肉を担いで〜瑞牆山行その1〜
2018.4.7-8
各地で桜祭りが開催されたようですが、関東は突然の雨風に見舞われ、葉桜祭りだったところが多かったのではないでしょうか。
この時期の天気の変動はまさに女心の如し。
晴れたかと思えば曇り、急に冷めたかと思えば暖かくなり…
うん。なんか余計なことを書いて世の女性にお叱りを受けそうなのでこのくらいに留めておこう。
いやぁ、暖かくなるとついつい心も浮わついてしまい…先週やっと小屋に入ったか!と思えば、早速すっぽかして別の山へ行ってまいりました。
じゃん!
いや…だれやねん…
いったんCM挟みまーす
山梨県民を探せゲームぅ
(あれ、予想外の飽きの早さだ…)
と、というわけで今回はコチラっ
まいどお馴染みカナブンズ!
おしどり夫婦+独身貴族(白目)が、瑞牆山行をお届けします。
AM10:00 甲府駅南口
今回は遅刻してないですよっ(当たり前じゃ)
信玄公祭りが催されていたこともあり、普段より人は多め。
見つけられるだろうか…と心配でしたが、5秒後にその不安は渋沢までふっとんでいました。
\明らかに荷物量がおかしい2人組発見/
あ~こりゃまちがいない。
近づいている最中に、嫁にしたいランキング1位の美枝さんがスタッフの存在に気づいてくれました。
続けてかなぶん(好きな四字熟語:妻山酒妻)もスタッフを捉え、無事合流です。
そして今回は脇役に若干変人・めぐ母が。
四駆でもなんでもない軽自動車をぶいぶい走らせる頭文字Kが、運転手を務めてくれました。スペシャルサンクス!
AM11:30 瑞牆山荘
ささ、車での道中はすっとばし早速山の様子をお伝え。
準備を整えてアタック開始です!
初日の行程は瑞牆山荘から富士見平を目指し、そこでテントを張るというまったりコース。
富士見平までもコースタイムで50分と手軽に歩ける道のりです。
さすが縦走慣れした夫婦。
サクサク歩くね~
春山というには少し寂しげな風景の中をもくもくと進んでいき、階段を登りきると…
ずおおおぉぉおおん
突然姿を現した岩峰。その勇ましい姿に、おもわず興奮してしまいました。
よし、早速撮影ターイム!
…ん。
(花立マスコット、シャツが挟まった模様)
てへっ
あい、1枚いただき~
(かわいいじゃねーか)
さぁ、ここまでくれは富士見平は目前!
左手にド迫力の山頂を見据えながら、水場を越えて宿泊地へ到着です。
駐車場も登山道も、なんか人少ないなぁ~と思ったら…案の定テントも花立組のみでした。
この通り広々としたもので。
さすがに13時前から宴会おっぱじめたら日付が変わらないうちに目が覚めてしまう…
ということで、小屋番の方にオススメされた「鷹見岩」を目指すことに。
サブザックに荷物を移し、金峰山へ続く尾根を歩き出します。
軽い足取りで歩く2人。
少しでもヨソ見していると…
すーぐ米粒サイズに。
歩ける夫婦っていいわねぇ~ステキ~
なんておばさん目線を存分に発揮してましたよ30歳にもなってねーのに。行く末が心配だ。
枯れ葉が多く寂しげだった麓に対し、所々に初夏を感じさせる優しいグリーンが目を癒してくれます。
夏に思いを馳せながら緩やかに登っていくと…あ、分岐が見えてきましたよ。
気持ちはまっすぐ進みたいところですが、木々の生い茂る日の陰った道へ。
分岐を歩いてすぐだというのに、日が当たらないせいか冬の名残が身を寄せ合い固まっていました。
うぅ。気を抜くと滑る滑る。
油断して三人ともアイゼンを持ってこなかったものですから、慎重にてっぺんを目指します。
どえーっ完全に雪残っとるやん!
…にも関わらず兄貴カナブンはレディーズそっちのけでひょいひょい登っていきました。鉄人め。
登りでここまで神経使うのは穂高以来じゃないか…なんて考えていると、頭上からブンブンズの歓声が降ってくるじゃあないですか。
雑念を振り払い、途中すっころぶもなんのこれしき、雪で固くなった登山道を登りきると…
うお、すげー!いい景色!!
(語彙力:小学校低学年レベル)
富士山、南アルプス、八ヶ岳の姿を確認。
さぁーここでも記念撮影といきましょう!
エクスプロージョン!
(英単語:中学校1年レベル)
予定していなかった行程と、予想外の風景。
行き当たりばったりにしては十分すぎる景色を堪能しました。
ささ、テントに戻りましょう。
PM04:00 富士見平
カンパーイ!
シャウエッセンをお通しに瑞牆ビールで喉を潤します。
瑞牆ビールはくせがなくスッキリしていて、ビールがちょっと苦手なスタッフでもゴクゴク飲めました!
全額レスキュー費用にあててるんだって!
どっかの山荘も見習った方が…ゴフゴフ
今宵のディナーは、かなぶんが美味しいお肉を振る舞ってくれました。
見よ…肉との会話を楽しんでいるぞ…
絶妙な塩加減に全米が唸った
体を動かした後のお肉、しみわたる~。
青空の元で美味しいお肉を頬張り、まさに贅沢なディナーでした。
〆のサーロインがこの上なく最高!
ごちそうさまでした。
お肉を平らげた後はテントの中でお酒とおつまみ。
くだらない話やこれまでの山行、スタッフの今後などジャンル様々な話題にたくさん笑って満足した一行は、最後にしりとりをしながら眠りにつきました。