山の状況
~前回までのあらすじ~
大倉尾根の様子を花立山荘まで公開。
以上
非常に端的なあらすじで幕を開けました、登山道だよりは第2章です。残りの花立山荘~塔ノ岳の道のりを末筆ながらお伝えしたく存じます。相変わらずアホのアホによるアホくさい文章ですがどうぞお付き合いくださいませ。
さぁ、花立山荘を出発しまっせ!
ここから山頂まではだいたい40~50分。早い方だと30分程度でしょうか。352段もの階段が出ることはもうないですが、それでも数回に分けて階段は続きます。気を引き締めて頂上目指しましょう!
まだ登るのかよおおぉぉ。。
体力をゴリゴリ削ったあとにまだ続く階段。キツイなんて言わなくてももう伝わるよ。心身ともに満身創痍な皆さまのげっそりした顔を想像してちょっと笑いが止まらない性悪はこの私です。笑われたくなかったら登りましょう。
なんて煽ったところでキツイわ!すんましぇん。
花立山荘直後の階段を登りきれば、そこは花立山の山頂。
目線の先には神奈川最高峰・蛭ヶ岳と百名山の丹沢山!スタッフ、ここの景色大好きです。この写真には映していませんが、左手には富士山も眺めることができる絶景ポイントです。景色がきれいだと気分が上がって疲れも和らぎますね。
花立山のあとは楽しい尾根歩き!
この、うねうね~っとした道がワタクシ大好きなんです。なんかダンジョンみたいな。草むらからモンスターが出てきそうな雰囲気。わくわくしませんか。あ、ドラクエのやりすぎね。これは失礼。
ほらほら、お喋りもいいけどちゃんと前見て歩いて。ここは崩落箇所なんだから危ないよ。落ちないように気を付け…
ぶちっっっっっっっっ
ぎゃあぁああぁぁあ!!!!!!!! ((((*θ*; ))))
ケータイのバッテリー…落ちよったわ…
ある意味一番落ちてほしくないモノ。旅先とかでバッテリー落ちたらへこみますよね!ね!!!せっかくの景色が思い出として残せないなんて悲しすぎる。皆さまはくれぐれも充電はしっかりした上で登ってください(戒め)
(というわけでこのあと一旦小屋に戻って1時間ほど充電するはめに。ぐぬぬ)
パァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
\\\復( @ω@ )活///
いいからさっさと登山道もどれ。ハイッ
ちゅーこんで花立山から稜線を歩くこと5分、鍋割山へ続く道との分岐である「金冷し」を右に行くと懲りずに階段であります。あぁ金冷しの写真?わりと大事な分岐なのにバッテリー落ちて時間使ったことで山頂を急いでしまい撮り忘れました。ハハッ
ちなみに金冷しの由来は諸説ある模様です。私が聞いたのはアダルトゥな由来でした。いや…年頃の女子には言えないですよぉ…まさか「キン◯マも冷える寒い場所だから」だなんて…
言っちゃったよこのアホ
さ、金冷しを過ぎてからは階段、平坦な木道、階段が繰り返し続きます。木々の間から秦野の景色が楽しめますし、もう山頂も近いからか不思議と疲れはそこまで感じないかと。
勢いでじゃんじゃん登っていきますか!
母な~る~大地のぉ~~(ソプラノ)
登山道の入り口から目安として一緒に着いてきてくれたこの黄色い看板も、45がラスト。この木道を越えて、少し階段を登ると…
ハイまだ階段!
でも、この注意書きがラストスパート中のラストスパートの目印。この奥の階段を登れば……あぁ、やっと。やっと見えた。
たった290mしかない麓から目指してきた、1491mの頂。広々とした山頂は、標高差1200mもある過酷な道を乗り越えた登山者全員を、広く大きく受け入れてくれます。
塔ノ岳、登頂!
いわゆる低山に分類される塔ノ岳ですが、その広い山頂からは360度の大パノラマを楽しむことができます。富士山、秦野の景色と美しい相模湾、遠く聳えるアルプスまで。
残念ながらこの日あいにく富士山は雲隠れしておりその姿を拝むことはできませんでした。でも、1500m級でこんな景色に恵まれた山ってとても贅沢ですよね。
かわいい山頂石碑も。
見所たくさんの山頂です。
ちなみに、これは翌朝8/19(日)に山頂へ赴いた際の景色。晴れると見事な富士山を確認することができますよ。
デビュー前の方には参考になりましたでしょうか。すでに歩いたことのある方には「久々に行こうかな」と思っていただければ嬉しいです。
いつ登ってもしんどいっちゃしんどいですが、ひたすら上に向かっていくこの尾根がたまらなく好きです。少しでも大倉尾根ファンが増えますように。
初心者も安心して歩けてアクセスもよし!
