お知らせ

その一言が繋ぐ、繋がる。

10月入りましたね~いよいよ秋本番です!

みなさま紅葉登山は行かれたでしょうか?誰かと山トークしながらお酒が飲みたいブログ担当です。根は真面目なのでノンアルコールビール飲みながら更新しています。

 

 

3連休もあっという間に最終日。お休みってなんでこんなすぐ終わっちゃうの…。この連休は小屋スタッフの浮気が多発しました。

 

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カナブンは常連さんと雨飾山へ

(まいどお馴染みこのポーズ)

着々と100名山をこなしていくアニキ!

 

 

ダジャレ王・オーハラ氏は八海山

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初日(10/7)はお天気悪かったみたい…

 

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でも、今日は恵まれたもよう。

よかった!そして登頂おめでとう!

 

 

最後にブログ担当の浮気相手は…

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北岳でした。3年ぶり!

 

というわけで、今回は(むしろ今回も?)山荘を離れ出張Ver.をお届けします。

最後に小屋のイベント告知もございますのでよかったらお付き合いくださいな。めんどくさがりな方は山行報告はすっとばしてどうかイベント告知だけはご確認下さい。

ではいってみましょうっっっ

 

 

 

2018.10.7

 

今年の目標の1つ、日帰り単独北岳。

北岳は3年前に守さんバースデー山行でも登頂し、その様子はこのブログでも書かせていただきました。

「日帰りで行くならこのルートがいいよ」とオーナー・守さんに助言をいただき、気合いも十分!でしたが…天気がなかなか安定せず足踏み状態。

9月中旬あたりを予定していましたが、この連休でやっと実行に移すことができました。

 

 

甲府駅始発のバスに乗り込み、目指すは南アルプスの玄関・広河原。車窓からの風景は間違いなくいい天気で、これは山頂からの景色が楽しみだ~!と気分は最高潮でした。

 

広河原に着くや否やビジターセンターへ飛び込み準備を整えていると、ピンポンパンポン、と館内放送が。

 

 

「現在、北岳山頂にて非常に強い強風が吹いているとの情報が入っています。稜線を歩かれる際は十分に気をつけてください」

 

 

 

ふーん。『強い強風』って、なんか『頭痛が痛い』みたいな表現だなぁ(笑)

 

 

 

 

 

ん…北岳?

え、うそでしょ

だって天気よか っ た   よ        ね

 

朝食用のゼリーを急いで体内に流し込み、靴ひもを締め、ザックを定位置に装着してセンターを飛び出すと。

 

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ずーーーん

うわぁぁぁあぁ嘘だぁぁあ

 

 

なんということでしょう。他は晴れてるのに、北「だけ」雲隠れしてるではありませんか。(某リフォーム番組風)

 

いきなり出鼻をくじかれ意気消沈。き、今日は高山トレーニングに来たと言うことで…ウン、ガンバロウ……ひょろろ(魂ぬけた)

前日にデータ整理をしておいたミラーレスカメラが急激に重くなった気がしました。

 

うぇーい、と空元気な掛け声をこっそりつぶやき、北岳の入り口のトレードマークである吊り橋からアタック開始です。

 

 

登りは大樺沢を進み分岐で左俣へ、八本歯のコルを越え山頂のルート。

…しかしやはり標高第2位、その人気を甘く見ていました。

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ひ、人が……多ひ………

(この写真だと少なく見えますが)

 

 

大樺沢では何度か渋滞にはまり、自分のペースで歩けない状態が続きます。しかも道幅が絶妙に狭い。追い越すには接触のおそれがあり、前を行く方が気を遣って道を譲ってくれる以外は周りに合わせて歩くことに。渋滞も踏まえた計画を立てることの重要性を改めて噛み締めました(普段どんだけ人のいない山登ってんだよ)。

 

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進んでも進んでも、一向に晴れる気配のない山頂。雄大なバットレスを拝むことも許されず、モクモクと歩き続けます。前を歩くお兄さん3人組が大荷物なのにハイペースで金魚のフンのごとくくっついていったのはここだけの話ね。

 

 

さ、分岐に到着!

