10月も最終週になりましたが、今週末も好天に恵まれませんでした。
6時半、歩荷のスタート時は小雨も、花立直下の階段では一時日差しも出て、暖かくなってきましたが、その後は、ガスに覆われ、一時小雨も降るような生憎の週末になってしまいました。
こんな天候の中でも、週末を利用して大倉尾根を訪れる多くの登山者もありました。仕事や仲間との都合上、計画の変更もままならぬ様子のパーティーも多いのではと思います。
そんな、状況の中で山荘には、愛知県から見えたという素敵な女性4人のパーティーが立ち寄ってくれました。最近では、すっかり花立メニューになった「月見うどん」をご注文いただき、好評をいただいた上に、快くブログアップにもご協力していただきました。
せっかく遠方から見えたというのに、花立からの絶景の富士山も見ていただくことも出来ず、残念でしたが、是非次の機会には、花立山荘からの見事な夜景をご覧いただけたらと思います。
16/10/29 [土]
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カテゴリー:山の状況, 山小屋日誌
花立山荘は、4月の第3週に、山菜パーティーを、10月の第3週に恒例の猪鍋パーティーを開催していますが、今年はオーナーの勤務の関係で本日開催となりました。パーティーの様子は、写真が届き次第このブログに掲載する予定です。
今日の大倉尾根は、朝からガスがかかり、視界が開けないあいにくの天候でしたが、天気予報があまり否定的でなかったことで、多くの登山者が見えました。最近は、老若男女を問わず、登山者層も幅広くなってきたように感じます。
小屋の中はといえば、今晩の、猪鍋の準備と予約のお客さまを迎えるために、荷上げの歩荷から朝からスタッフも忙しくしていました。丹沢も朝夕はめっきり冷え込み、今晩は薪ストーブにも火が入る予定です。お客様の輪の中にスタッフも加わっての盛り上がりが想像されます。
さて、ブログ担当1名は、9月の長雨から解放された天気に誘われ、富士山、穂高、八ヶ岳と3週末連続で、ブラリ山行に行っていたので、更新をサボっていました。富士山は、50年ぶりにお鉢周り、穂高は涸沢の紅葉は迎えてくれなかったものの快晴微風の登山日和、八ヶ岳は、赤岳への清里側からの2ルートを登りも下りも他に出会った登山者1名だけという静かな山行を満喫してきました。
慣れた丹沢で、トレーニングを積んで、余裕をもって他の地域の登山を楽しんでいきたいと思います。
そろそろ猪鍋パーティーも始まる頃、その様子は後ほど。
お待たせしました。猪鍋パーティーの様子が届きました。
本日のメイン食材、秦野産の猪です。これが、高橋シェフの手により、鍋料理になって、パーティーの参加者に。
いよいよ、2016年度の猪鍋パーティーの開催です。高橋オーナーより参加の皆様へのお礼の挨拶からスタートです。
本日のスタッフは、高橋オーナ-他、大原爺、金ブン、そしてパーティーの両輪の花となる筈のメグちゃんが都合がつかず、片輪のネコちゃん4名でのおもてなしです。
ご参加いただいた沢山のお客さまには、満足いただけたでしょうか。(すみません、肖像権はお許しを)
パーティーの中で、常連の清水さんが百名山を踏破されたことが紹介され、拍手喝采。ただ、ただ敬服するのみです。(高橋オーナーもすでに踏破していますが、ブログ担当は、すでに諦めの境地です・・・)
清水さんからは、百名山最後に踏破されたご大雪山からのお土産「清酒 大雪」の差し入れです。清水さん、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。
山の話や仕事のこと、それぞれの皆さんの話題が尽きず、通常9時半消灯の山荘の宴は11時過ぎまで続き、来年の再開を約束して皆さんお休みになりました。
翌日は、前日のガスに覆われた大倉尾根から一転、6時前には、大山の稜線からの見事な日の出、富士山もその雄姿を見せてくれ、パーティーを終えたお客様のそれぞれの新たな山行の出発を祝福しているようでした。
今年の猪鍋パーティーも終わり、花立山荘の次の大きなイベントは、年越しと新年になります。その前に、丹沢の紅葉の季節も迎えることになりますが、花立山荘のアットホームの雰囲気を楽しみに是非お出かけいただけることを、スタッフ一同お待ちしております。宿泊ご希望の方は、準備の都合上、ご一報いただけたら幸いです。
16/10/22 [土]
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カテゴリー:スタッフの日常, 山の状況, 山小屋日誌
10月に入り秋も深まってきたというのに、抜けるような青空を見ることができない日が続きます。今週末は、早朝からの雨の中のボッカ。荷は軽かったものの、汗と雨で小屋に辿りついたときはシャツはびしょ濡れ。そんな雨も午前中には止みましたが、大倉尾根を訪れる登山者は少な目でした。
今週末は、自治会の会合と車のリコールの予約もあって、ボッカはさぼろうと思っていたのですが、都合のつかないオーナーから「小屋のバッテリーをみて欲しい」との金曜日の夜の電話でボッカすることに。
小屋に入ったとたん、「ピー、ピー」とインバータの悲鳴。
着替える間もなくバッテリーのチェック。
6個のバッテリーには異状なく、原因はわからないながらも、多少の光でもソーラーは働くのでは思い、屋根に上り、パネルを雑巾で拭いたところ嘘のように充電が始まりました。充電状況が安定してきたことを確認し、金ブン一人を残し小屋を後にしました。
16/10/04 [火]
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カテゴリー:山小屋日誌