三寒四温
2月も最終週の週末、初旬に積もった雪も、登山道では殆ど融け、天神尾根他、陽のあたらないところを残すのみになりました。
この週末、春を兆しを求め、大倉尾根は多くの登山者の姿がありました。
朝方、全身に雪を纏った富士山も、ほどなくして、すっかりと春霞の中に消え、花立山荘からの雄大な姿を見ることができず、残念な思いをされた方も多かったようです。
その富士山、金曜日の日没では、塔が岳からは、見事なダイヤモンド富士が拝めたとか。花立山荘が通常、土日だけの営業ですが、山荘からの富士山の雄姿をお見せできなかったことが悔やまれます。
雪解けの登山道は、木道が設置されていないところはご覧のような、泥濘。スパッツは必携です。
そういえば、最近「スパッツ」という表現をしたら、「それなんですか」と聞かれたことがあります。最近は「ゲーター」と呼ぶとか。登山用具の名称も「ザイル」から「ロープ」へ「シュリンゲ」から「スリング」へと、いろいろ変わってきて戸惑うことは、自分だけでしょうか。
「重いザイルをかついだあいつ・・・」が「重いロープを・・・」では・・・。
冬から春へ、この時期、天候の急変も想定して、装備は万全にしてお出かけください。