スタッフの日常

台風禍

台風22号の接近に見舞われた10月の最終の週末、28日の土曜日は、大倉尾根を訪れる登山者は、悪天候のわりには比較的見られたものの、29日は、午前中3パーティーあったのみの寂しい週末でした。

No2今週は、オーナー、No2、3の小屋番も不在で、とうとう1年数か月ぶりの小屋番をすることになりました。それも、3名の予約のお客様があるというので、定番の夕食メニューに加え、自家製の野菜を荷上げして、19時までお待ちしていましたが、結局・・・

3年前の1月のあの大雪の日、花立山荘は、何があっても土日は小屋は開けるという高橋オーナーの熱意に押され、「新人哀歌」ではないけれど、泣く泣く大倉から5時間かけてのラッセル。

いつものようにボッカの後は下山という気力もなく、そのままオーナーと二人、雪見酒かと思っていたところ、7時間かけて登って来られたお客様があって感激したことを思い出しながら・・・

さすが10月末の雨中の小屋番一人となると、寒さにも耐えられず、七輪の豆タンで暖をとりながら、考えようには、静かな山小屋の夜を楽しめる幸せなひと時を過ごすことも出来ました。

No1

No4大雨の影響で、外の水桶も新しい水が溜まる一方で、ソーラー発電は、警告ブザーが鳴り続け、一刻も早い、風力発電との併用が待たれます。

No3

No5

さて、今年最後の三連休、11月第1週は、天候はどうでしょうか。今週末もオーナーは不在ですが、金ブンが、皆様をお待ちしております。

今年の夏山を、締めくくれ。

2017.10.9

 

三連休最終日。いいお天気でしたね。

気づけば10月で、まもなく高山のシーズンは終了です。

オーナー・守さんから「3000m付近の山は今週末までにしておいた方がいいよ」とアドバイスされたスタッフ、この好天を逃すわけにはいきません。

今年、もうひとつ登っておきたい山がありました。

 

 

早朝3時に起き、着替えを済ませ車で芦安へ。

芦安の市営駐車場から始発バスに乗っては広河原で乗り換え、2週間ぶりの北沢峠に着いたのは6:50頃。

今回の目的は2つ。まずは…

 

 

#南アルプスいってきた

 

 

某ミネラルウォーターのCMでお馴染みですね。

そう。

 

 

宇多田ヒ◯ルの大ファンなスタッフ、聖地巡礼のために甲斐駒ヶ岳へ赴きました。

 

 

 

 

 

 

 

あれっ今誰か引いた?

 

ま、いいや。

3週連続で南アルプス山行をお送りします。

最近浮気しすぎだろ、そろそろ大倉尾根で痛い目みやがれ!とヤジが飛んできそうですね。

申し訳ない。来週その洗礼を受ける所存です。

 

 

さーてさて、舞台は戻って南アルプスへ。

ここに来るのも慣れてきました。

DSC_1696

臨時バスが出たおかげで早めに到着!

 

ちゃちゃっと支度を済ませ、7時前に出発です。

まずはじめに目指すは仙水峠。

とはいえ、北沢峠から甲斐駒へのアタックが実は初めてなスタッフ。

地図を見る限り緩やかな道が続く様子ですが、油断はせずにルートを見据えます。

右手にテント村を眺めながら澄みきった南アルプスの空気をめいっぱいに吸い込みました。

DSC_1698

あのテントほしいな~と勝手に物色。

 

長衛小屋を過ぎ、小川沿いをザクザクと歩いていると…なんと早速!

DSC_1700

この橋は!ヒッキーが渡ってたやつ!

 

前後に歩いている方々がいたので口には出せませんでしたが、CM同様に心の中で「うおおぉぉ」と叫んでみました。アホか。

 

美しい森の中を抜け、足場がちょっとゴツゴツしてきた…?と思ったら!

DSC_1708

「#うわまじか」の場所だこれ!すげー!

ただ例のCMで彼女はこの斜面を歩いていましたが、実際正規のルートではありませんでした。いろんな意味でうわまじか。

 

足場の悪い道をただ黙々と歩いていると、意外にあっさりと仙水峠へ到着。

ここまでは登山というよりハイキングでした。

DSC_1710

時計掲げてんのはいいけど何時だよ…

 

さぁ、ここから本格的な登りのスタートです。

次なる目的地は六合目にあたる駒津峰。

登ることに集中し、CMの件はこの辺りでスポーンと忘れます。あの興奮はいずこへ。

実際仙水峠までである程度のロケ地は制覇したような気がしました。たぶん

 

DSC_1714

 

おっと…これまでのハイキングとは打ってかわって攻めてくるじゃないの…

一気に傾斜が増し、徐々に足取りが重くなります。

なんのこれしき。あウソ辛い。いきなり来るねぇ…

同じ南アルプスでも女王を謳う仙丈ヶ岳とは違った、鋭さを感じさせる突然の急登。

木々の間から見え隠れする山頂や摩利支天と紅葉のコントラストに癒されながら、まだかまだかと六合目を目指します。

_20171009_215151

もうすっかり秋ですね。

 

背中には先週歩いた地蔵のオベリスクがくっきり確認できました。

雲一つ無い青空にぐいぐい引っ張ってもらい歩いていくと…

DSC_1738

スタートから約1:40、駒津峰に到着!