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やっぱり山頂はミエナイ…

広河原にいたときよりはまし?う~ん

二俣分岐では、右俣の方へほんのチョロっと行くとバイオトイレがあるので便利ですね。呼吸を整え、ガレガレした左俣を進みます。

 

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…とと、数十メートル進んだところで、先ほどまで前を歩いていたおにーちゃんず(楽しそうに小休止してた)から掛け声が。「すみませーーーん!ケータイ落としてないですかーーー?!」

でっっっ、それは一大事!…あでも胸ポケットにしっかり収まってる。「だいじょぶ!ちがいまーーーす!」とばかでかい声で返すという些細なやり取りがあったのですが、これがのちのち別の方にとって大事な情報となりました。

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さぁ、左俣から目指すは八本歯。ここからはひたすら登り続けます。ものすごい急坂があるというわけではないのですが、いかんせんとにかく登り。だらだら登りがだらたら続く。じわりじわりと体力を奪い、脚を疲弊させます。

 

でも後ろを振り返ると…

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雄大な鳳凰三山が背中を後押し!

…( θεθ ` )

 

いーなあぁ向こうめっちゃ晴れてる…

今日鳳凰行ってる人羨ましいなぁ…

んぐううぅぅぅ北岳ええぇぇぇ

 

とまぁ本心はだいぶイジイジしてました。すんません。ひねくれ者とはこういうのを言います。

 

どこぞの有名ぼやきキャッチャーの如く心の中でぶちぶち呟きながらもくもくあるいていると…あれ、なんか見覚えのある後ろ姿が。

 

 

年季の入ったザック

たぶん上下ジャージ

靴だけはちゃんとしてる(失礼)

あの背格好…

 

 

 

エノモト先生?!?!?!?!?!

ぶはっっっ( *ε*   )っっっっ

 

このブログの真面目担当ことエノモト先生。…いや結論からいうと赤の他人だったんですけどね。もう本当にソックリで、ソックリさん特集番組からオファー出そうなくらい似てました。今度は偽エノモト先生の背中を追うように登っていきます。

 

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この道標でエノモト先生(偽)は小休止。

 

こんにちは!とこちらから言う前にお声掛けしてくださいました。潰れたパン?を食べてる姿もザ・エノモト。先生元気かなぁ。ここで前後交替しスタッフが先に歩きはじめましたが、

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木の階段(はしご?)を登ったところで現れたバットレスに大興奮、写真を撮りまくっている間に抜かれてました。地元の方なのだろうか…。

 

 

山頂はまだガスに覆われているけど、周囲は青空。八本歯のコルに出た時は鳳凰三山はじめ絶景が飛び込んできました。

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風強い!けど爽快!

 

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あっちがボーコン沢かぁ。

吊尾根も歩いてみたい!

 

このままいけば山頂のガスもとれるんじゃないかな?そんな希望の持てる景色に、気力体力が一気に回復。ここから一気に飛ばそう!

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なんつて、景色よすぎて飛ばせない。

 

眠れる獅子状態だったカメラが覚醒し、歩いちゃ止まり、歩いちゃ止まりを繰り返す。ほら、山頂のガス晴れないかもしれないから、今のうちに。

たまたま鉢合わせたソロ山行×3で写真を撮り合うことも。

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富士山見えたうぇーいっ

 

 

 

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楽しいなぁ、きれいだなぁ、楽しいなぁ~とのこのこ登っていると、かわいらしいカップルのおねえさんが私をちらちら見てくるではないですか。おっ、写真かな?ぜひぜひ撮ります、写真頼まれるの大好き!

 

彼氏さんと顔を見合わせたあと、「あの…すみません…」ときたわけです。これは写真撮りたくなる景色だもんね!

