登山道だより~大倉尾根②~
~前回までのあらすじ~
大倉尾根の様子を花立山荘まで公開。
以上
非常に端的なあらすじで幕を開けました、登山道だよりは第2章です。残りの花立山荘~塔ノ岳の道のりを末筆ながらお伝えしたく存じます。相変わらずアホのアホによるアホくさい文章ですがどうぞお付き合いくださいませ。
さぁ、花立山荘を出発しまっせ!
ここから山頂まではだいたい40~50分。早い方だと30分程度でしょうか。352段もの階段が出ることはもうないですが、それでも数回に分けて階段は続きます。気を引き締めて頂上目指しましょう!
まだ登るのかよおおぉぉ。。
体力をゴリゴリ削ったあとにまだ続く階段。キツイなんて言わなくてももう伝わるよ。心身ともに満身創痍な皆さまのげっそりした顔を想像してちょっと笑いが止まらない性悪はこの私です。笑われたくなかったら登りましょう。
なんて煽ったところでキツイわ!すんましぇん。
花立山荘直後の階段を登りきれば、そこは花立山の山頂。
目線の先には神奈川最高峰・蛭ヶ岳と百名山の丹沢山!スタッフ、ここの景色大好きです。この写真には映していませんが、左手には富士山も眺めることができる絶景ポイントです。景色がきれいだと気分が上がって疲れも和らぎますね。
花立山のあとは楽しい尾根歩き!
この、うねうね~っとした道がワタクシ大好きなんです。なんかダンジョンみたいな。草むらからモンスターが出てきそうな雰囲気。わくわくしませんか。あ、ドラクエのやりすぎね。これは失礼。
ほらほら、お喋りもいいけどちゃんと前見て歩いて。ここは崩落箇所なんだから危ないよ。落ちないように気を付け…
ぶちっっっっっっっっ
ぎゃあぁああぁぁあ!!!!!!!! ((((*θ*; ))))
ケータイのバッテリー…落ちよったわ…
ある意味一番落ちてほしくないモノ。旅先とかでバッテリー落ちたらへこみますよね!ね!!!せっかくの景色が思い出として残せないなんて悲しすぎる。皆さまはくれぐれも充電はしっかりした上で登ってください(戒め)
(というわけでこのあと一旦小屋に戻って1時間ほど充電するはめに。ぐぬぬ)
パァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
\\\復( @ω@ )活///
いいからさっさと登山道もどれ。ハイッ
ちゅーこんで花立山から稜線を歩くこと5分、鍋割山へ続く道との分岐である「金冷し」を右に行くと懲りずに階段であります。あぁ金冷しの写真?わりと大事な分岐なのにバッテリー落ちて時間使ったことで山頂を急いでしまい撮り忘れました。ハハッ
ちなみに金冷しの由来は諸説ある模様です。私が聞いたのはアダルトゥな由来でした。いや…年頃の女子には言えないですよぉ…まさか「キン◯マも冷える寒い場所だから」だなんて…
言っちゃったよこのアホ
さ、金冷しを過ぎてからは階段、平坦な木道、階段が繰り返し続きます。木々の間から秦野の景色が楽しめますし、もう山頂も近いからか不思議と疲れはそこまで感じないかと。
勢いでじゃんじゃん登っていきますか!
母な~る~大地のぉ~~(ソプラノ)
登山道の入り口から目安として一緒に着いてきてくれたこの黄色い看板も、45がラスト。この木道を越えて、少し階段を登ると…
ハイまだ階段!
でも、この注意書きがラストスパート中のラストスパートの目印。この奥の階段を登れば……あぁ、やっと。やっと見えた。
たった290mしかない麓から目指してきた、1491mの頂。広々とした山頂は、標高差1200mもある過酷な道を乗り越えた登山者全員を、広く大きく受け入れてくれます。
塔ノ岳、登頂!
いわゆる低山に分類される塔ノ岳ですが、その広い山頂からは360度の大パノラマを楽しむことができます。富士山、秦野の景色と美しい相模湾、遠く聳えるアルプスまで。
残念ながらこの日あいにく富士山は雲隠れしておりその姿を拝むことはできませんでした。でも、1500m級でこんな景色に恵まれた山ってとても贅沢ですよね。
かわいい山頂石碑も。
見所たくさんの山頂です。
ちなみに、これは翌朝8/19(日)に山頂へ赴いた際の景色。晴れると見事な富士山を確認することができますよ。
デビュー前の方には参考になりましたでしょうか。すでに歩いたことのある方には「久々に行こうかな」と思っていただければ嬉しいです。
いつ登ってもしんどいっちゃしんどいですが、ひたすら上に向かっていくこの尾根がたまらなく好きです。少しでも大倉尾根ファンが増えますように。
初心者も安心して歩けてアクセスもよし!
楽しめること間違いナシです。
塔ノ岳デビュー、してみませんか。
\\\あと花立山荘でかき氷食べてネ///
結局ラストは宣伝で締めくくる。
いつもちゃっかり花立山荘、今週末も元気に営業します!
18/08/22 [水] | カテゴリー:山の状況