 

ここからの景色が絶景のなんの。

遠くそびえる富士も確認することができました。

これから立たんとす「山の団十郎」の山頂をその目に焼き付け、気合いを入れ直します。

DSC_1739

うわーほんとイケメン!行くぞー!!

 

…と意気込んだのはいいのですが。

いかんせんここからは渋滞の嵐。

岩場で道幅が狭く避けるのも場所によっては難しいため、なかなか思うように前へ進めません。

巻き道より直登ルートならスムーズに行けるだろう!と踏んだスタッフ、勢いよく傾斜を増す岩場に手をかけますが…

なんとまぁ…ここも渋滞。あれっっっ

 

まぁいっか…時間に余裕はあるし…あー岩場楽しい~!うげっそこで止まるか~!それよりお腹すいたな、はやくチーズおかき食べたい。

 

だとかうんぬん、雑念を振り払うこともせずにもじょもじょと白い砂利道を歩いていると。

 

ひょっこり。

 

あ、あれ…あれ?

 

DSC_1742

どーん

なんだよ「まもなく山頂~」とかもなしにいきなりかよ!いやたしかに直登ってそういう意味なんだろうけどさ!

あまりにも唐突に山頂に立ったものですから、若干拍子抜け。

でも、1年前のガスガスからは想像できなかった絶景が広がっていました!

DSC_1752

うはーめっちゃ気持ちいい!

ここ3週間、週末いつもアタリだ!

 

富士山、北岳、鳳凰、仙丈、八ヶ岳、金峰、瑞牆…挙げたらキリがないほど、数多くの山の姿を確認することができました。

さーて腹ごしらえすっぺ!

DSC_1750

青空ランチ最高~~~!

空気が美味しいとご飯も3割増しです。

チーズおかきもむさぼりました。

 

 

ふぅ。エネルギー補給十分。

そしてここからが今回甲斐駒を選んだ第2の目的にしてメインイベント。

 

 

脚力とルートファインディング能力の確認、また、守さん・榎本先生に頼りっぱなしの登山からそろそろ卒業すべく、かつて二人にお願いをして歩いた黒戸尾根を自力で下ることでした。

 

 

DSC_1757

名残惜しくも山頂に別れを告げ、昨年歩いた長い尾根へと足を踏み入れます。

一気に人影が少なくなり、先程までの山頂の賑わいは嘘のように風の音に吸い込まれていきました。

下りはとにかく注意力。

鎖場・ハシゴが連続する黒戸尾根。

でも穂高を歩いたんだ。鑓温泉までの鎖場だって歩いた、半泣きだったけど。ましてやここは一度歩いてる。大丈夫。

これまでの山行と自分の脚を頼りに、慎重にルートをさばいていきました。

DSC_1762

下みえねーやん。焦らずゆっくり。

 

_20171009_231339

通りすがりのおじちゃんが「甲斐駒アスレチック」とか言うから途中からなんか楽しくなってきた。モノは考えようですね。

 

_20171009_231847

個人的に好きなのがコレ。

記憶のなかで五号目あたりが登り返すんだよな…と思っていたらやっぱりその通り。

はじめにかるーく登って五合目小屋跡にでると待ってるのがこの案内。

い、いや…確かに下山道なんだけどさ…

ここ下山の中でも一番登り返すところなんだよね…うん、かわいいから許す…

 

登りきると、ダメ出しと言わんばかりの長い樹林帯。

特に風景も代わり映えなく、木の根に気を付けながら進んでいくと…

 

遠くから、ゴールを知らせる水の音。

視界に入るは見覚えのあるつり橋。

あぁ。下りてきた。やっと。

DSC_1782

北沢峠スタートから約6時間、

無事今回のルートを完歩しました!

ラスト長かった…

 

いい形で今シーズンのアルプスを締めることができました。

最後に竹宇駒ヶ岳神社でお参り。願いはもちろん「安全登山」。

来シーズンもよろしくおねがいします。

 

 

さ、これでしばらく3000m近辺の山はお休み。

当面はトレーニングはじめ低山が心地よくなる季節ですね。

これはもう大倉尾根を登るしかない。

そういえば来週、大倉尾根のとある小屋でパーティーが開催されるとか?

あぁ~花立山荘の恒例・猪鍋ですか!

予約?まだまだ受付中ですよっっっ

 

秋の味覚に舌鼓、お腹いっぱい腹太鼓!

酔いが回ればタヌキも美女に?!

ストーブ囲んで山の夜を楽しみましょう!

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

おまけ

DSC_1784

登山口から白州道の駅までをぽつぽつと歩いていると、下山時に抜いたおっちゃん2人組が車で追い越し際に「おねーちゃんさっき下りてたよね?!乗んなよ!」と後続車が4,5台いるにも関わらず声をかけてくださいました。

あいにく道の駅に迎えが来ていたので断ってしまいましたが、山での何気ないコミュニケーションからはじまるささやかなお心遣いに感動しました。

「大丈夫!それより後ろつまってんべ!」とろくにお礼もいえずあしらうように返してしまったことがとにかく悔やまれます。

この場を借りて御礼申し上げます。

おっちゃんズありがとう!