いいですよと言う準備、そしてカメラを受けとるべく手を差し出そうとしたら、

 

「ケータイ、みませんでしたか…」

 

あれ、写真じゃなかっ……

え、今なんて言った。けーたい。

 

…………ケータイ!!!

 

 

「んうぅぅ見てないけど知ってる!

知ってます!!」

 

 

この回答にすんごいポカンとした顔をさせてしまいました。そらそーだ。見てないけど知ってるて何やねん。

事情を説明すると、ちょっと安心したような顔のふたり。ただ二俣となるとだいぶ下らないといけないし、そもそもあのおにーちゃん3人組がその後ケータイをどうしたかはわからない。伝えられることだけ伝え、先に山頂を目指しました。この後また山頂で再会するのですが、「貴重な情報をありがとうございました」と改めて御礼を言ってくださいました。無事に見つかったといいなぁ。

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さぁ、ここが登り最後の分岐。

そして3年前も通った見覚えのある道。

山頂は目前だ。

 

 

守さんを追って歩いた北岳直下の稜線。

風が強く、行く先はガスに覆われた状態。追いかけていた頼もしい後ろ姿はもちろん無い。自分の脚を信じて、時には四つん這いで風に耐えつつ、ラストスパートを1歩ずつ登っていく。

 

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見覚えのある鎖に安心感を覚え、山頂が近いことを確信します。もちろん油断は大敵ですが。

集中して慎重に、確実に前へ。

 

 

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「みえた…」

ガスの中から現れた山頂に、思わず言葉が出ました。込み上げてくる達成感に泣きそうになりながら、ついにこの瞬間が。

 

 

 

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北岳山頂、いただきました!

(…偽エノモト先生写っとる)

 

 

相変わらず強風&ガスガスでしたが、なんとなくグレーからうっすら水色に。これは粘れば晴れるかも…?

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旅のお供と三角点タッチ、風避けを探し山頂をさ迷い、体温であったまったトマトジュースをすすり…そうこうしているうちに。

 

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まさに神風、ガスが晴れてきた。

 

 

そして…

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天は我らに味方した!

この景色が見たかったんだぁ。

 

 

3年前は朝早かったこともあり雲海が広がっていて、それももちろん幻想的だったのですが、この日は他の山脈も確認できる大パノラマでした。

 

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特にこの間ノ岳がお気に入り。

流れるガスを纏って神秘的だなぁ

 

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左に仙丈、右に甲斐駒も。

両手に華状態~

 

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ビスケットうめーっ

あと富士山(そっちおまけかよ)

 

 

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1時間も滞在してしまった。

大満足な山頂でした!

 

 

下山は肩ノ小屋を通って小太郎分岐を越えた先で草スベリをチョイス、白根尾池小屋を通過し麓のルート。

 

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山頂以外にも立ち寄りたかったのが、この北岳肩ノ小屋。こちらのオーナーさんと守さんがお知り合いで3年前に立ち寄ったのですが、今回もせっかくなのでご挨拶に伺ったところ色々おもてなししていただきました。

守さんとの思い出を懐かしそうに語るオーナーがとっても印象的でした。息子さんも現役トレイルランナーで活躍中とのこと。飲み物を出してくださった方も丹沢と馴染みのある方で…スタッフも雰囲気もとっても素敵な小屋だったなぁ。泊まり装備でくればよかったと激しく後悔。

お忙しい中お時間割いていただきありがとうございました。次はお酒担いでお邪魔します!

 

 

 

どんよりした朝の様子は跡形もなく吹き飛び、北岳の勇姿に再会を約束し下山しました。

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山に行くと何かしら学びがあります。

今回はコミュニケーションって大事だなと改めて感じました。(小学生かよ)

些細な挨拶でもなにかあったときの手がかりになるし、電波頼りの機器が通用しない環境では「人と話す」ことが周りと繋がるための大きな手段になる。

山5年目にもなるヤツが今更なにいってんだ…と思われそうな感想ですが、限られた環境で自分を守る手段を学べることは、利便性を優先しがちな今の時代でとても貴重な体験なのではないでしょうか。

げへへ、青二才の戯れ言なので鼻で笑ってやってください。鼻じゃ物足りない方はな腹抱えて笑ってチョンマゲ(古い)

 

 

までもこの一言に着きます。山に感謝!

