季節の風景

ダジャレも尾根もよく滑るなこりゃ

2016.11.24

 

全国的に冷え込んだ一日でしたね。

都心でも雪が舞い、各地で11月らしからぬ風景が広がっていたことでしょう。

 

そんな寒~~~~い朝、スタッフは出張のため始発列車に乗り込み長野市へ向かいました。

もちろん甲府も雪、標高の高い地域はご覧の通り。

dsc_0912今朝の寒さを思い出すだけでつま先がじんじんします。

暖房のきいた車内にいても、ドアが開く度に体温を奪われては身震いを繰り返していました。

 

朝食のパンをかじっていると、ラインの届く通知が。

こんな朝っぱらに連絡をよこすなんて9割あの方しかいない。

パンをちぎる手を止めスマホ画面を覗くと、

 

 

 

大原 享
 
 
 

うむ。やはりな。

なんだなんだ~~~と届いたメッセージを開くと、「おぉ」と声を出してしまいました。

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真っ白な化粧を施した見覚えのある場所。

そっか、里で降るんだ、そりゃそうだ。

先週末とはガラッと変わったその雰囲気に、雪山への好奇心がふつふつとわきだしました。

夏には夏の、冬には冬の。

季節ならではの楽しみがある、山とは全く飽きないものです。
 
 

昼休みにスマホを手に取ると、かのダジャレ好きからまたもラインが。

今度はなんでしょう…雪見酒の報告かなぁ……とメッセージを開くと、

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うわっっすごっっっっっ!

積雪30センチ、と一言添えられたその画像に思わず目を見張りました。

あらあら降ったもんだ、なおも降り続けている模様。

どこまで積もるのかしら。

ていうか

大原さん降りれるの?
 
 

……まぁアルコール処理班班長・オーハラ氏ですからね。

酒の中でエラ呼吸が特技ですから。

その後はもちろん雪見酒を堪能している文面が届きましたとさ。

 
 
ささ、この様子だと週末は雪が残っていることでしょう。

チェーンでも構いませんので、アイゼンをご準備のうえ登山をお楽しみください。

 
 
鹿と衝突し一向に動き出す気配のないスーパーあずさの座席に身を委ね、手持ち無沙汰ゆえ珍しく平日にブログを更新した、出張帰りのスタッフがお送りしました。

雨のおくりもの

2016.11.19

 

お天気予報みごとに的中。

早朝から雨じゃーじゃーでしたね。

スタッフの地元は予想外に強い降りで、

いつもなら駅まで自転車で行くところをこの日ばかりは親を叩き起こし車で送っていただきました。ありがたや…

普段より1時間遅い電車に乗り込み渋沢到着時刻を確認。

あはーんいつもなら歩き出してる時間~という焦りと、天気悪いしお客さん少ないっしょ…という余裕の狭間にたゆたいながら、

とりあえず寝ました。余裕じゃねーか!

 

電車に揺られること3時間、渋沢駅へ降り立ったスタッフ。

はーい予想通りの閑散っぷり。

先週のあの臨時バス連発が嘘のよう…

スタッフ以外に登山者が全くいなかったわけではないですが、バス車内は空席を残したまま発車しました。

 

どんぐりハウス前も案の定寂しいもので。ええ。

山塊は霧に覆われ、人の気配より雨の存在感が勝るほどの静けさでした。

キングオブ雨男・高橋オーナーとの山行以来に雨具をはおり、目が合ったどんぐりハウス従業員の方に軽く会釈をして山荘を目指します。

 

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日東狐一人いない登山道にバカ尾根を独占しているかのような優越感を覚え、

いつもは小屋へ早く入りたい気持ちで特に気にも止めない道を、今日くらいはじっくり歩きたいという気持ちが勝ったスタッフ。

かなぶーんちょっと道草食って向かいます、貴殿お気に入りのクラノオト(酒)を献上しますゆえ、どうかお許しくださいまし。

霧の向こうで暇してるであろう小屋主代理に謝罪の念を送り、

落ち葉で赤い化粧を施したお馴染みルートへ足を向けました。

 

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見晴らし小屋先の階段を越えると現れる2列の木道が、この季節ならではの色彩でお出迎え。