 

あっちっち火打っち

2017.10.7-8

 

ほいっ、ちょびっと遡って三連休は初日と2日目!

初日はまさかの雨予報に家でだらだらする予定だったブログ担当スタッフ、雨の降る気配はなく思いの外お天気ももちそうだったので、またも高尾~陣馬を歩いてきました。ひとりで。

ほんと友達いねーな。

 

DSC_1687

しかも横向きかーい。

お馬さんも寂しそうだね。仲間。

 

高尾山口駅を13時スタートと遅めだったので、最終目的地・藤野駅から電車に乗ったのは18時ごろ。

甲府へ向かう各駅停車の中でおもむろにFacebookを開くと、かなぶんからメッセージありの表示…そこには。

 

 

received_1943753452551667

!?!?!((((゜Д゜)))!!!!!

 

 

な…なん……だこれは……!

画面に写し出された、なんとも嬉しそうな我らが兄貴・かなぶんの写真の数々。

高尾縦走で「まぁ今日はこんなもんっしょ~」と満足していたスタッフ、えぇ、そりゃもう羨ましくてしょうがない。

火打!ガスってるといえど素敵!!未踏の地!!!

 

 

…というわけで。

今回のブログは

 

かなぶんの めぐによる かなぶんのための日記

 

これでいってみましょう。

ちなみに送られてきたのは写真のみ。

ブロック担当スタッフのイマジネーションが最大限に問われます。

ゆえに今回は若干のフィクション・誇張表現が多大に含まれる可能性がございます。

真意が気になる方は当山荘にご宿泊のうえ、かなぶん本人に直接お問い合わせください。

 

 

さーいってみましょうかっっっ

 

received_1944284509165228

オハヨウゴザイマス。

いいテント場を確保できておそらく兄貴もご満悦だったことでしょう。昨日の夕飯は棒ラーメンとみた。

そういえばテントの第一印象って「住所不定無職」だったな。どうでもいいわ。

 

received_1944284512498561

あ、富士山じゃ~ん

いつからそんなイモっぽくなったの~

 

received_1944284502498562

見事な紅葉!いい感じに染まってますね。

そして見事なまでに紅葉に扮した方まで。

5秒で見つけてみよう。

 

received_1944105715849774

2日目・妙高トップいただき!

どうやらお天気にも恵まれたもよう。

百名山を着々とこなしている兄貴です。

来ているTシャツは五竜なのがミソ。

 

received_1944125652514447

続いての入場は妙高山高校。

先頭を歩くプラカードボーイは金井さんです。

甲子園球場の土を踏むのが夢だった金井さん。

チームの特攻隊長としても活躍中です。

この秋も球場(山荘)を大いに沸かすでしょう。

 

 

received_1944125649181114

おつかれちゃんでした!

 

 

 

はい、かなりいい加減なまとめでした。

これをこの情報社会に公開してよいのだろうか。うん、まぁよい。

そんなわけで、かなぶん、2日間にわたり仲良しな常連さんとテント泊を楽しまれたようでなにより!

お客さんと一緒に山に行けるってとっても幸せなことですね。

 

適当すぎて真意が一番気になってるのはこのブログを書いてる山梨県民でした。

 

晴天の祝福~鳳凰三山その2~

 

AM3:45 冷えきったテント内

おぉ~っなかなか冷える朝。

太陽が昇っていないのもありますが、やはり標高2500m付近ともなるとこの時期は下界の冬の朝に同じ。

テントは結露で濡れ、吐息は白く寒さを強調させます。

バーナーで暖をとり、朝食を済ませ5:30に鳳凰小屋を後にしました。

_20171002_221838

 

AM6:20 地蔵・観音の分岐  岩稜

 

ルートは違えど初日に全員地蔵岳のトップを踏んでいたこともあり、鳳凰小屋から目指したのは地蔵ではなく観音岳。

小屋から延びる急坂を抜け岩稜に出ると、目の前に広がるは南アルプス・八ヶ岳・甲州アルプスの山々。

朝の新鮮な光を浴び、昨日見たそれとは違った美しさを放っていました。

_20171002_222350

しっかりと目に焼き付け観音を目指します。

 

前日のドンドコ登りに比べれば、この日の登りはお手のもの。

疲れているはずなのに、アルプスの景色が前へ前へと背を押してくれます。

_20171002_222736

力強い足取りで今回の最高地点へ。

さぁ、あと少し。

 

 

AM6:50 観音岳 山頂

DSC_1643

標高2840m、いただきました!

 

暖かい日の光とほどよい風。

あまりにも気持ちのいい山頂に、思わずはしゃいでしまいました。

DSC_1640

シコふむおやじと

DSC_1634

考えるでこさん

DSC_1638

そして寝そべるアホ。

 

三者三様、思うがままにキメた後は…

DSC_1641

北岳・仙丈ヶ岳をバックに記念撮影!

家族写真かよ。

というか実際家族に間違われました。

(写真を撮ってくれたノリノリなコーラのお姉さんがとても素敵でした!結婚したい!)