 

 

 

 

 

 

さーてさて長くなってしまいました。おかげでノンアルビール2本あけましたよ。ここまで読んでくださった方に感謝です。

 

 

でもいいですかここからが本題ですよ!

(前置き長すぎだろ)

 

 

10月三週目といえば、毎年恒例の猪鍋パーティーが開催!今年は10/20.21です。

アルプスもいいですが、そろそろ丹沢にもスポット当ててみてはいかがですか?

おいしいご飯・あったかいお布団・名物オーナーの3拍子揃い踏み。登山初心者の方もベテランの方も、ふるってご予約ください。

 

 

ちょっと風変わりな小屋で

楽しい秋の夜を過ごしませんか。

 

 

ていうか過ごしましょう!

おまちしてます。

 

つなぎ

2018年も、2月連休を迎えました。

「そめぞめ」から、3週間。多忙な若きブロガーに代わって「つなぎ」担当の出番です。八ヶ岳からの、気合の入った報告はもう少しお待ちください。

2月の貴重な連休も、初日の天気予報が芳しくなく、富士山にも笠雲。観天望気でも、崩れることが伺いしれます。

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今週末の大倉尾根は、先々週の積雪が、朝方は所々凍結していて、花立の前後から、アイゼンを装着している方も多いですが、その代償も気になります。

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歩荷ルートの天神尾根の上部は、今週になってもご覧の通り。ちょっとした雪山のトレースを味わえます。

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立春をすぎ、春遠からじとなりましたが、丹沢が春を迎えるには、もうちょっと時間がかかりそうです。

さて、この時期、花立山荘は通常通り、週末営業をしていますが、勤務の都合や天候の状況により、ウィークデーのご宿泊をご希望の方は、ご連絡ください。可能な限りの対応をしたいと思います。

 

歩荷納め&新年準備

2017年の最終の月曜日。夜更けに降りだした雨も明け方にはあがり、快晴・微風の絶好の登山日和。

年末の休日明け、大倉尾根を訪れる人もいないのでは思いながら、今年最後の歩荷、1年間の頑張りに、富士も雪煙をあげながら、祝福してくれました。

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爽やかさを感じされる尾根には、年末登山を楽しむ人の姿も意外と多く見られました。

荷上げ後は、お飾りの作成、すでに鏡餅も荷上げされており、新しい年を迎える準備は万端です。

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先週末には、風力発電用の基礎も完成、慢性的な小屋の電力不足の解消が待ち遠しくなります。

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なお、花立山荘は、今週末、30日から新年1月4日まで、連続で営業します。5日は休みますが、週末6日、7日と営業しますので、皆様のご利用お待ちしております。

笠雲

今年も、あと2週間を残すのみ。町では、X’マス、年末と、何かと騒がしくなっています。

今週末の丹沢は、天気予報の影響か、心なしか大倉尾根の登山者は少なく感じました。

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朝8時半、山荘からみる富士山にも、端正ではないものの笠雲が。10時過ぎには、それも2段にバージョンアップ、午後は、崩れるのかなと感じさせる景色でした。

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一時の晴天と眺望のもと、天候の崩れないうちにと、多くの方は、先を急がれていた様子でしたが、結果、心配された天気も崩れることなく、翌日曜日は、冬晴れの晴天、初冬の丹沢を満喫できたのではないでしょうか.

