季節の風景

還暦オヤジ makes レジェンド

2016.6.5

 

第30回ボッカ駅伝大会。

記念すべき30回目の大会にして、花立山荘オーナー・高橋守さんの30回連続出場記念大会でもありました。

 

 

 

…はい、予報通り雨でした。笑

守さんの三種の神器といえば山・エロ・雨ですもの。

きっと雨も守さんを祝福してくれているのです。

 

チーム花立メンバーを見送り、小屋に残るは大会役員の皆様と小屋スタッフ。

どことなく落ちつかない雰囲気で、おのおの役割を再確認し、それぞれの配置につきます。

 

 

10時過ぎ。

1着のチームがゴールしたのを皮切りに、石を背負った選手たちが続々と上がってきました。

選手やサポーターらが続々と増え、大会役員らの動きも慌ただしくなり、声援が渦巻きだす。

ゴールしたチームが二桁代に達した辺りから、チーム花立のエースを待ちわびる声が増してきました。

 

守さんは。守さんはまだか。

 

 

そんな声が聞こえたのかは分かりませんが、普段のエロオヤジとは違った凛々しい表情をした高橋オーナーが、山荘へと無事帰還しました!!!

 

 

守さん、おつかれおかえりなさい!

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カッチョエエやん…。

 

こうして花立を代表する還暦エロオヤジが、また一つ伝説を作り上げました。

 

 

 

 

 

おまけ:かなぶんゴール前でミッチーとご機嫌ツーショット

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こうして無事、今年のボッカ駅伝が終了しました。

初めてその大会を目の当たりにした今回のブログ担当スタッフですが、選手の気迫やサポーターの声援に胸が熱くなりました。あっちっち

ん、結果?B1クラス参加77チーム中、42位。燃料の補給過ぎで、背中の石以上に体が重かったせいでしょうか。目標の20位内は、遠かった。

ボッカ駅伝にあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

そしてなにより選手の皆様お疲れさまでした。

来年もがんばりましょう!!!

 

 

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チーム花立と花立スタッフ、背後霊大原

 

五月晴れ

今週は、梅雨入り前の好天に恵まれています。週末も、くっきりとした青空の下、多くの登山者が大倉尾根にみえました。

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火曜日の雨の一日がうらめしく思われます。その日に限って丹沢登山された人の気持ちが察しられますが、厳しい山行を経験したからこそ、次の楽しみが倍増します。

この時期は、温度も上がってくると、富士の姿もかすんできて、冬のようにその雄姿を見ることは期待できませんが、8合目あたりまで融雪が進んだ姿が遠くにかすかに見ることができました。

ところで、大倉尾根には、花立山荘他に、観音茶屋、見晴らし小屋にもバイオトイレができていますが、山岳公衆トイレは、市街地の公衆トイレと異なり、そのメンテナンスには莫大な経費がかかります。日常の、ペーパー補充と清掃作業、月に一度の酵素剤と消臭剤の投入、数年に一度のヘリによる汚泥の除去を含めると、労力は別にして実費だけで年間にして10数万円かかります。

そのため、1回につき、100円の使用料をお願いしていますが、残念ながら、無視される方がおられるのが現状です。都心からも気軽に登山を楽しめる丹沢の自然を次の世代に残すためにも、トイレひとつにも、山のマナーを守っていただけるようお願い致します。

5月の風景

連休も終わり、丹沢にもいつもの週末が訪れました。お気に入りの天神尾根のブナの緑も、一段と増してきました。

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久しぶりに高橋オーナーの歩荷の後ろ姿を撮りました。そのしっかりとした足取りは、小屋のオーナーとしての頼もしさを感じます。

今朝は、自分が小屋の歩荷を初めて4年間、たびたび山中で出会うご家族の後を追う恰好でした。追いつきそうでなかなか追いつかないまま、大倉尾根との合流近くまできてしまいました。話を伺うと、お子さんは、1歳に満たない頃から山を初めて6年。最近は、天候が悪く登山できないときは、機嫌も悪いとか。

写真を1枚撮らしていただきました。素敵な笑顔ありがとうございました。

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天候は安定していましたが、春霞のせいか、7合目あたりまで雪が融けてきた富士山の姿はうっすらとしか見えませんでしたが、暑くもなく寒くもなく爽やかな週末でした。0514No40514No6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月第1週に開催されるボッカ駅伝のため、練習するチームにも熱が入り、運んでいただいた小石は、登山道の補修に利用させていただいています。我が「チーム花立」も、高橋オーナーの第1回からの連続出場の継続のため、20キロの部に出場します。