 

これまで守さんのバースデー山行といえばだいたい雨が付き物だったのですが、今回は2日間とも上出来100点満点の青空。

有り難いことに最後までカッパの出番はなく、富士山にも祝福され、心に残る山行となったのではないでしょうか。

IMG_20171002_210652_521

とっても素敵な稜線でした。またね。

 

AM10:30 青木鉱泉 完歩!

 

 

 

 

 

…と。

ここで、観音山頂で写真を撮ってくれた素敵なお姉さんと合流。すかさず守さんにナンパをそそのかし、かるーくご挨拶させていただきました。

全く同じルートをお一人で歩かれた模様。

おそらく年齢もそう遠くない。素敵…!

小心者ゆえ「山友になってください」とは言えませんでしたが、今度は丹沢で再会できることを楽しみにしています!

オカ(ダ)・コーラさん、素敵なお写真ありがとうございました。

 

 

ハイ、いかがでしたでしょうか!

最後駆け足でまとめた?いやぁ、写真が多過ぎてスタッフのカレールーみたいな脳みそじゃ処理しきれませんでした。許せ。

 

我らが大好き・守さんは18歳と528ヶ月。

うん、まだまだ若いね!たぶん!

これからも一緒に色々な山に行っては、

その景色を目に心に刻んでいきたいです。

元気でいてくださいね。

今回もありがとうございました!

 

\\\HAPPY BIRTHDAY///

1506955757664

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

帰りの車中ではっと気づく。

あ、いや。意識したわけじゃないけど。

たまたまなんだけど。

_20171001_110506

随所にフェニックスなブログ担当でした。

…鳳凰なだけに。

進め、ドンドコ。~鳳凰三山その1~

2017.9.30-10/1

 

10月突入!オクトパスカル!

失礼、オクトーバーですね。

 

…なんだこの出だしの滑りっぷり。どこぞのオーハラだ。仕切り直しましょう。

 

 

 

 

さて、お天気に恵まれた週末でしたね!

9月最終週といえば…恒例行事「守さんバースデー山行」。

9月29日生まれの我らがオーナー・守さん。

肉の日に生まれたというのにたんぱく質制限で肉が食べられない、肉に怯える日々を送るザンネンなおやじ…げふんげふんっ

みんなに愛されてやまないエロおやじ。

そんな彼を祝福すべく、今回も丹沢を離れ県外視察です。

舞台はコチラ!

DSC_1602

守さんにとって甲斐国体以来の鳳凰三山。

32年ぶりだそうです。

あ、年齢バレるからやめろ?なにを今更。

鳳凰三山テント泊山行はじまりまーす。

 

 

 

9/30 AM4:55 甲府市内 某コンビニ7-11

コンビニ前にたたずむ完全に場違いな荷物を持ったアラサースタッフ。明らかに不審者だ。

店内の雑誌を整理しているおっちゃん店員と何度も目が合ってはそらし、を繰り返していると、見覚えのある湘南ナンバーが勢いよく駐車場に入り込んできました。

 

今回のパーティーは

 

監督 兼 脚本 兼 主演:高橋 守

本名とあだ名の一致率100%:でこさん

本名とあだ名の不一致率10000%:めぐ

 

の意図せずハーレムな組み合わせでした。

意図せずですよ。うん。意図せずです。

3人を乗せた車は国道20号を走り、スタート地点である青木鉱泉へと向かいます。

 

AM6:10 青木鉱泉

DSC_1552

い…いつみてもでかいザックだな…

 

今回のコースはドンドコ沢の滝を巡りながら鳳凰小屋にてテントを張り、翌日三山を縦走したのち薬師岳から中道を下り青木鉱泉に戻ってくる周回ルート。

確実念入りに準備を整え、6:45アタック開始です!

DSC_1553

よろしくおねがいしまーす!

 

はじめはなだらかな登りやトラバースが続き、ハイキング気分でサクサクと歩を進めるバースデーパーティー。

秋と言えどなおも緑が美しい森林のなかを、他愛もない話をしながら歩いていると。

DSC_1566

AM8:30 第一ポイント南精進ヶ滝に到着!

 

こんなに間近で滝を見るのは久しぶり。

自然が産み出したド迫力の景観に、しばらく足を止めてその力強さを感じていました。

 

ささ、滝はまだまだたくさん待ってるよ。

全身に喝を入れ、これから踏まんとする道へと足を向けます。

 

しかし本番はここから。

長い長いドンドコ沢の洗礼をその身をもって体感します。

DSC_1570

だらだらだらだら続く登り。

トラバースでほっと一息もつかの間。

5秒後にはだらだらだらだら。

きつい。そりゃあきつい。でもあまりにも登りが止まらないもんで。途中からもう笑いも止まらない。「ドンドコドンドコ~」と呪文のごとく呟いてはひたすらに登ること数時間。

(あっこいつ他の滝全部すっ飛ばしやがった)

 

AM11:50 ドンドコ沢源流

ザレ場を過ぎ林を抜けると、そこはドンドコ沢の源流。静かに流れる小川に花崗岩の絨毯が敷かれたそこはまるで日本庭園。

「んん~ここに家建てたいねぇ~~」と末恐ろしい夢を語り出す今回の主人公。

DSC_1577

ボッカはご自身でおねがいします。

 

そうこうしているうちに、本日のお宿鳳凰小屋へと到着。

予定より早い到着にじっとしていられないスタッフ、テントを張った後は持参したトレラン装備を身につけて1日早く地蔵岳へ。

 

DSC_1606

地蔵岳  その名の通り  地蔵だけ

…ん?今回の山行ってトオルちゃんいた?