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さて、花立山荘は、23、24日は通常営業。年末・年始は期間を延長して、土日以外も営業します。ご宿泊ご希望の方は、食材の荷上げの関係もありますので、早めにお問い合わせ戴けたら幸いです。

秋が去り、そして

例年になく丹沢の紅葉も鮮やかだった秋が、いつしか去り、丹沢にも本格的な冬の到来です。

いつものように歩荷とトイレ清掃が主業務の担当ですが、移りゆく季節の山を味わえるのは、週1度のささやかな楽しみです。

12月第2週末、山から下りてきた、戸沢林道の紅葉も見納め、

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そして、今朝は、大倉尾根でも、うっすらと雪景色が見られました。

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外の水受けボールにも、厚い氷が、おまけに、バイオトイレの水洗も凍結、これから春まで水洗がつかえず、トイレ清掃にも難儀する時期になりました。

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花立山荘は、天候にかかわらず、年中、週末営業、また、年末・年始も営業期間を延長して、皆さまのご利用をお待ちしております。

スタッフ県外視察(白神)

9月の貴重な三連休も、台風18号は各方面に大きな影響を残して去りました。台風が去った敬老の日、18日は久しぶりに丹沢の稜線も麓からくっきり見ることが出来ました。台風に見舞われた、この週末の様子は、前回のブログからも察ししていただけたと思います。カナブン、メグお疲れさまでした。

さて、久しぶりにもう一人のブログ担当からの報告です。どうも根か固いせいか、若いブログ担当のようなタッチでの文章は苦手なので、今回はできるだけたっぷりのメディアで濁したいと思います。台風に追いかけながらの世界遺産、白神視察山行です。

オーナーの中学校の同窓会に便乗、さらにオーナーの高校時代の花巻在住のK氏の全面的な支援のもと、白神登山が実現できました。新宿発の夜行バスにゆられて、午前6時前、横手駅にて、K氏と合流。白神山行のスタートです。

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K氏の車で、2時間半、五能線、無人の駅舎の白神登山口駅着。一日10本しかない、五能線列車の歓迎も受け幸先良いスタートです。

 

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白神登山口の駐車場に車を止め、登山届けを提出して登山開始。

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入山して間もなく、さすがにブナでの世界遺産。この場所は登録外の区域でありながらも見事なブナ林の中、ひたすら白神岳を目差します。

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ブナ林を抜け、低木と熊笹の稜線に出ると、日本海が。白神岳山頂もすぐそこに。

 

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13時過ぎ。4時間ほどの、のんびり山行も今日の宿、白神岳山頂避難小屋に到着。荷を下ろして、念願の白神山頂へ。

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山頂から見る、これが世界遺産の大規模なブナの原生林。今山行では、この区域に入ることはできませんでしたが、その概要を推し量ることには十分でした。

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持ち上げたビールでの乾杯他、小屋での様子はカットして、翌朝は。午前3時半起床。定番メニューの餅入りラーメンでの簡単な朝食を済ませ、ヘッデン頼りに、朝焼けに浮かぶ岩木山を眺めながら、十二湖目指しての縦走開始。

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一部紅葉が始まった、ブナ林の中、心地よい縦走です。

 

 

 

 

 

 

 

白神15午前8時。今山行最後のピーク崩山(なれやま)に着。ここからは、下りだけの山行フィナーレ。

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午前9時10分。十二湖の一つ、青池着。自然のまま、手入れのされていない青池のブルーの水面にしばらく、見とれてしまいました。

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十二湖からはバスで五能線十二湖駅へ。さらに、TAXIで昨日止めた駐車場へ。ここから、オーナーの同窓会会場の花巻温泉へ。

 

 

 

 

 

 

途中、ハタハタ会館で、ちょっと具の少な目のきりたんぽ汁を賞味。

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その分、花巻温泉では、具たっぷりの芋汁のサービス。3杯もおかわり。

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夕食後K氏の高校時代のお仲間も同窓会に列席とのことでK氏は同窓会に加わろうとするも、適当な座席が見つからず、あえなく自室へ。