普段は一切振り返らないですが(ホラここ序盤だから振り返ると帰りたくなるんで…)、見事な鮮やかさに思わず立ち止まって周囲を見渡しました。

大倉尾根で景色を楽しむために立ち止まるなんていつぶりだ…ていうか普段どんだけ切羽詰まってんだ自分……

足元の紅葉をひとつひとつ確かめるように、ゆっくりじっくり足を進めます。

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星だらけ

 

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思わず手に取りパシャリ。

きれいだなぁ

 

天気が悪くても、見方を変えれば普段とは違う登山が楽しめる。

もちろん悪天候によって危険が増すのも事実なので、そこは自身に見合った山行を計画することが大切です。

でも、晴れの日では感じることのできない土のにおいや葉の鮮やかさがこの日はありました。

追い越し追い越されを気にすることなく、

小屋までの道のりをゆったりと堪能することができた貴重な土曜日でした。

 

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徒然なるままに今週末の様子を

2016.11.12-13 晴れすぎ

 

先週に引き続き、お天気に恵まれました週末でしたね!

特に日曜は花立山荘でも20℃近くを観測するほど。

半袖で歩く登山者も珍しくなく、かき氷は売り切れ御礼でした。まいどあり~。

 

はいどうも、今回のブログ担当です。

諸事情により大倉尾根は実に2か月ぶり。

身体の鈍り・気温の高さ・無計画な重い荷物と出会ってはいけない3つのハーモニーが見事な不協和音を奏でてくれたおかげで、普段よりも1時間以上遅れて小屋に到着。

トレーニングは計画的に、定期的に。ですね。

 

小屋のお客様はというと…

日帰りの方もたくさん足を運んでいただきましたが、今宵は飛び入り含め16名の方に御宿泊いただきました!

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ありがたやありがたや

ご歓談や風景満喫など、楽しみかたは皆それぞれ。

常連のお客様は薪ストーブでピザパーティーを堪能しておりました。

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センスが問われるトッピングもバッチリ!

おいしそ~~~~~~

 

オーナー・守さんは土曜は不在でしたが、

小屋主代理かなぶんの見事な仕切りのもと

おいしいご飯とたくさんのお酒で毎度のこと夜遅くまで話に花が咲いておりました。

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日曜は早朝にかなぶんは下山、バトンタッチで守さん登場!

久しぶりの生・守さんにはしゃいだスタッフ、歩荷で小屋に到着したばかりの守さんに思わずハグ。

この懐の深さ、まさに山男。

この日も守さんに会うべく訪れたお客様も何名かいらっしゃいました。

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富士山と鍋割稜線のコントラストが実に見事です。

登った方々、この季節ならではの景色を楽しんだことでしょう。

とはいえ午後のひんやりとした風には、秋が間もなく過ぎ去る気配が。

これからやってくる厳しい寒さを想像してはほんの少し身震いし、登山者が落ち着いたところで山小屋を後にしました。

 

秋日和

11月の第一週の週末は、久しぶりの秋空です。ボッカのスタート時こそは、厚い雲のベールに覆われれていたものの、9時頃には9合目あたりまで雪を纏った富士山もその雄姿を現し、愛鷹や箱根の峰々の景色も見事でした。この景色に大倉尾根を見えた多くの登山者も秋の丹沢登山を満喫されたのではないでしょうか。

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あまりにも天気が良いので、海面からの水蒸気に遮られ大島や利島の姿を見ることができないことが悔やまれました。

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大倉尾根と天神尾根との合流点のかやば平では、ベンチ脇の「マユミ」の木の赤い実が、青空に映え、丹沢の紅葉の始まりを感じされてくれます。

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今週も、ボッカの後はバイオトイレの酵素剤の投入と掃除を済まし、賑わう小屋の手伝いもそこそこに下山しましたが、トイレ掃除中に、100円のトイレ維持協力金のお願いをしたにもかかわらず無視、連れの男性とそのまま塔ケ岳方面に向かわれた若い女性がおられましたが、日本人のマナーが、こんなところからも崩壊しているのかなと、寂しい思いもした秋の1日でした。

 

秋雨前線

9月最終の土曜日もお日様の微笑みを見ることが出来ませんでした。シルバーウィークから秋分の日を経ても、雨模様の天気は続いています。今朝は、久しぶりにボッカ要員3人が揃い、練炭、豆タン、薪の荷上げで冬支度のスタートでした。