気のせい気のせい。

 

象徴・オベリスクも青空に映えていました。

DSC_1608

1506947210265

よじ登って

DSC_1614

おそれ多くも間近で。

 

…な、なんか……うん、お…おにぎり?

とまぁ「近くで見ると意外とだっせ~~」なんて心で笑ってたらお地蔵様が怒ったのか、このあとひじを盛大にぶつけます。

今回のベストオブ(あざ)土産となりました。

 

PM3:00 鳳凰小屋テント場

テント場へ戻り着替えを済ませたら…

さぁ、宴会の準備です!

 

バースデー山行の主演、女性陣が準備したサプライズに気づくことなくお湯をわかしパスタを茹でています。かわいいな。

サバ缶、チーズ、ナッツをツマミに酒を飲み、ゆであがったパスタはペペロンチーノの素で和えていただきます。うーん、おいしい!

山で食べるごはんは最高です。

 

PM4:30 イン・ザ・アライテント

ほどよくお酒がまわりお腹も満たされたところで。でこさんの合図で第2幕・サプライズパーティーのスタートです!

じゃじゃーーーーん!

DSC_1622

イタリアンロールケーキで永遠の18歳をお祝い!

ペコちゃんデコレーションかわいいでしょ?

さすがはでこ様、ひでこ様です。

DSC_1621

守さん100ドルの笑顔!(表現古い)

いつもみんなを笑顔にしてくれる守さん。

これからも元気でいてね。

DSC_1626

バースデー山行恒例のプレゼントは七賢。

飲みすぎんなよとーちゃん。

 

 

そうこうするうちに時計は17時に。

下界じゃ小学生も寝ない時間ですが、体を酷使した3人にとっては深夜と同じ。

翌朝を考慮し、たっぷり睡眠をとりました。

 

 

原点回帰~3度目の仙丈ヶ岳~

2017.9.24

 

あれよあれよという間に9月ももう最終週突入ですね。

どうりで最近涼しくなったわけで…季節の変わり目で体調等崩された方もいらっしゃったのではないでしょうか?

相も変わらず名前とニックネームの不一致率100%な今回のブログ担当、先週台風のなか大倉尾根を徘徊するものですから、見事に週の頭から風邪をこじらせエナジードリンクを水の如く飲んでいました。

金曜夜に発熱フィーバーするも、土曜1日寝ていたらケロッと回復。やっぱりバカはこういう時いいですね!

天気のいい休日になにもできなかったフラストレーションが爆発し、土曜の分を取り返すべく以前から計画していた山行を決意。

単独で南アルプスに向かいました。

 

 

と、いうわけで!

今週も前回のエノモト先生ブログに引き続き、花立山荘を離れ出張Ver.でお送りしまーす。

小屋の様子が気になる方はオーナー・守さんに直接お電話かメールでお問い合わせください。おそらく酒をたらふく飲んだ報告で終わると思います。

 

 

さてさて。

突然ですが、皆さんが初めて登った山はどちらしょうか。

もちろん様々で十人十色、いろいろな山の名前が出てくることでしょう。

甲府出身のスタッフ、山梨県産であるにも関わらず山を始めたのは2014年8月と約3年前。

キッカケは今回はおいときましょう。

山に慣れ親しんだ大学時代の友人に連れられて登ったのが、南アルプスの仙丈ヶ岳。

これがスタッフにとって初登山でした。

DSC01597

このパンツRight ◯nで買った街用…

友人に頼りっぱなしの登頂だったなぁ

 

初めて登った山は他の山とはちょっと違って思い入れがあるというか、やっぱり特別ですよね。

山歴4年目を迎え、ここいらでそろそろ単独アルプスを経験しておきたい。

今の自分がどれくらい歩けるようになったのか確かめたい。

けど、所詮はビビりの小心者。

一度歩いたところじゃないと不安だなぁ、どうしよう。

そんな中でうってつけだったのが、南アルプスかつ3000m級というスペックでありながら、危険箇所が少なく比較的緩やかな登りが続く仙丈ヶ岳でした。

自分の原点。いいかもしれない。

 

今年に入ってから挑戦したいなぁと思いつつもいつ決行しようか悩んでおり、このままシーズンオフを迎えそうな予感もしていたのですが。

日曜の天気予報は間違いなく上々。

ここだ!と思い、土曜の夜に急いで支度と登山計画書を作成しました。

 

 

翌早朝4:35、甲府発の広河原行バスに乗り込みます。

日帰りでスピードを重視したスタッフはトレラン装備だったため、フル装備の登山家に囲まれあからさまに浮いていました。体重は重いのにねっ

 

広河原に着くや否や、多くの方が北沢峠行きのバスチケット売り場へダッシュ。

な、なんか朝から並んでばっかやん…どこぞのテーマパークや…とカロリーなメイトをぼりぼり頬張りながらチケットを購入するも、北沢峠に向かう登山者があまりにも多く臨時バスですら乗り切れないほど。

6:50発のところ7:00にやっと広河原を出発し、北沢峠に到着したのは7:25頃でした。

DSC_1498

うわあぁぁこの看板久しぶり!

