スタッフ県外視察(白神)
9月の貴重な三連休も、台風18号は各方面に大きな影響を残して去りました。台風が去った敬老の日、18日は久しぶりに丹沢の稜線も麓からくっきり見ることが出来ました。台風に見舞われた、この週末の様子は、前回のブログからも察ししていただけたと思います。カナブン、メグお疲れさまでした。
さて、久しぶりにもう一人のブログ担当からの報告です。どうも根か固いせいか、若いブログ担当のようなタッチでの文章は苦手なので、今回はできるだけたっぷりのメディアで濁したいと思います。台風に追いかけながらの世界遺産、白神視察山行です。
オーナーの中学校の同窓会に便乗、さらにオーナーの高校時代の花巻在住のK氏の全面的な支援のもと、白神登山が実現できました。新宿発の夜行バスにゆられて、午前6時前、横手駅にて、K氏と合流。白神山行のスタートです。
K氏の車で、2時間半、五能線、無人の駅舎の白神登山口駅着。一日10本しかない、五能線列車の歓迎も受け幸先良いスタートです。
白神登山口の駐車場に車を止め、登山届けを提出して登山開始。
入山して間もなく、さすがにブナでの世界遺産。この場所は登録外の区域でありながらも見事なブナ林の中、ひたすら白神岳を目差します。
ブナ林を抜け、低木と熊笹の稜線に出ると、日本海が。白神岳山頂もすぐそこに。
13時過ぎ。4時間ほどの、のんびり山行も今日の宿、白神岳山頂避難小屋に到着。荷を下ろして、念願の白神山頂へ。
山頂から見る、これが世界遺産の大規模なブナの原生林。今山行では、この区域に入ることはできませんでしたが、その概要を推し量ることには十分でした。
持ち上げたビールでの乾杯他、小屋での様子はカットして、翌朝は。午前3時半起床。定番メニューの餅入りラーメンでの簡単な朝食を済ませ、ヘッデン頼りに、朝焼けに浮かぶ岩木山を眺めながら、十二湖目指しての縦走開始。
一部紅葉が始まった、ブナ林の中、心地よい縦走です。
午前8時。今山行最後のピーク崩山(なれやま)に着。ここからは、下りだけの山行フィナーレ。
午前9時10分。十二湖の一つ、青池着。自然のまま、手入れのされていない青池のブルーの水面にしばらく、見とれてしまいました。
十二湖からはバスで五能線十二湖駅へ。さらに、TAXIで昨日止めた駐車場へ。ここから、オーナーの同窓会会場の花巻温泉へ。
途中、ハタハタ会館で、ちょっと具の少な目のきりたんぽ汁を賞味。
その分、花巻温泉では、具たっぷりの芋汁のサービス。3杯もおかわり。
夕食後K氏の高校時代のお仲間も同窓会に列席とのことでK氏は同窓会に加わろうとするも、適当な座席が見つからず、あえなく自室へ。
最後の落ちも失うことのない、充実した楽しい山行の3日間でした。
さて、今夏のシーズンも残り少なくなってきましたが、10月の第3週末は、花立山荘、恒例の猪鍋パーティーです。すでに、ご常連の方にはご案内させていただいておりますが、初めての方も大歓迎です。PCメールでお申し込みいただけると幸いです。なお、オーナー携帯メールが確実です。連絡先は、「問い合わせ」のぺージに記載してあります。夏山の報告を兼ねて、秋の夜長を満喫しましょう。