春の雪
各地から、桜の開花が届いています。
3月もあと1週間を残すのみになりました。そんな、春の到来とは裏腹に、お彼岸あけの丹沢は、ご覧のような積雪。
水分をたっぷり含んだ春の雪、溶けるのも早い。これからしばらくは、泥道対策が不可欠です。
いつもの土曜日と同じ天神尾根からの歩荷は、稜線の雪と芽吹きの準備を始めたブナを眺めながら、そして、大倉尾根との合流手前では、所によっては膝上までに達する雪との格闘と、変化のある一日でした。
花立山荘付近は、時折青空が顔を出すものの、気温の上昇のせいか、ガスに覆われた時間多く、天候の回復を期待してみえた登山者の期待を裏切ることとなっていました。
その分、翌朝は、麓からも一日中稜線が映えて、多くの登山者が、雪を纏った丹沢を満喫できたと思います。
ところで、いつものように歩荷のあとのトイレ清掃。気温の上昇とともに、バルブの凍結も解消され、不自由をおかけしていた水洗機能が復帰しました。これで、トイレ清掃も随分楽になります。それでも、水の不自由な山のトイレ、皆さんがいつでも気持ちよく使用できるよう、ご協力お願いします。