南アルプスに来た~~!!

 

登山計画書では7:30スタート予定。

ふぅ、並んでるときにご飯食べておいてよかった。

お手洗いをさっと済ませ軽く準備体操をし、計画書通りの時間でアタック開始です!

DSC_1499

まってろよ仙丈!

 

登山コースタイムだと登り4:20。登りでどこまで縮められるかが勝負。

いくらか不安はあったものの、この上なくいいお天気に励まされ、早く山頂からの景色を拝みたい気持ちで自然と足早に。

日頃の成果もあってか1時間で森林限界を突破することができました。

一気に視界が開けたそこには、名だたる明峰たちが堂々と構えていました!

DSC_1520

対岸には山の団十郎こと甲斐駒ヶ岳。

南アルプスの女王とは違った風格が。

いつ見てもかっこいいな~!

 

ついつい写真を撮るのに夢中で、歩いては止まって、歩いては止まって…がここからは多くなります。だってさ。

_20170924_202930

夏の名残と秋の訪れと

DSC_1526

遠くそびえる北アルプスと

(すんげーわかりづらいよぅ)

DSC_1527

美しいカールの連続!

 

 

自然が織り成す見事な風景を前に、おのずと足が止まっていました。

はっと我に返っては足早に進み、トラバースを巻き、最後の階段を登り終えると。

見覚えのある、なんだか懐かしさを感じる南アルプスの女王の山頂に、無事立つことができました。

DSC_1534

……ん。

アレ、立ってなくね?座ってね?

(ちょ…ちょっと今感動の登頂シーンだから!揚げ足とらないで!ツッコミは全部最後にまとめて引き受けるから!)

 

 

2年ぶり3度目の登頂。

変わってない風景と、少し強くなって変われた自分。

こうして単独でここに立てたのも山を教えてくれた友達をはじめ山小屋のみなさま、一緒に山に行ってくれる方々のおかげなんだなぁと改めて噛み締めました。

初心忘れるべからず。

初めてここに立ったときの記憶は残念ながら完璧には覚えていませんが、周りへの感謝を忘れず、健やかにこれからも山と向き合いたいと思いました。

 

Screenshot_2017-09-24-16-08-13

山頂眼下には、かつて守さんと歩いた仙塩尾根が。

テント泊縦走もあの時が初めて。

起点となったのがこの山でした。

DSC_1528

初めてがたくさん詰まった仙丈ヶ岳。

原点にして特別な山。

必ずまた会いに来ます!

 

下りは仙丈小屋から馬の背ヒュッテを通り、五合目の分岐に合流して北沢峠へ。

休憩含め往復3:45とコースタイムを半分以上短縮することができました。我ながら上出来!

…とまぁ、こんなタイム叩き出せたのも山友がトレランをご教授くださったからなんですがね。これもほんと感謝。スペシャルサンクス!

お客様感謝デーばりに感謝な1日でした。

今なら道行く散歩中のおじさんにもお礼が言えそうな勢いです。警察に通報されかねないのでやめましょう。

 

あ…そうだ今さらのご報告ですが、上記にもある通りトレランはじめました。冷やし中華ではない。

までも走ってる人の体型とは程遠い重量系女子ですけどね相変わらず。頑張ってやせますよっっっっっっっ

 

たぶん

 

 

 

さてさて、画像も多いし文章も長いでさすがに皆さまお疲れでしょう。しかも久しぶりに真面目な文章でちょっと我ながらキモイ~トリハダ~~。

っつーわけでそろそろ締めに入りますね。

広河原で帰りのバス待ち中、おにぎりのお供に何を血迷ったのか自販でコーラをチョイスし後悔したものの、結局は山じゃなに食べてもおいしいことを再確認したスタッフでした。

DSC_1549

 

 

※蛇足ではありますが、今回のブログは単独山行を推奨するものではありません。あくまで山行は自身の体力に合わせて計画してくださいね。山同様、楽しみかたも様々で十人十色ですから!

穂高よさらば~穂高山行その3~

奥穂高岳を後にした花立パーティー。

ザイテングラートを経由して涸沢に張ったテントを回収し、2日目夜は横尾にてテントを張りました。

最終日にまったりと上高地を目指します。

 

最後の晩ご飯は、エノモト先生アイデアのそうめん。

自然の水でキンキンに冷やしたそうめん、山行で酷使した体を労る優しい味でした。

うんまぁ~~い( ;∀;)

食べるのに夢中で写真がない。あしからず。

 

_20170801_004254

夕食後は、1人テントを抜け横尾散策。

といっても範囲は限られていますが。

さらさらと流れる川の音を聞きながら、ベンチに腰かけこれまでの山行に想いを馳せます。

なんて贅沢な時間の使い方。

未だ覚めやまぬ興奮と、そうはいっても疲れを感じさせる四肢の筋肉痛。

足を軽くさすってテントへ戻り、外の賑やかな宴会を子守唄に眠りにつきました。

 