楽しめること間違いナシです。
塔ノ岳デビュー、してみませんか。
\\\あと花立山荘でかき氷食べてネ///
結局ラストは宣伝で締めくくる。
いつもちゃっかり花立山荘、今週末も元気に営業します!
18/08/22 [水]
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カテゴリー:山の状況
今週末は爽やかに晴れ、夏、というより秋に近い気候でした。湿度も低く快適な登山が楽しめたのではないでしょうか。
大倉尾根は晴れというのに登山者は少なく、やはりこの時期はアルプスに足を運んでいる方が多いようです。
シンプルなタイトルに出だし!もしかして今回のブログは久々に真面目な先生の方かな…?
はい、
残念!アホの方でした!
言い回しがくどいでお馴染みのブログ・アホ担当こと甲斐の国の民です。
先日スタッフのトオルちゃん(これもまたアホ)と「登山道情報もたまには…」と珍しく真面目な審議を行い、今回はタイトルの通り登山道の様子をお届けしたく存じます。
マイナス×マイナス=プラスになるように、
アホ×アホ=真面目ということで。
誰よ「手がつけられない」とか解答したのは(大正解!模範解答!)
というわけで、
8/18(土)晴れ時々くもり 大倉尾根
いってみたいと思います。
ちょっと写真が多目になりますがご容赦ください!
ほいっご案内は入り口から。バス降りたところからやれや~という声が聞こえてきそう。ごめん、単に写真撮り忘れた。
渋沢駅北口の2番乗り場からバスで約15分、終点で下車し車道を歩くこと5分でこちらの入り口に到着です。
しばらくは舗装された道が続きます。
舗装された道といっても周囲はぐるっと木に囲まれているので、「山に来た」気分が味わえますよ~。
コンクリロードをてくてく歩き、少し急な坂を登ると、足場は石の多いでこぼことした道に。
本格的な登山道の始まりです!
石でごつごつした上り坂が少し続きます。丹沢ベースを通り越し、葉っぱの屋根をくぐり抜けると、土いっぱいの歩きやすい登りに。緩やかなカーブを描きつつ歩いていくと…
あったあった、目印のサーティーンウッド
(勝手に呼んでます。正式名称は知りまてん)
この左側の階段をちょろっと登ると、嬉しい第一休憩ポイント・観音茶屋です!
ここの牛乳プリンはフルーツ入ってておいしいですよ~。冬にいただいたおしるこも絶品だったなぁ。
なにより、小屋主の女性の方が「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と毎回お声掛けしてくださるのがウレシイ!これはやる気出ますね。
広々とした休憩スペースにお手洗いもあるので、初めての方はまずはここで一呼吸おくといいかもしれません。
ここで1.6㎞かぁ。先はまだまだ長い。
観音茶屋から登山道をザクザク歩くこと5分程度でしょうか。ここで分岐が出てきます。
どちらへ行っても塔ノ岳に続きます。
距離的には右が短いのでほとんどの方が右を選びますが、ルート的に写真映えしないので今回は左いきます。そんな理由かい。
さっきまでの写真と何ら変わってないがな
うん、あんまり変わりません。ぐへへ。しかも全然写真映えしてない。ぐへへ。
だだ、強いて言うならこちらのルートの方が道がすーっと真っ直ぐ続いています。右ルートはうねうね蛇行を繰り返しつつ登るといった感じですね。
で、分岐のときに「大観望」の3文字がございましたが…それがこちら!
(えぇ~曇っててなんか地味ィ)
ここはかつて営業していた大倉高原山の家の目の前の展望です。夜景がきれいだろうなぁ!
1つ注意事項としては、以前ここには水場があったのですが今はもう使用できません。
よって大倉尾根は全く水場がありませんので、水分は必ず持参&適宜山小屋で購入してくださいね。
また、ここを過ぎると大倉尾根で唯一テントの張れるキャンプ場があります!
桜が植わっているので、春は花見をしながらキャンプなんてオツなこともできますよ。大倉から歩いて3,40分程度なので、テント練習にもいいかもしれません。お手洗いも一応あります。一応。
ささ、キャンプ場を越えて一本道を少し下ると…あ、見えてきた。
先ほど分岐していた道との合流地点です。
ここにもベンチがあり休憩できますが、個人的にはもう少し足を伸ばしていただきたいところ。というのも、木影で見えないのですが…ほんの1~2分歩いたところに、
ででん!見晴小屋~!