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GWに入りました

中には、10連休という人もいるようですが、多くはカレンダー通りの出勤、登校ではないでしょうか。

今日は朝から、どこそこの高速道路が渋滞だとかラジオから聞こえてきましたが、山はまったくどこ吹く風。天神尾根のブナの新緑は、日頃パソコンで疲れた目にはひときわ優しく見守ってくれるし、

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山荘の旧トイレ前の馬酔木と山桜のコントラストも歩荷で疲れた身体を優しく迎えてくれます。

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連休初日の今日の丹沢は、爽やかな季節を感じさせる里の天気とは異なり、朝からガスって今一の天候でした。それでも多くの登山者が初夏の大倉尾根を登ってこられました。

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今日は、10名程、明日30日は20名程のお客様がご宿泊の予定とか。今日から、5月8日まで、花立山荘では年末年始以外にはない長期間の連続オープンに備えて、歩荷の荷も重かった。

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今日の小屋番の金ブンと応援の皆様に後を託し、帰りがけに茅場平上の水溜りにボッカ駅伝の練習で上げていただいた砂利をまき、早々と下山しました。ちなみに、5日、6日は予約は無いようです。静かな小屋で、山の話題や山の唄など如何ですか。

山菜パーティー その2


2016.4.16 ミッドナイト

 

あれよあれよと木曜日、週末に片足突っ込みつつあります。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

土曜を迎える前に、先週の山菜パーティーの夜の様子をご覧いただきましょう。

 

じゃかじゃん!!!!!

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っておーーーいもう山菜ないやんけ!!

そうなのです、スタッフ天ぷらマシーンと化していたため、重要なお写真を撮り損ねてしまいました…。

視覚で訴えることができず残念無念、稚拙な文章で少しでも伝わればこれ幸い。

今までしつこいほど書いておりますが、この日もそれはそれは楽しい夜でございました。

 

 

 

 

山菜の天ぷらのお味、いかがでした?

 

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ベリグゥ!!!

 

 

 

 

んん~素敵な笑顔です。秦野の夜景よりまぶしい。

 

 

春の大宴会は深夜まで続き、気づいた頃には日付が変わっていたとか…。

こんな夜遅くまで飲める山小屋、他にないかもしれませんネ。

こうしてお客様と近い距離でお話をし、共にお酒を飲むことができ、スタッフらもとても楽しいです。

 

 

「お客様は神様」なんて言葉があります。

確かにご宿泊いただくことで料金をいただき、おかげで運営ができます。

でもお金以上に値段のつけられない素敵な縁、時間や空間を、お客様からいただいています。

ことに今週はお客様の笑顔のおかげで、たくさん元気をいただきました。

いつも本当にありがとうございます。

 

花立山荘、これからもお客様と共に歩んで参ります!

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山菜パーティー

今週は、花立山荘恒例の春の山菜パーティーです。熊本の大災害のことを思うと申し訳ないと思いますが、年1度の行事ですのでお許しください。

表丹沢は、明日が山開きですが、明日の天気予報が芳しくないことで大倉尾根には多くの登山者が見えました。その影響もあって、小屋に立ち寄っていただいたお客さまも多かった1日でした。

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今日は、高橋オーナーの同僚、初登山のネコさんもパーティーに参加のため、歩荷から付き合ってもらいました。

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先週のプレ行事に加え、岩手産の「ふきのとう」も加わり、フキノトウや高菜の炒めもの、ノビルのヌタ、鹿児島産の新じゃがのポテトサラダ、玉ねぎと豚肉炒め、セリのおひたし、秦野産の野菜豊富な牡丹鍋、そしてタラの芽他の天婦羅など山小屋では味わえない夕食で、お客さまを出迎えです。0416No2

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春の訪れ

4月も第2週に入り、ソメイヨシノも散り初めて、木々の芽吹きも感じられるようになりました。

ボッカの起点としている、戸沢の山桜も満開、これから山桜前線も斜面を駆け上っていくようです。

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本谷の水もぬるみ、この時期なら山ヒルと仲良くならなくても済むと思います。

 

 

 

 

 

 

さて、来週の山荘は恒例の「山菜パーティー」です。現在、十数名の予約のお客さまが予定されています。が、都合が悪くて、今週に泊まりたいというお客さま数名のために、高橋オーナーの一言でスタッフが手に入るだけの山菜と地元の春野菜を準備しました。