最終日の朝もお天気は曇り空でしたが、

お陰で寄り道した明神池では、神秘的な風景を目の当たりにすることができました。

_20170801_005013

本当に神様が出てきそう。

なるほど、上高地に「神降地」と文字をあてる意図が見えた気がしました。こりゃあっぱれです。

 

 

二泊三日、全員無事に登頂・帰還することができました。

下山したばかりにもかかわらず、既に考えているのは次の山行。

同じ山でもルートや季節によってまた別の山になる。

いやはや、なんと奥深いのでしょうか。

一生かけても全てを制覇できる気がしません。

そこが醍醐味なのかもしれませんが。

 

体力が続くかぎり、山の素晴らしさを噛み締めたいです。

 

さぁ、そろそろ締めに入りましょうか。

花立出張版・長期山行のエピローグといえば…これできまりでしょ!

ご存知無い方は昨年6月の白馬山行をご一読くださいな。

 

 

じじゃーんっ

 

_20170801_005929

エノモト☆セクシーショット

 

 

いかがでしたか?

まだまだシーズンは続きます!

皆様もぜひ、様々な山行を楽しんでくださいね。

 

どこ行くか悩んでる?

そんな時は大倉尾根でしょ!

花立山荘で皆様の山行話が聞きたいなぁ。

ご宿泊お待ちしてまーす(*^^*)

 

 

無理矢理な宣伝で締めました。

ぬかりないぜ。

  • どろんっ

核心部へ~穂高山行その2~

翌朝。

朝食の定番・棒ラーメンを四人ですすり、

今回のメインである北穂高~奥穂高のルートを地図で再確認し、これから登る道筋を見上げます。

 

_20170731_221648

……高い。

朝から高い。いきなりこれか。

 

 

テントを出れば、昨日の比にならない急な登りが待ったなしに始まります。

登り、はしご、鎖、登り、鎖、鎖。

高度を上げるにつれストックが邪魔になり、ザックに収納して一息ついたらまた登り。

下りもなければ平坦な道すらも一切ない、まさに麓から見た鋭さを足で体感しました。

 

つらい。けど気持ちは不思議と昂る一方。

奥穂との分岐で荷物を置き、空身で山頂直下の残雪をトラヴァースすると。

3時間ひたすら登りに耐えた自分へのご褒美が待っていました!

_20170731_223901

眼下に広がるは槍へ続く縦走路。

 

槍ヶ岳自体は残念ながら雲を纏っていたためその姿を確認することができませんでしたが、あの天気予報からは予想もつかないほどの絶景を目に焼き付けることができました。

DSC05124

みなさんいい笑顔!

今回の山行で一番のお気に入り写真。

しかし穂が!穂が隠れとるがな!

危うく北岳になる寸前でした。

 

 

ただ、最も辛かったのはここから。

徐々に雲行きが怪しくなり、先程までの景色は全て霧の中へ。

険しさを増す岩場に、体力・精神力を一気に削がれます。

最低コルからの鎖とハシゴの連続はなかなかしびれました…!

DSC05140

なんとか涸沢岳へ到着。

何気に北穂より高い…

 

目的地は穂高連峰の最高峰・奥穂ですから、ここは写真だけ撮影してサラッと通過。

穂高岳山荘にて昼食を済ませ巾着袋を購入し、再び空身で奥穂山頂を目指します。

 

これまで越えてきた岩場を考えれば、ここからの登りはお手のもの。

体も鎖とハシゴにだいぶ慣れ、すいすいと前へ進みます。

2つ目のピークを越えたところで、ついに…

霧の中から、今回の最終目的地にして最高地点が姿を現しました。

 

テントから見上げた美しいカールの頂点。

恐れ多くも奥穂高岳、山頂踏ませていただきました!

DSC05143

山頂で安全登山のお参りをし、ここも天気が回復しなかったので早め下山へ。

 

厳しくも美しい山でした。

否、山とは全てそういうものでしょうか。

100のうち99が厳しくとも、1の美しさはその大多数に圧倒的に勝る威力がある。

だからこそ、辛い辛いと言いつつもまた山に登ってしまうんでしょうね。

 

改めて山の楽しさを感じた山行でした。

 

 

 

おまけ

DSC05144

奥穂山頂にて出会ったイトーはん。

初対面にしてこのテンションとなじみっぷり。

いずれ花立山荘にもお越しくださる日を心より楽しみにしています。

神、降り立つ大地~穂高山行その1~

2017.7.28-30

 

こんばんは!ブログ担当アホの方です。

ブログの更新が遅くなってしまいましたが、先週末の様子をお送りします。

今回は丹沢を離れ出張バージョン!

山荘の様子が気になる方は恐れ入りますがかなぶんへお問い合わせください。

 

 

さてさて7月最終週、オーナー守さんを筆頭に穂高岳へ行って参りました!