最後の落ちも失うことのない、充実した楽しい山行の3日間でした。

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さて、今夏のシーズンも残り少なくなってきましたが、10月の第3週末は、花立山荘、恒例の猪鍋パーティーです。すでに、ご常連の方にはご案内させていただいておりますが、初めての方も大歓迎です。PCメールでお申し込みいただけると幸いです。なお、オーナー携帯メールが確実です。連絡先は、「問い合わせ」のぺージに記載してあります。夏山の報告を兼ねて、秋の夜長を満喫しましょう。

 

たまには若いパーティーで

2017.5.28
 
夏がそろそろ本気を出しそうですね!
2000m越えの山は雲がかかっているようでしたが、
それ以外の低い山はお天気に恵まれ展望も楽しむことができたのではないでしょうか。

 
今週は山梨に残留していたスタッフ、久しぶりに丹沢以外の山からお送りします。
小屋のようすをご希望の方…大変恐れ入りますが、スタッフまで画像をお送りいただければイマジネーションでフィクションまみれの文章をお届けします。
あほか。しません。

 

 

はい、毎度のごとく少しイラッとする前置きはこの辺にしておきましょう。
本日スタッフはお友達らと茅ヶ岳にいって参りました!
茅ヶ岳…うん。かやがたけ。

 

 

なんか以前のブログでも茅ヶ岳のこと書いてなかった?
そう感じた方は花立マニアレベル17くらいですね。さすが!

 

そう、実は昨年8月に榎本先生・トオルちゃんと登っていたのです。

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おっとこれは…

下山後ベロベロになったトオルちゃんか。

失礼しました。

 

 

前回は茅ヶ岳・金ヶ岳のコースでしたが、

今回は体力未知数の初心者も含まれていたため茅ヶ岳のみの周回コース。

長野からきたお友達とも合流し、10:30とゆっくりめにスタートしました。

 

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まずは女岩前にて休憩。

いただいた川上まんじゅうで糖分補給。

暑いので水分補給はこまめにネ

 

稜線に出て少し歩き、深田久弥終焉の地にてお手を合わせます。

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おろ、前回より華やかになってる!

深田先生も嬉しいことでしょう。

 
 
木々に覆われた道を歩くこと約2時間。

5名、無事に山頂へと到着しました!

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ん~!いいお天気!

ただ、八ヶ岳・南アルプスは雲かぶり。

まぁ前回曇りでなんにも見えなかったし、

この展望なら合格でしょう!

 
山頂付近にはツツジの花がちらほら。

もう間もなくピークを迎えそうです。

おのおの山頂ランチを楽しみ、深田公園目指して下山しました。

 
 
 
そして下山後は…

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とにかく暑かったので冷たいものを求めて道の駅はくしゅうへ。

このかき氷、ふわっふわ・ほろほろでとっても美味しかったです!

白州方面へお越しのかたはぜひご賞味あれ。

あ、もちろん当山荘のかき氷も負けてはいませんよ。

 
 
というわけで、完全にスタッフの休日ブログになりました。

ウケもなけりゃオチもありません。

たまにこうして違う山を登ると自分のトレーニング成果を感じることができるのでいいですね。

夏本番を迎えるとアルプスが主役になりますから、その前に2000m以下の山も堪能してみてはいかがでしょうか!

 
えっ2000m以下のおすすめの山?

あぁ、それなら神奈川にありますよ。

塔ノ岳とか丹沢山とか。

バカ尾根経由だと美味しい冷やしスイーツやってる小屋があるみたいです。
さっきからちょいちょい宣伝はいってる?
こりゃ失礼。

 
 
さーてさて、来週はついに第31回ボッカ駅伝が開催されます!