小屋からは、午前中の一時は、秦野の街並みが見えましたが、すぐにガスに覆われ、大倉尾根を訪れる登山者もまばら。

小屋のご利用も少ない中、ボッカ駅伝でボランティアをしていただいた埼玉ご在住の素敵なご夫婦がご利用してくださいました。ご夫婦で山の趣味を共有されているようで何とも羨ましい限りです。

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ボッカを済ませ、バイオトイレの酵素剤など投入して、小屋を後にしましたが、天神尾根途中からは、本降りの雨。明日は、晴れ間が出るということですが。

そんな天候の中でも、草木はたくましく根を下ろし、ここ丹沢でも可憐な花が出迎えてくれて、ボッカの疲れを癒してくれます。

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木道と階段の連続、そして、ぬかる道と決して快適な丹沢登山とは言えませんが、ちょっと登山道の脇に目を向けていただけたら、また新しい発見もあるかと思います。ただ、山ヒルの季節は終わっていませんのでくれぐれも足元、最近は頭上にもご注意を。

なお、花立山荘の秋恒例の猪鍋パーティーを今月22日に予定していますので、岳友をお誘いの上、奮ってご参加ください。メールでご連絡戴けたら幸いです。

 

星降る夜に

2016.8.12

 

お盆は山の日8/11~14の営業でした!どうも今回のブログ担当です。

小屋主&小屋主代理が北アルプス縦走で不在だったため、

初日はエノモト先生とネコちゃん、残りは小屋主代理補佐と小屋代表ダジャレ王でお客様をお出迎えしました。

 

しかしお盆の丹沢、ザンネンながら曇りが多かったですね~…。そして蒸し暑い!

毎度口酸っぱく忠告しておりますが、

丹沢は低山といえど標高差は1000m以上、八ヶ岳はおろかアルプスにも充分匹敵する登りが待っています。危険箇所は少ないですが。

無理は絶対しない!水分補給はこまめに!山頂手前ではかき氷をたべましょう!

 

 

さて8/12と言えばペルセウス座流星群ピークの日でしたね。

そわなわけでスタッフ、星を堪能すべく常連さんの素敵な企画・丹沢ナイトハイクに参加させていただきました!

 

…の前にいったん荷物を置きに山荘へ。

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荷物を置くのもですが、ダジャレ王の筑波お土産・カリントウまんじゅうが食べたかったのです。これおいしかった~。

まんじゅうを頬張り一休みしたところで下山、どんぐりハウス前で常連さんを待ちます。

そして20:45頃、常連様ご一行到着。各々ストレッチを済ませナイトハイクスタートです!

 

 

夜のバカ尾根は、昼間とは全く違う顔。

日を遮り涼しい風を届けてくれる樹林帯は、その枝葉で隙間なく頭上を覆うことで暗闇をいっそう深め、微かな音で通る者の恐怖心を煽ります。

まさかここまで不気味だとは。

ホラー映画ムリ・怖い話は聞いたあとで大後悔なびびりスタッフ、ひたすら喋り倒すことで恐さを紛らわしていました。

だって先頭怖いぃ。ヘッデンで照らしたところに白い着物のオネエサンとか立ってたらどーしよう。今ちょうどお盆だし。ぎゃあぎゃあ

なんて内心一人でテンパり祭を繰り広げていたのですが、

樹林帯を抜け茅場平に到着した頃でしょうか。

頭上にはそれそれは素晴らしい星空が広がっていました!

 

写真が無いのがザンネン~。

星に見とれるあまり2列になった木道の隙間に見事踏み込んでしまい、盛大にアゴを打ちました。その時見えた星もとても美しかったです。

 

花立山荘に到着した頃には日付は変わっていたというのに、大原さんが笑顔でパーティーをお出迎え。安心した~。

おのおの余分な荷物を山荘へ置いて小休止。

ガスが出たり晴れたりの繰り返しだったので、頃合いをみて山頂を目指します。

 

 

塔ノ岳山頂へ到着してすぐは、星がふんだんに散りばめられた夜空を堪能することができました!

流れ星6個発見。早すぎてなーんも願えてない。

 

しっかしさむい。なんだこれさむい!