左に映ってるのはお手洗いです。ここのお手伝い、下山のときに割と重宝します。名前が「見晴小屋」なだけあって秦野の景色が楽しめますよ。敢えて写真は載せないでおこう。ご自身の目で確かめよ。(何様だ)
…さぁ、プロローグはこのくらいで。
大倉尾根の別名はご存知でしょうか。
ブログでも度々その名称を挙げています。
この尾根の別名は。
君の名は。
(ファンに干されそうだすみません)
☆ 階 段 地 獄 ☆
イヤッフゥゥゥゥゥウウウウ!!!
ひたすら登ってばかりの尾根。それもバカみたいに。下り?くだらない。登りますとにかく。バカみたいに。ゆえに誰もが愛を込めてこう呼びます、「バカ尾根」と。
スタッフが初めてこの尾根を歩いたとき登山歴は数ヵ月とかなり浅く、大倉~見晴小屋までですらヒイヒイ言っていました。
この階段をみた瞬間「帰ろう」と本音が体内をこだましましたのもいい思ひ出…
(BGM:帰りたくなったよ)
なんて、ここで帰ったらとてもじゃないですが塔ノ岳山頂は夢のまた夢。必死こいて登りましょう。ここの階段を登りきると…
地味~に登りな木道が待ってます。そうやすやすと平坦にはなってくれない。なぜならここはバカ尾根だから。木道を渡ったあとも、オンボロの階段やちょっと岩でゴツゴツした登りが続きます。
さ~登りきったぞ!と思ったところに「一本松」と書かれた道標。わりと開けているのですが、休憩はあともうチョット我慢してください。道標を通りすぎて石の段を登っていくと…
ほら、大きいベンチ3つがお出迎え!
見晴小屋から一気に登りましたから、決して無理はせずに。水分をしっかり補給し、なんならエネルギーもチャージしておきましょうか。
お、平坦な道だ~!相川~!
余裕ダズェ~なんて調子こいてると…
はいどーん\(^o^)/
すぐ階段ですぅ(deathに変換しないでっ)
今のベンチ~次の小屋までの距離は短いものの、ここの階段なにげに急なんです。いつか丹沢に精通したお客様がおっしゃっていたのですが、ここの階段が角度的には1番急だとか。慎重に登っていきましょう!
見えた~駒止茶屋だぁ~!
景観に溶け込むグリーンの外観にほっと一安心しますね。このあと花立山荘まではお手洗いがありませんので、利用する方は必ずこちらで!小屋の前にベンチ、小屋を少し通りすぎて階段を上ったところにもベンチがあります。
ここから堀山の家まではラッキーロード!
バカ尾根のオアシス!(水場じゃないけど)
なんと平坦な道が続くのです!!!
きもちよかろう、きもちよかろう。
前を歩くお兄さんがとても絵になる…
いや別に惚れてないしっ
稜線を眺めながらサクサク進みます。
土を踏みしめ、コツコツ音をたてながら木道を歩き、最後だけちょびっと登ると…
なんとも味のある堀山の家に到着!
こちらは食べ物、飲み物の品揃えが豊富です!お酒も売っていますが、飲むのは下山時にしときましょう。食料が少なくて不安…という方はぜひこちらを。花立山荘では持ち運べるお菓子を売っていませんので、堀山の家での購入をオススメします。
そして…ここから当山荘までが厳しい道のりです。バカ尾根が本気を出します。
気合い入れていこうっっっ
距離は明らかに近づいていますが、なにより標高差です。ここから一気にきます。堀山の家~花立山荘の距離は約1.1㎞ですが、標高差は350mとなかなかの急坂です。
見晴茶屋~駒止茶屋ですら約1.2㎞で標高差290mなので…ここまで歩いてきたのならなんとなくでも「キツい」ことが分かりますね。
堀山の家から少し登り、崩落して痩せてしまった尾根をちょびっと歩きます。10mもないですが、すれ違うには狭いので対向者がいた場合は譲り合いましょう。
さ~~そして岩場!岩場がつづく!
