うん。
ひと休みして他の登山者さんと軽くおしゃべりした後は、そのまま下山するのではなくせっかくだから稜線も少し歩いてみることに。
気持ちのいい稜線でした。
ヨセミテ・ナショナルパークみたいね
行ったことねーけど
え
稜線ですれ違ったのは登山者1名とトレイルランナー1名。人が少ないので走りやすそうです。
トレランは高尾メインでしたが、今後は大蔵経寺山も入れてみようかな。
本日のベスト・オブ・ぼっち
まじでもっと山友増やそう…
あら、これまた立派な大根が2本も
お巡りさ~ん山の稜線で笑いながら枯葉蹴飛ばしてる怪しいアラサーがいますぅ
ところどころかっ飛ばしてみたり
そうそう、甲州弁で「走る」ことを「とぶ」って言うんですよね。
枯れ葉が多くて足元が見えないと言えど、せっかくトレラン装備で来たからには走れるところは走らないと。
じゃなきゃほら「とべない豚はただの豚」ですから。ぶひ
よく自虐に走る残念なスタッフですわい。
青空を仰ぎながら無事下山です。
アクセスよし、展望よしの素敵な山でした!
次回はもうちょい早めにスタートして縦走、積翠寺方面に降りて甲府駅まで歩いてみたいです。
しかしたまにはパーティー組んで行きたい…切実…
甲府市民スタッフと山行ってもいいよ、という器の大きいお客様は是非お泊まりの際にお声がけください。
荷物運び喜んでお引き受け致します。
さてさて、来週はまたも丹沢を離れ別のお山に浮気予定!
アホの方のブログ担当が次回花立山荘をお送りするのは2月一周目もしくは三連休の時に。
皆さまの今年初登山のお話も是非お聞かせください!
おしるこのモチ焼きながら小屋でお待ちしております。