あたたかいコーヒーがしみました。あんぱんをかじり、ジャーキーで塩分補給、〆の赤ワイン。

ガスが広がってしまい最後はしぶしぶ撤退しましたが、とても素敵な夏の思い出ができました。

青春だなぁ。

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お誘いいただきありがとうございました!

 

最後は山荘前でビールでカンパイ、そして焼き肉パーティー!

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早朝登山者の羨望の眼差しに優越感を覚えつつ肉を心行くまで堪能。

笑顔でお客様をお見送りしました。

 

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そして無事に -白馬山行その3-

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ざんざんと降り続いた雨も朝7時頃にはなんとか弱まりました。

頭上は未だ厚い雲で覆われていましたが、遠くの空には青空が見受けられるまで回復。

2日目は猿倉へ下るのみなので、ゆっくり身支度を整え鑓温泉を後にします。

 

17時から寝たおかげか足もすっかり回復、猿倉までは景色を楽しみながらわりとスムーズに歩くことができました。

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雪渓を横切っては

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雪渓を横切り

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よっ!イエーイ!(ちいさい)

 

 

それにしても虫が多いこと多いこと。

スタッフ一匹たべちゃったよ……

そんな情報いらないよ…………

 

途中、鑓温泉へ向かうきれいなお姉さん+男性のパーティーとすれ違い、水着着て温泉入るのかな、水着どこで着るの?テントの中?事前に着てるんじゃない?とまぁいつも通りスケベな妄想話をしながら、猿倉へ戻ってまいりました!

 

 

 

守さん、榎本さんやはりお強いです。鉄人。

還暦越えとは思えない、そんな二人に守られっぱなし甘えっぱなしの青二才スタッフ。

また一緒に山行にいけるよう、体力・技術・知識すべてにおいてもっと身に付けられるよう頑張りたいです。

歳だから行けるうちに行っとかないと、なんて寂しいこと言わないでヨ~

 

猿倉で濡れたシュラフやテントやらを軽く乾かし、雲で隠れた白馬山頂を見ながら今回の山行のフィードバック。

 

 

ん………?

 

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あ、あれは………!!!

 

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えのもとさーーーーん!!!

 

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というわけで今回の白馬山行記はチーム花立・最年長のセミヌードで幕を閉じましょう。

 

アディオス!!!

オヤジヌード解禁…?!-白馬山行その2-

ささっと糖分を補給し、目指すは白馬鑓ヶ岳。

ただ白馬岳山頂から見たルートだと、大雪渓を越えたあとの足にはちと辛ーいアップダウンがあったような……。

 

これからやって来るであろう小ピークの繰り返しに憂鬱な気分になっていると、

 

ぽつり。

 

 

 

 

はっっっっっっっっっっ

 

 

 

 

やはり雨の加護を受けた男の力は伊達じゃなかった。

1滴きたと思ったら、次から次へとしずくが空から舞い降りてきました。

一つ目のピークを越えたところで雨具を纏い、杓子岳はもうトラバース行きましょうか……と山頂を避け、最後のピーク前で一本取ったところでいざ白馬鑓へ。

疲れがじわじわ~っと顔を出してきましたが、なんとかふんばってピークを越え、到着!
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んん~~残念、曇っていてあまり見えず。

しゃーないからここは鑓ポーズで締めましょう。

風も強かったため、滞在はわずか2,3分。

さっさと山頂を後にし、本日の最終目的地・鑓温泉を目指します。

 

 

しかーし、ここからが如何せんきつい。

スタッフこれまでの山行で1,2を争うしんどさでした。

 

天狗との分岐を過ぎた下りで盛大にすっころび、雪渓の下りでもうマンガのごとく滑り落ちては守さんに受け止めてもらい、

体勢を整え再び下ろうとするもハイ、お約束通りまた滑っては受け止めてもらう始末……。

心身ともに満身創痍だというのに追い討ちをかけるかの如く連続する鎖場。

おまけに雨で足元つるっつる。

ワタシの辞書に余裕という文字はない、まさにそんな状態でした。

(おかげでこの辺りの写真、まったく撮れず……ムネン)

 

踏んだり蹴ったりおまけに殴ったりでしたが、守さんと榎本さんのサポートのおかげでなんとか鑓温泉へ到着することができました!