足元には十分ご注意を。ここの岩場は幅が広いので、向かいから人が来ても左右に別れれば譲り合い無しでも登れます。ただ、休むにはちょいと危なっかしい場所なので、ゆっくりでも頑張って登りましょう。
で、岩場が過ぎたら階段が待ってる。
容赦ないですバカ尾根。
下手な怪談よりずっと怖い。
オヤジーズに毒され流暢になった駄洒落。
私の行く末も怖い。(もはや残念)
ぼろぼろ階段、まだ新しい等間隔の階段、なんだか歩幅が安定しない階段、すれ違うのがやっとの階段。もう少し登れば見えてくる…!
天神尾根との合流地点!
視界がパッと広がりスペースも広々。ですが、ここで一息着く前に階段を登りきってしまいましょう。そうすると…
2列の木道、両サイドにベンチが。
(ベンチわかりづらい角度でしたサーセン)
荷物を置き、歩いてきた脚を労るもよし。目を閉じて瞑想するのもよし。このあと待ち受けるバカ尾根の最難関にしっかり備えてくださいね。
準備ができたら、さぁ出発!
嵐の前の静けさと言わんばかりの穏やかな木道。これが山頂まで続いていたらどんなに楽か…。休めた足のウォーミングアップにはちょうどいい道のりですね。木道がおわると木の階段が何回かつづき、緩やか~に登っていくと。
*゜.☆バック・トゥー・ザ・岩場☆゜.*
~悪夢の再来~
全米が(((( ´ ^ω^` ))))震える
あい、とりあえず登ろう。ここまで来たらもう登った方がはやい。辛いけど。えぇ辛いですけど。誰もがもはや足の痛みが気持ちよくなるんじゃないでしょうか。で、それがクセになったドM様がまた大倉を訪れるわけです。あ、いやバカにしてないですよこれっぽっちも。盛大にRESPECTを込めてます。
そして岩場の終点を告げるクリームパン岩が見えてきました!正式名は忘れた!クリームパンっぽいでしょ!食い意地の張ってるスタッフなんでね!ハイハイ!
右手にクリームパンを。
そして左手には。
\\\ラスボス出現///
キターーーー(゜θ゜;)ーーーーー!!
花立山荘直前の最大の壁。
352回の段差を、2本足で撃破せよ。
ひいひい。ふうふう。ぜえぜえ…げふ…げふげふゴフッ ぶはっっっっっっピョエー
なんだこの罰ゲームは。踏んだり蹴ったりおまけに殴ったりな尾根じゃないか。どこまで追い詰めたがる。この世には手加減という単語が存在ふるんだぞ…
なんて言っても全く何も通用しません。だってバカなんだもん。てへぺろ。
さぁ、もう一踏ん張り。
残り50段もすれば見えてくるゴールの旗は、夏なら氷、冬ならおしるこ。352段目で待っているのは……そう!
我らが花立山荘がお出迎え!
おつかれさまでしたーーーーーっ
うおぉぉぉ(´;ω;`)ぉぉぉお
なんでしょうかこの安心感は…この小屋のオーナーである守さんの器のでかさが滲み出ている…助かったぁ……
そしておまちかねのご褒美ターイム!
うんめぇ(;ω;`)
うんめぇよおっかあ( ´;ω;)
キンキンに冷えた氷は男手が血に汗流して麓から担ぎ上げた賜物。血は流してないか。冷たさの中に、野郎共の情熱を感じてください。暑苦しい?ゴメン
…というわけで、いかがでしたでしょうか。
大倉尾根の道のりが少しでも伝わればこれ幸い。ブログを更新した価値があったというものです。
ご覧の通り低山と言えど標高差はアルプス級、とにかく登りが続くシビれる登山道です。体調も荷物も準備は万全に、バカ尾根を楽しんでくださいね!
以上、登山道便りでした。
…え…………山頂は?
( ´ ω `)サンチョ?レタスのナカマ?
いや。確かに花立山荘までは分かったけど。
ここから塔ノ岳までの情報は?
( ´ ω`;)ト、トーノダケ?キノコのナカマ?
……はい。すみません。
花立山荘を山頂としているのは当山荘を居酒屋として利用している一部のコアな常連様様ズ(とっても大好きです)のみでしてね。
大方がてっぺんまで行くんじゃいどあほ!
スミマセンスミマセ( ´;ω;`)ンスミマセン
というわけでこの登山道だより。
つづく。
たぶん
18/08/21 [火]
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カテゴリー:山の状況
8/12 6:53 小田急線 運転見合わせ
小田急小田原線は伊勢原駅~鶴巻温泉駅間の踏切で電車と人が接触する人身事故が発生し、現在運転を見合わせております。
へぇ………(゜~゜)
ぇぁぁ゛あ゛?!?!