守さん、エノモト先生(レアキャラ)、でこさん(初登場!)、めぐの4人です。

ブログ担当にとって約1年ぶりの北アルプス、それはそれはドキドキが止まりません。

金曜に有休を申請したので、27日深夜から上高地へ。

守さんの愛車内で仮眠をとり、翌早朝にアタックを開始しました。

 

_20170731_191609

(まてまて…なんか1人おかしくないか…しょいこに段ボールくくりつけて歩いてる人がいるんですけど…ボッカでもするんでしょうか…)

 

げふんげふん。

 

上高地~横尾までは歩きやすいハイキングコース。

残念ながら雨で景色を楽しむことはできず、ただひたすらに、もくもくと歩き続けること3時間弱。

横尾に到着し、これから待ち受ける本格的な登山道に気を引き閉めます。

 

…といってもその後も緩やかな道が続きます。

そしてラッキーなことに、お日様が顔を出し始めました!しかしそうなると今度は暑い。

左手に屏風ノ頭を望みながら、本谷橋へ到着です。

_20170731_212000

なかなかのお天気回復っぷり!

上出来ですな。

 

そして…ここからうだうだと長い登りが始まるのです。ぐは。

地図には急坂とありますが、急坂というよりとにかく長い。アレ?ここ大倉尾根?そんなイメージです。

 

_20170729_184656

歩けど歩けど終わらない登り。

そこまで急坂ではないものの、

じわじわと体力を奪います。

_20170731_213242

サンドバッグから足はえてる…

あ、ごめん守さんか

 

 

登り、登り、とにかく登ること3時間。

_20170731_214032

本日のお宿、涸沢に到着しましたー!

 

 

目の前に広がる憧れの明峰、それを引き立てる残雪。

青空に散らばる白い衣に身を包まれては、ふとした瞬間に衣を脱ぎ捨てその姿を晒す。

奥ゆかしくも鋭い山頂を確認して、無事に初日を終えました。

_20170731_215510

 

たまには若いパーティーで

2017.5.28
 
夏がそろそろ本気を出しそうですね!
2000m越えの山は雲がかかっているようでしたが、
それ以外の低い山はお天気に恵まれ展望も楽しむことができたのではないでしょうか。

 
今週は山梨に残留していたスタッフ、久しぶりに丹沢以外の山からお送りします。
小屋のようすをご希望の方…大変恐れ入りますが、スタッフまで画像をお送りいただければイマジネーションでフィクションまみれの文章をお届けします。
あほか。しません。

 

 

はい、毎度のごとく少しイラッとする前置きはこの辺にしておきましょう。
本日スタッフはお友達らと茅ヶ岳にいって参りました!
茅ヶ岳…うん。かやがたけ。

 

 

なんか以前のブログでも茅ヶ岳のこと書いてなかった?
そう感じた方は花立マニアレベル17くらいですね。さすが!

 

そう、実は昨年8月に榎本先生・トオルちゃんと登っていたのです。

DSC04748

おっとこれは…

下山後ベロベロになったトオルちゃんか。

失礼しました。

 

 

前回は茅ヶ岳・金ヶ岳のコースでしたが、

今回は体力未知数の初心者も含まれていたため茅ヶ岳のみの周回コース。

長野からきたお友達とも合流し、10:30とゆっくりめにスタートしました。

 

DSC_1227

まずは女岩前にて休憩。

いただいた川上まんじゅうで糖分補給。

暑いので水分補給はこまめにネ

 

稜線に出て少し歩き、深田久弥終焉の地にてお手を合わせます。

DSC_1234

おろ、前回より華やかになってる!

深田先生も嬉しいことでしょう。

 
 
木々に覆われた道を歩くこと約2時間。

5名、無事に山頂へと到着しました!

DSC_1237

ん~!いいお天気!

ただ、八ヶ岳・南アルプスは雲かぶり。

まぁ前回曇りでなんにも見えなかったし、

この展望なら合格でしょう!

 
山頂付近にはツツジの花がちらほら。

もう間もなくピークを迎えそうです。

おのおの山頂ランチを楽しみ、深田公園目指して下山しました。

 
 
 
そして下山後は…

1495977884565

とにかく暑かったので冷たいものを求めて道の駅はくしゅうへ。

このかき氷、ふわっふわ・ほろほろでとっても美味しかったです!

白州方面へお越しのかたはぜひご賞味あれ。

あ、もちろん当山荘のかき氷も負けてはいませんよ。

 
 
というわけで、完全にスタッフの休日ブログになりました。

ウケもなけりゃオチもありません。

たまにこうして違う山を登ると自分のトレーニング成果を感じることができるのでいいですね。

夏本番を迎えるとアルプスが主役になりますから、その前に2000m以下の山も堪能してみてはいかがでしょうか!

 
えっ2000m以下のおすすめの山?

あぁ、それなら神奈川にありますよ。

塔ノ岳とか丹沢山とか。

バカ尾根経由だと美味しい冷やしスイーツやってる小屋があるみたいです。
さっきからちょいちょい宣伝はいってる?
こりゃ失礼。

 
 
さーてさて、来週はついに第31回ボッカ駅伝が開催されます!

登山者の皆様、特に日曜に大倉ルートで山行を計画している皆様は、当日レースの開催で多くの選手が登山道を登ります。

山行中の衝突等には十分ご注意下さい。

また、選手が近くを通る際は道を譲っていただけますと競技をスムーズに執り行うことができます。

登山者・選手共に安全に山頂(ゴール)を目指すことができますよう、ご協力のほどお願い申し上げます。