登山者の皆様、特に日曜に大倉ルートで山行を計画している皆様は、当日レースの開催で多くの選手が登山道を登ります。

山行中の衝突等には十分ご注意下さい。

また、選手が近くを通る際は道を譲っていただけますと競技をスムーズに執り行うことができます。

登山者・選手共に安全に山頂(ゴール)を目指すことができますよう、ご協力のほどお願い申し上げます。

山菜パーティー

四月第三週、今年も花立山荘年中行事の一つ、山菜パーティーを開催しました。

前日、近くの山河に入り、セリ、タラの芽、ヨモギ、ノビルなどを摘み、ウドやコゴミなどは「地場さんず」で調達、20名ほどのお客さまを迎えました。大ざるに並べられたこれら山菜は、セリはお浸しに、多くは天婦羅の食材となってお客様の夜の食卓に提供されます。

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スタッフ近くの畦道で調達したノビルもこうしてグラスに準備するとちょっとした高級感がありますね。

花立山荘は、秋は「猪鍋パーティー」が恒例となっており、季節に応じた食材でお客さまをお迎えしていますので、ご希望の方は、ご連絡ください。

ボッカが済んでから下山したため、パーティーの様子は、掲載できませんでしたがご想像にお任せします。

なお、花立山荘は、5月の連休中、4月29日の土曜日から5月7日の日曜日まで、休まず営業の予定です。

ご宿泊ご希望の方は、ご連絡ください。

薪ストーブ

「蒔き割り 飯炊き 小屋そうじ  みんなでみんなでやったけ・・・」

ご存じ成蹊大学山岳部歌「山の友に寄せて」の歌い出しです。

花立山荘は、再開業から30年余り、高橋オーナーの山小屋へのこだわりもあり、冬は薪ストーブで暖をとっています。現在のストーブはその2代目。

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燃料となる薪は、その殆どが、オーナーの知り合いから譲り受けたものであるため、荷上げしなくてはなりません。今日のボッカの中心は、その薪でした。i1210no3朝から青空に映える雪を纏った富士山を拝む余裕が生まれるのは、やっとのことで小屋に辿りつき荷を下ろした時でした。i1210no2

 

 

 

 

 

 

 

 

「煙い小屋でも黄金の御殿・・・」 雪山賛歌で歌われるようなロマンチックな雰囲気には遠いかもしれませんが、火入れに戸惑うと小屋中が煙で充満することもたびたび。そんな、薪ストーブと豆たんアンカのある小屋で冬の丹沢を味わってみませんか。

さて、今日はブログ出だしの山岳部OB、燕山荘に出向していた松崎君が7ケ月ぶりに、小屋に戻ってきました。少し痩せた感じで、燕山荘での苦労もあった様子。i1210no5i1210no1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬季の間、とくに年末・年始は、花立山荘のスタッフとしての活躍を期待しながら、松ちゃん一人小屋に残し今日もまたボッカだけ済まして小屋を後にしました。

P.S オーナーの PCが復帰しましたので、これまで通りご予約等のお問い合わせは、PCアドレスも可能ですが、ご予約については、確実性を期すため、携帯メールかFAXでお願いいただければ幸いです。

盛夏

立秋を迎えたとはいえ、夏本番。丹沢もその例から外れることはありません。
早朝からギラツク太陽のもとでのボッカにも辛い季節です。

No1小屋入口の温度計もご覧のとおり。さすが、標高1300mでは、30°を超えることは殆どありませんが、暑いことには変わりません。山の天気は変わりやすく、午前中には雲も沸いてせっかくの景色を楽しみにみえた登山者には残念です。

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先週、TBSテレビの取材を受けました。水をテーマにした、山の日の特集とのことですが、どのような形の放映になるか楽しみです。

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さて、8月11日の山の日は、営業します。11日はいったん、小屋を閉めますが、12日から14日は営業することになっています。高橋オーナー、金ブンと小屋の中心は不在ですが、非正規担当者ですがフレッシュ?なスタッフで皆様をお待ちしております。
なお、そのような状況ですので、メールでの宿泊予約は確認できない可能性もありますので、ご宿泊ご希望の方は、FAXでのご連絡をお願いいたします。