この悲報が届いたとき、この山梨県民はまだ高尾にすら到着していなかった……
2018.8.12-13
というわけでお盆の花立入りは波乱から幕を開けました、どうもアホの方が今回もブログを更新させていただきます。
高尾~町田に移動している間に小田急線よ復活しておくれ…との期待もむなしく、浮浪者のごとく町田を徘徊するはめに。車買うか。
8:30頃やっとこさ運転が再開し、渋沢駅から乗ったバスは始発列車で来たときのそれより1時間遅い発車でした。とほほ。
しかし、毎年お盆はなかなか天気に恵まれず、丹沢は寂しさが漂っております。
麓で山モリフェス!も開催されていたので人でごった返すかと踏んでいたのですが…人身事故の影響もあったのでしょうか。
バスは全員着席の状態で、登山者を大倉まで運んでくれました。
案の定登山道は静かなものでして。
木々の間をすり抜けて麓からフェスの賑わいが聞こえてくる以外は、葉の擦れる音や鳥のさえずり程度でした。
途中何度か雨に降られましたが特に危険箇所はなく、小屋につくとキングオブコメディこと花立イチのソース顔(とおる君66歳)がちょうどかき氷を削っている所でした。
うん、曇っているといえど花立につく頃はだいたい汗だくですからね。皆さんじゃんじゃんかき氷オーダーしてください!
(テキトーな宣伝もそろそろ慣れてきた)
泊まりのお客様はいないかな?と思ったら、オーナー守さんと同じ職場の方がご家族を引き連れいらっしゃってくださいました!
守さんカメラ目線いただき(いらなゴホゴホ)
ヒャアァァなんとかわゆい姉妹…天使か…!とにやにや見つめていたわけですが、なんとまぁ天使を装ったパワフルガールズでして。
あら~お人形さん遊びを始めた~私にもこんな時期があったらよかったのになぁ(なかったんかい)とほほえましく眺めていたら、
あのぅ…それ格闘技だべ?ウルトラ◯ン人形でやるなら納得する展開だけどロングヘアのリ◯ちゃんだべ?その動きもはや背骨折れてるべ? 天使たちよ…お人形さんの髪の毛がどこぞのライブハウスでヘドバンしたあとの乱れっぷりだべ?あれ?お人形遊びって今こうなの?ジェネレーションギャップなの?トオルちゃんどこ見てるの?あ酔ってるだけねいつものことか。
とりあえずかわいいんだもう!げへ!!
突っ込み入れまくりながら一緒に遊んでいただきました。このハチャメチャっぷり…私と同じニオイがすっぞ……しめしめ
(パパママすんません)
この時期恒例の流星群は拝めませんでしたが、ニコニコ元気いっぱいなシスターズにとっても癒された1日でした。
なかよし姉妹っていいなぁ
とっても素敵なご家族だったので帰り際に1枚いただきました~ありがとうございます!
また遊びにきてね来て下さいネ
そういえば13日にあがってきた日帰りのお客様曰く、お盆といえどカレンダー的には平日なので花立にくるまで大倉尾根の小屋は全て閉まっていたとのこと。
時間帯でただ閉まっていただけという可能性もありますが、大倉尾根経由で山頂を目指す方は念のため花立までの水分は確実にご準備いただいた方がいいかもしれません。
雨が降っても暑いもんは暑いです。(忠告が雑~)
花立山荘は引き続き13~15日までオープンしています。
花立の貴公子・マツザキお兄様がメガネの奥を光らせながら皆様をお待ちしてまっせ!(どんな持ち方だ)
突然の雷雨もございますので、雨具はもちろん装備はしっかり整えた上で夏山を満喫してくださいね。
自然の空気の中で非日常体験を。
夏休みの思い出作りはアクセス良し・危険箇所ほぼなし・かき氷がおいしい!(←強調)な大倉尾根で!
おまちしておりまーす(^o^)
18/08/13 [月]
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カテゴリー:山の状況, 山小屋日誌
ご…ごぶさたしてしまいました…(2回目)
どうも、アホな方のブログ担当こと蕎麦焼酎の妖怪です。
最後のブログ更新から早3ヶ月。
某パーソナルジムに通っていたらもうとっくに結果にコミットしております。
ひいぃ…大変申し訳ございませんんん…
6/30-7/1に小屋手伝いに入った際、このブログをご覧いただいている数少ない読者の方(マニアともいう)から、放置気味をご指摘いただき早2週間。仕事しろっっっ
というわけでお待たせしました。
前回同様の荒業を使用します。(おい)
その名も『ザ・ダイジェストof花立』
…いってみましょうか!
