オヤジヌード解禁…?!-白馬山行その2-

ささっと糖分を補給し、目指すは白馬鑓ヶ岳。

ただ白馬岳山頂から見たルートだと、大雪渓を越えたあとの足にはちと辛ーいアップダウンがあったような……。

 

これからやって来るであろう小ピークの繰り返しに憂鬱な気分になっていると、

 

ぽつり。

 

 

 

 

はっっっっっっっっっっ

 

 

 

 

やはり雨の加護を受けた男の力は伊達じゃなかった。

1滴きたと思ったら、次から次へとしずくが空から舞い降りてきました。

一つ目のピークを越えたところで雨具を纏い、杓子岳はもうトラバース行きましょうか……と山頂を避け、最後のピーク前で一本取ったところでいざ白馬鑓へ。

疲れがじわじわ~っと顔を出してきましたが、なんとかふんばってピークを越え、到着!
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んん~~残念、曇っていてあまり見えず。

しゃーないからここは鑓ポーズで締めましょう。

風も強かったため、滞在はわずか2,3分。

さっさと山頂を後にし、本日の最終目的地・鑓温泉を目指します。

 

 

しかーし、ここからが如何せんきつい。

スタッフこれまでの山行で1,2を争うしんどさでした。

 

天狗との分岐を過ぎた下りで盛大にすっころび、雪渓の下りでもうマンガのごとく滑り落ちては守さんに受け止めてもらい、

体勢を整え再び下ろうとするもハイ、お約束通りまた滑っては受け止めてもらう始末……。

心身ともに満身創痍だというのに追い討ちをかけるかの如く連続する鎖場。

おまけに雨で足元つるっつる。

ワタシの辞書に余裕という文字はない、まさにそんな状態でした。

(おかげでこの辺りの写真、まったく撮れず……ムネン)

 

踏んだり蹴ったりおまけに殴ったりでしたが、守さんと榎本さんのサポートのおかげでなんとか鑓温泉へ到着することができました!

 

雨のなかテントを張り、荷物の整理や着替えをして疲れた体にアルコールをくいっと注ぎます。

 

んま~~~~~~~~~~~~いぃ

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今宵のディナーは榎本シェフ監修のもと、山菜おこわ、麻婆春雨、キューちゃんなどが振る舞われました。

外の雨は一向に止む気配はなくむしろ強くなる一方で、トイレにすら行けない。

オヤジーズもオアシス(露天風呂)を目の前にこの雨ではどうすることもできず、今回ヌードはおあずけでした。

(期待していたそこの熟女様、ご意向に添えず申し訳ございません…)

 

ブログ担当ズは早々に寝落ち、その後はオーナーひとりさみしくお粥をすすってたそうな。

 

こうして、10時間におよぶ初日の山行がおわりました。

(猿倉→白馬尻→葱平→白馬頂上宿舎→白馬岳→白馬鑓ヶ岳→鑓温泉)