タラの芽、セリ、ウド、コゴミ、ノビル、菜の花、スティックブロコリーなど天婦羅やおひたしでお迎えです。来週の本番は、さらにパワーアップの予定です。ご予約されたお客さまは楽しみにして登ってきてください。

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今日の大倉尾根は、天気予報に誘われ多くの登山者がみえました。青空が見えたり、ガスったりで不安定な天候でしたが、春を感じさせる一日でした。

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ところで、スタッフの一人の松ちゃんが、今週限りで、尾瀬の小屋に出向します。戻るのは、12月になるようです。ファンの方は残念ですが、他にも魅力的な小屋番もいますので、小屋にお立ちよりください。

また、4月末から5月の連休の小屋ですが、4月29日(金)から5月8日(日)まで小屋のスタッフを総動員して連続に営業します。ご宿泊のご希望がありましたら食材の荷上げの予定もありますのでご連絡よろしくお願いします。

春漂う雪山へ

2016.4.2

各地で桜が見ごろを迎えはじめましたね!

景色、食卓、コミュニティなどなど、至るところで春のフレッシュな風が舞い込んでいることでしょう。

そんな4月1発目の土曜日、ブログ担当ズで再び八ヶ岳へ行って参りました!

 

八ヶ岳といえば…2月。

硫黄岳を目指したものの、悪天候につき山頂直前で撤退を余儀なくされた悔い残る地であります。

(詳しくは過去のブログをご覧くださいまし)
リベンジマッチは天狗岳です!

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甲府昭和ICから高速に乗った際はどんより分厚い雲がかかっていましたが、降りた頃には青空が出ておりました!
とにかく前回より少しでも天気が良ければそれでいい…なんて心構えだったので、上々なお天気に思わずにこにこ。行動食を行動前からパクパク食べてしまいました。

唐沢鉱泉に車を停め、いざアタック開始です!

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んん~アイゼンで雪をかみしめるこの感触、この音、たまりませんなぁ。
風はほぼ無くお日様さんさん、汗っかきスタッフにとっては半袖でも歩けそうな陽気でした。DSC04396

第1展望台からの眺め、実に見事です!

南八はもちろん、アルプスまで見渡せる贅沢な景色でした。

 

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第2展望台を少し過ぎたところで、目の前にド迫力の西天狗が。おぉっ……

わくわく、ちょっと不安、ぞくぞく。

天気が良いからと油断はせず、気を引き締め最後の登りを越え……ついに!

 

 

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山頂で待っていたのは雪にうもれた道標。

なんと愛くるしい、そしてちょっとおマヌケな姿か。ひっこぬいてあげたい。

そんなこんなでエノモト先生ご指導のもと、めぐ初の2000m級雪山登頂でした!

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山頂で食べたツナサンドおいしかったなぁ。

 

その後目の前の東天狗もサクっとクリアし、黒百合平を通過して唐沢鉱泉へ下山。

前回の修行を耐えたご褒美と言わんばかりの今回の天狗周回コース、大満足でした!

 

DSC04401 (最後の最後に麓に待っていたのは南国を彷彿させるような風景…笑

いやはや、自然の生み出すコントラストはじつに美しいです)

 

雲海

連休初日は、早朝の小雨模様から一転、午前中は本降りのあいにくの天候でした。そのため、大倉尾根にみえる登山者もまばらでした。

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花立直下の階段も水路と化し、小屋の入口の水桶にはどんどん水が溜まって、お蔭でトイレの清掃には助かりました。

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そんな雨も昼前には上がって、日差しも少し出て、きれいな雲海を見ることができました。雨の中、登ってきた人のご褒美ですね。

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明日は、天候も良くなるようですが、春の兆しを探しに多くの登山者が見えると思います。

発達した低気圧の影響で

2月第3週の土曜日は、発達した低気圧の通過で、丹沢も激しい雨。訪れる登山者も少なく、小屋にも素泊まりのお客様数名のみで、ひっそりとした週末でした。

この日、スッタフ2名がトレーニングを兼ねて八ヶ岳に入りました。

赤岳鉱泉手前からは、横岳・大同心も顔を出し、冬山としては上々の天気で、鉱泉のアイスゲレンデも見事でした。

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鉱泉で装備を整え、硫黄岳を目指しましたが、赤岩の頭の稜線に出たとたん、天気予報とおりの激しい風と吹雪で無念の退却。耐風姿勢の取り方を実体験し、厳しい冬山の天候を目の当たりにした、めぐちゃんの冬山デビューの一日でした。

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