6/2-3 第32回丹沢ボッカ駅伝
誰よ「唯一この小屋に活気が出る週だね!」ていったのは…
あながち間違ってないので触れません。ぐぬぬ。
多くの大会スタッフの皆さまのお陰で、無事大会を終えることができました。
…とと、どれも前夜祭の写真ばかり。
本来なら大会スタッフとしての皆さまのご様子をお伝えできればよかったのですが、あいにくスタッフが選手だったため当日朝イチで大倉まで下山してしまい、皆さまの勇姿を写真に納めることができませんでした。あしからず…
最後の2枚で「ナニコレ縁日?」とか思わないでくださいね。
というわけで、ボッカ駅伝は毎年スタッフの方を大募集しています!
大会スタッフとしてご宿泊の方は通常料金よりお値引きかつバーベキューパーティーの得点つき!
「我こそは」という方、是非来年の6月一週目は花立山荘へお越し下さい。
(無理矢理宣伝に持ってくスタイルは健在である。ぐふふ…)
6/30-7/1 復活のネコちゃん
なんとこの週、久しぶりにネコちゃんが山荘に入ってたんです!
約1年ぶりの再会に、妖怪スタッフもブヒブヒからこの日だけはにゃんにゃんでした。キモッ
日曜朝にはオーナー・守さんも荷揚げで山荘に入り、四人で顔合わせ。
かき氷もよく売れたしネコちゃん効果大!な週末でした。
そうそうかき氷といえば。
今季の期間限定味は「ヨーグルト」と「日向夏」の2味。
ヨーグルトはコクのある甘さ、日向夏はすっきり爽やかな味わいでどちらもとってもオススメですよ!
暑いですからね大倉尾根は。花立山荘に着く頃には生卵が半熟卵になる暑さです。
あ、あくまで暑さを揶揄しているだけですので「半熟卵できないんだけどォ!」の手のクレームはご遠慮願います。
クック◯ッドで半熟卵の作り方を検索してください。
なんて冗談はさておき、7月三連休は各地で35℃越えの猛暑が続きます。
水分は「余るかな?」くらいの少し多めがいいかもしれません。
また、丹沢は低山のため、気温は夜を除き下界とほとんどかわりません。
特に堀山の家を越えて岩場を登り茅場平を過ぎたあとは、木陰が少なく、太陽がフルパワーで日光ビームを放ってきます。
帽子、サングラスなど熱中症対策は念入りに丹沢山行を楽しんでくださいね。
余談ですが、三連休初日の7/14、個人的な南アルプス開きで甲斐駒ヶ岳へいってまいりました。
3000m近い山でも暑さを感じるほど。
丹沢は…いわずもがなですよね。
登山を心から楽しむためにも準備はぬかりなく!
平成最後の夏ですから。
素敵な思い出づくりしていきましょう!
かき氷と満面の笑顔で、スタッフ一同お待ちしております。
18/07/14 [土]
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カテゴリー:山の状況, 山小屋日誌
2018.3.31-4.1
ついに冬将軍が退陣して春本番ですね!
突き刺さるような張りつめた空気は時の経過と共に角がとれ、肌をやんわりと包んでは人々を外へ外へと手招いてくれるようになりました。
どうも、新年度1発目のブログは元アホの方が担当させていただきます。
「元」ってナニ?いや、そのままの意味。
もう歳も歳だし、そろそろわたくしのブログも真面目路線にインターチェンジする所存です。
その証拠にこの出だし見てくださいよ。もう1人のブログ担当を彷彿させるかのような真面目っぷりじゃないですか。
更生した私から小屋の様子をお届けしましょう。ほほほ
(あの…すみませんエイプリルフールでつい…)
さてさて、年末年始ぶりに大倉を歩いた甲府在住スタッフ。
スタッフと名乗ることに異議を唱えられそうなレベルのご無沙汰っぷりでございます。
まず大倉でバスを降りたらどんぐりハウスが無くなっており…「シェーン!カムバーック!」状態でした。
駅前スーパーだと朝9:00開店のため、前日までに食料や飲物の準備ができなかったときにとても重宝していたのですが。
初めて大倉に降り立ったのは2014年12月と大倉歴はまだ浅いですが、大変お世話になりました。
どんぐりハウスさんありがとうございました。
しんみりしつついつもの道に足を向け、いつも通り丹沢ベースあたりで既に汗だく、「観音茶屋で休んじゃおうか…」という心の甘さに塩をふり、2,3メートル先を見つめ歩いていると。
いつもは迷うことなく右に進む展望台分岐。
が、今日からしばらくは左に曲がります。
右に進むより500m追加にはなってしまうのですが、左には4月ならではの景色を楽しむことができるんです。
4月ならではといえばやっぱり…
そう、桜ですよね!