 

雨のなかテントを張り、荷物の整理や着替えをして疲れた体にアルコールをくいっと注ぎます。

 

んま~~~~~~~~~~~~いぃ

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今宵のディナーは榎本シェフ監修のもと、山菜おこわ、麻婆春雨、キューちゃんなどが振る舞われました。

外の雨は一向に止む気配はなくむしろ強くなる一方で、トイレにすら行けない。

オヤジーズもオアシス(露天風呂)を目の前にこの雨ではどうすることもできず、今回ヌードはおあずけでした。

(期待していたそこの熟女様、ご意向に添えず申し訳ございません…)

 

ブログ担当ズは早々に寝落ち、その後はオーナーひとりさみしくお粥をすすってたそうな。

 

こうして、10時間におよぶ初日の山行がおわりました。

(猿倉→白馬尻→葱平→白馬頂上宿舎→白馬岳→白馬鑓ヶ岳→鑓温泉)

白き大地を踏みしめて-白馬山行その1-

2016.6.24

有休が発生したと同時に即申請書を提出し、「どっかいくの?」「山です」に上司も思わず苦笑。

とにかくこの日を、まちわびておりました。

 

 

 

 

小屋主代理(かなぶん)を花立に残置し、オーナーとブログ担当×2が向かった先は……

 

 

 

 

そう、日本最大規模といわれる白馬大雪渓です!

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おおぉ!写真で見た風景そのもの!!!

夏の新緑と、本来なら交わるはずのない冬が残した白の共演。

実にお見事、自然あっぱれです。

初めての雪渓に大興奮のスタッフめぐ、まだ慣れない手つきでアイゼンをひっつけ、オーナーに続き雪の大地へ足を踏み入れました。

 

しゃく、しゃく、さくっさく。

んん、これまでの雪山とはまた違った感触!新しい~。

よし、がしがし登ろう!!!

 

 

 

と意気込んだのも開始15分まで。

決して急ではないけれど、なだらかでもない雪の斜面。

広大な雪渓はどこまでも延々と続いているようで、終わりが見えない。ペース配分がわからん。

守さん相変わらずはやいようぅぅ。

エノモト先生「気を付けてね~ここの落石よく人死ぬんだよ~」おおぉおいもっとその情報はやく!

守さん「落石あるから休まないで一本でいくよ~~」

 

(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)(°▽°)

 

 

後半ほぼ無言、白目向きそうになりながらもなんとか大雪渓クリア。

1時間雪の上を登り続けることがこんなにしんどいとは。日頃からもっと鍛えます……。

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ここで食べたコロッケパン、スタッフ四半世紀生きた中で一番おいしいコロッケパンだったよ……

 

その後の小雪渓はサクッと越え、大倉尾根を彷彿させる小屋直前の階段に「なんだよ白馬来てまでボッカ気分かよ~~」と3人で漏らし、稜線に出たところでいったん荷物を下ろします。

身軽になったところで目指すはもちろんここ!

 

白馬山頂!いただきましたっ

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実に雄大なパノラマ!!!

富士山もしっかり確認することができました。

あ、そうそう。

守さんといえば天から雨の加護を受けてるんじゃないかと思わせるほどの雨男ですが、ここまではとってもいい天気でしたよ!ここまでは。

 

山頂から次なるポイントである白馬鑓ヶ岳までのルートを確認し、気合いを入れ直して荷物のある稜線へもどります。

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このマモチャンいけてるぅ

ボッカ駅伝・登山道補修が実施されました

先々週の日曜日、雨中の1区のスタートにより開催された、ボッカ駅伝では、110を超えるチームにより、2t以上の石が花立山荘まで運ばれました。

今日は、運ばれた石を利用して、恒例の登山道の補修が実施されました。各地域で、夏日・猛暑日のニュースが流れる中、汗だくになりながら、選手・役員の皆さんの参加協力により、主に花立山荘のトイレから上の登山道を中心に補修を実施しました。

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この作業とは別に、大倉尾根と天神尾根との合流付近の茅場平の水溜りの解消のため、小屋のスタッフが練習等で運ばれた砂利を担ぎ下ろしています。

さて、来週は、残雪の北ア・白馬岳の情報を記載する予定です。

乞うご期待!!