大倉高原山の家すぐ上にあるバカ尾根唯一のテント場、実は桜の名所でもあるんです。
ただ、今週はまだ早かった…!
来週以降が見頃かもしれません。
ちなみにスタッフは下山時に天神尾根を下るため登りでしかこの場所を訪れることができないのですが、早く山頂に行きたい方や傾斜のある山で500m追加は避けたい…という方は是非下山時に歩いてみてください。
随所で春の訪れを感じました
ヒーヒーフーフー歩き、階段を登りきると…
センスのねえPOPがお出迎えだ。
犯人?あぁ…自ら手を挙げてるので…
あえてここでは触れません
甲府スタッフ到着をもって、今週の花立スターティングメンバーが揃いました!じゃじゃん!!!
誰だ「アホしかいない」って言ったの
オーナー守さん・でこさんは谷川岳へと遠征中でしたので、あいにくこの3人組が揃ってしまいました。
となるともう展開は決まっています。
やりたい放題!
やりたい放題!!
やきたい放題!!!
ウェーーーーーーーーーイ!!!!!
オーナーがこのブログを見るのはもはや時間の問題でしょう。だ、大丈夫…キッチン回りはちゃんときれいにしてきたはずだ…!
さ、このズッコケ3人組に出迎えられた今宵のお客様は(運良く)リピーターのお二人。我らのひとクセある愛が通じる方々でして。
みんなで薪ストーブを囲んでお酒を楽しみました!まだ夜はストーブやってます。
相変わらずたらふく飲んでました。でへ。
…そろそろ真面目な所を証明しないと小屋主にしょっぴかれそうなので。
かなぶん兄貴は「ご飯ご飯!」うるさいブロンズコンビにお得意のチャーハンを振る舞ってくれました。いつ食べてもおいしい!ありがとう!
カメラ目線とおるちゃん
いつもブログのネタありがとう…
かき氷も愛を込めて削ったよ!ね!
購入いただいた美男美女にお声掛けしたところ、快くモデルを引き受けてくださいました。ありがとうございます~!
(やべっサボってるとこだ)
とまぁこんな感じで今週を無事?終えました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
さてさて少し先ですが、4月21.22日は恒例の山菜パーティーです!
心とお腹を山の恵みで満たしませんか?
お部屋はまだまだたくさん空きがございます!(悲しい)
スタッフ総出で皆様をお出迎えします。
ご予約おまちしておりまーす!
18/04/01 [日]
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カテゴリー:季節の風景, 山の状況, 山小屋日誌
各地から、桜の開花が届いています。
3月もあと1週間を残すのみになりました。そんな、春の到来とは裏腹に、お彼岸あけの丹沢は、ご覧のような積雪。
水分をたっぷり含んだ春の雪、溶けるのも早い。これからしばらくは、泥道対策が不可欠です。
いつもの土曜日と同じ天神尾根からの歩荷は、稜線の雪と芽吹きの準備を始めたブナを眺めながら、そして、大倉尾根との合流手前では、所によっては膝上までに達する雪との格闘と、変化のある一日でした。
花立山荘付近は、時折青空が顔を出すものの、気温の上昇のせいか、ガスに覆われた時間多く、天候の回復を期待してみえた登山者の期待を裏切ることとなっていました。
その分、翌朝は、麓からも一日中稜線が映えて、多くの登山者が、雪を纏った丹沢を満喫できたと思います。
ところで、いつものように歩荷のあとのトイレ清掃。気温の上昇とともに、バルブの凍結も解消され、不自由をおかけしていた水洗機能が復帰しました。これで、トイレ清掃も随分楽になります。それでも、水の不自由な山のトイレ、皆さんがいつでも気持ちよく使用できるよう、ご協力お願いします。
18/03/25 [日]
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カテゴリー:季節の風景, 山の状況, 山小屋日誌
3月第2週の週末。丹沢の麓もすっかり春めいて、戸川公園の色彩の美しさに思わず足を止めてしまいます。
歩荷の起点としている本谷から戸沢に合流する渓流の水もぬるんでいる様子、春の訪れを感じます。
この週末、天気予報に反して、山は朝から、霙まじりの小雨。大倉尾根を登ってこられる登山者も口々に生憎の空模様が、恨めしそうでした。その代わりに、天神尾根の水墨画的な杉林の景色は、重い荷にあえぐ歩みに、少なからずの安らぎを与えてくれます。
山荘付近も、朝方の雪にちょっとした雪景色、氷の旗は寂しげでした。
さて、前回の、赤岳からのブログは如何でしたか。花立山荘は、余裕を見て、スタッフの登山スキルの向上のため夏の縦走から冬山まで訓練を兼ねた山行を実施しています。今回の山行では、冬山初めてのスタッフもいましたが、オーナの厳しい指導のもと無事、厳冬期のテント泊も赤岳登頂もできました。安全のため、時には大声が飛ぶこともありますが、登山は無事に帰るのが原則です。
無理をせず、装備、安全体制を整えてこれから始まる残雪期、夏山、秋山、そしてまた冬山と、四季それぞれの姿で迎えてくれる山を楽しみましょう。
個人的には、先週末の、三浦マラソン、昨日は、大山登山マラソンで今冬のマラソンシーズンも終了。なかなか、思うようにタイムも出ませんが、登山のトレーニングとしてのマラソンも欠かせません。
18/03/12 [月]
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カテゴリー:スタッフの日常, 季節の風景, 山の状況
2月も最終週の週末、初旬に積もった雪も、登山道では殆ど融け、天神尾根他、陽のあたらないところを残すのみになりました。
この週末、春を兆しを求め、大倉尾根は多くの登山者の姿がありました。
朝方、全身に雪を纏った富士山も、ほどなくして、すっかりと春霞の中に消え、花立山荘からの雄大な姿を見ることができず、残念な思いをされた方も多かったようです。
その富士山、金曜日の日没では、塔が岳からは、見事なダイヤモンド富士が拝めたとか。花立山荘が通常、土日だけの営業ですが、山荘からの富士山の雄姿をお見せできなかったことが悔やまれます。
雪解けの登山道は、木道が設置されていないところはご覧のような、泥濘。スパッツは必携です。
そういえば、最近「スパッツ」という表現をしたら、「それなんですか」と聞かれたことがあります。最近は「ゲーター」と呼ぶとか。登山用具の名称も「ザイル」から「ロープ」へ「シュリンゲ」から「スリング」へと、いろいろ変わってきて戸惑うことは、自分だけでしょうか。
「重いザイルをかついだあいつ・・・」が「重いロープを・・・」では・・・。
冬から春へ、この時期、天候の急変も想定して、装備は万全にしてお出かけください。
18/02/25 [日]
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2018年も、2月連休を迎えました。
「そめぞめ」から、3週間。多忙な若きブロガーに代わって「つなぎ」担当の出番です。八ヶ岳からの、気合の入った報告はもう少しお待ちください。
2月の貴重な連休も、初日の天気予報が芳しくなく、富士山にも笠雲。観天望気でも、崩れることが伺いしれます。
今週末の大倉尾根は、先々週の積雪が、朝方は所々凍結していて、花立の前後から、アイゼンを装着している方も多いですが、その代償も気になります。
歩荷ルートの天神尾根の上部は、今週になってもご覧の通り。ちょっとした雪山のトレースを味わえます。
立春をすぎ、春遠からじとなりましたが、丹沢が春を迎えるには、もうちょっと時間がかかりそうです。
さて、この時期、花立山荘は通常通り、週末営業をしていますが、勤務の都合や天候の状況により、ウィークデーのご宿泊をご希望の方は、ご連絡ください。可能な限りの対応をしたいと思います。
18/02/10 [土]
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今年も、あと2週間を残すのみ。町では、X’マス、年末と、何かと騒がしくなっています。
今週末の丹沢は、天気予報の影響か、心なしか大倉尾根の登山者は少なく感じました。
朝8時半、山荘からみる富士山にも、端正ではないものの笠雲が。10時過ぎには、それも2段にバージョンアップ、午後は、崩れるのかなと感じさせる景色でした。
一時の晴天と眺望のもと、天候の崩れないうちにと、多くの方は、先を急がれていた様子でしたが、結果、心配された天気も崩れることなく、翌日曜日は、冬晴れの晴天、初冬の丹沢を満喫できたのではないでしょうか.
さて、花立山荘は、23、24日は通常営業。年末・年始は期間を延長して、土日以外も営業します。ご宿泊ご希望の方は、食材の荷上げの関係もありますので、早めにお問い合わせ戴けたら幸いです。
17/12/18 [月]
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