スタッフの日常

その一言が繋ぐ、繋がる。

10月入りましたね~いよいよ秋本番です!

みなさま紅葉登山は行かれたでしょうか?誰かと山トークしながらお酒が飲みたいブログ担当です。根は真面目なのでノンアルコールビール飲みながら更新しています。

 

 

3連休もあっという間に最終日。お休みってなんでこんなすぐ終わっちゃうの…。この連休は小屋スタッフの浮気が多発しました。

 

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カナブンは常連さんと雨飾山へ

(まいどお馴染みこのポーズ)

着々と100名山をこなしていくアニキ!

 

 

ダジャレ王・オーハラ氏は八海山

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初日(10/7)はお天気悪かったみたい…

 

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でも、今日は恵まれたもよう。

よかった!そして登頂おめでとう!

 

 

最後にブログ担当の浮気相手は…

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北岳でした。3年ぶり!

 

というわけで、今回は(むしろ今回も?)山荘を離れ出張Ver.をお届けします。

最後に小屋のイベント告知もございますのでよかったらお付き合いくださいな。めんどくさがりな方は山行報告はすっとばしてどうかイベント告知だけはご確認下さい。

ではいってみましょうっっっ

 

 

 

2018.10.7

 

今年の目標の1つ、日帰り単独北岳。

北岳は3年前に守さんバースデー山行でも登頂し、その様子はこのブログでも書かせていただきました。

「日帰りで行くならこのルートがいいよ」とオーナー・守さんに助言をいただき、気合いも十分!でしたが…天気がなかなか安定せず足踏み状態。

9月中旬あたりを予定していましたが、この連休でやっと実行に移すことができました。

 

 

甲府駅始発のバスに乗り込み、目指すは南アルプスの玄関・広河原。車窓からの風景は間違いなくいい天気で、これは山頂からの景色が楽しみだ~!と気分は最高潮でした。

 

広河原に着くや否やビジターセンターへ飛び込み準備を整えていると、ピンポンパンポン、と館内放送が。

 

 

「現在、北岳山頂にて非常に強い強風が吹いているとの情報が入っています。稜線を歩かれる際は十分に気をつけてください」

 

 

 

ふーん。『強い強風』って、なんか『頭痛が痛い』みたいな表現だなぁ(笑)

 

 

 

 

 

ん…北岳?

え、うそでしょ

だって天気よか っ た   よ        ね

 

朝食用のゼリーを急いで体内に流し込み、靴ひもを締め、ザックを定位置に装着してセンターを飛び出すと。

 

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ずーーーん

うわぁぁぁあぁ嘘だぁぁあ

 

 

なんということでしょう。他は晴れてるのに、北「だけ」雲隠れしてるではありませんか。(某リフォーム番組風)

 

いきなり出鼻をくじかれ意気消沈。き、今日は高山トレーニングに来たと言うことで…ウン、ガンバロウ……ひょろろ(魂ぬけた)

前日にデータ整理をしておいたミラーレスカメラが急激に重くなった気がしました。

 

うぇーい、と空元気な掛け声をこっそりつぶやき、北岳の入り口のトレードマークである吊り橋からアタック開始です。

 

 

登りは大樺沢を進み分岐で左俣へ、八本歯のコルを越え山頂のルート。

…しかしやはり標高第2位、その人気を甘く見ていました。

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ひ、人が……多ひ………

(この写真だと少なく見えますが)

 

 

大樺沢では何度か渋滞にはまり、自分のペースで歩けない状態が続きます。しかも道幅が絶妙に狭い。追い越すには接触のおそれがあり、前を行く方が気を遣って道を譲ってくれる以外は周りに合わせて歩くことに。渋滞も踏まえた計画を立てることの重要性を改めて噛み締めました(普段どんだけ人のいない山登ってんだよ)。

 

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進んでも進んでも、一向に晴れる気配のない山頂。雄大なバットレスを拝むことも許されず、モクモクと歩き続けます。前を歩くお兄さん3人組が大荷物なのにハイペースで金魚のフンのごとくくっついていったのはここだけの話ね。

 

 

さ、分岐に到着!

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やっぱり山頂はミエナイ…

広河原にいたときよりはまし?う~ん

二俣分岐では、右俣の方へほんのチョロっと行くとバイオトイレがあるので便利ですね。呼吸を整え、ガレガレした左俣を進みます。

 

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…とと、数十メートル進んだところで、先ほどまで前を歩いていたおにーちゃんず(楽しそうに小休止してた)から掛け声が。「すみませーーーん!ケータイ落としてないですかーーー?!」

でっっっ、それは一大事!…あでも胸ポケットにしっかり収まってる。「だいじょぶ!ちがいまーーーす!」とばかでかい声で返すという些細なやり取りがあったのですが、これがのちのち別の方にとって大事な情報となりました。

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さぁ、左俣から目指すは八本歯。ここからはひたすら登り続けます。ものすごい急坂があるというわけではないのですが、いかんせんとにかく登り。だらだら登りがだらたら続く。じわりじわりと体力を奪い、脚を疲弊させます。

 

でも後ろを振り返ると…

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雄大な鳳凰三山が背中を後押し!

…( θεθ ` )

 

いーなあぁ向こうめっちゃ晴れてる…

今日鳳凰行ってる人羨ましいなぁ…

んぐううぅぅぅ北岳ええぇぇぇ

 

とまぁ本心はだいぶイジイジしてました。すんません。ひねくれ者とはこういうのを言います。

 

どこぞの有名ぼやきキャッチャーの如く心の中でぶちぶち呟きながらもくもくあるいていると…あれ、なんか見覚えのある後ろ姿が。

 

 

年季の入ったザック

たぶん上下ジャージ

靴だけはちゃんとしてる(失礼)

あの背格好…

 

 

 

エノモト先生?!?!?!?!?!

ぶはっっっ( *ε*   )っっっっ

 

このブログの真面目担当ことエノモト先生。…いや結論からいうと赤の他人だったんですけどね。もう本当にソックリで、ソックリさん特集番組からオファー出そうなくらい似てました。今度は偽エノモト先生の背中を追うように登っていきます。

 

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この道標でエノモト先生(偽)は小休止。

 

こんにちは!とこちらから言う前にお声掛けしてくださいました。潰れたパン?を食べてる姿もザ・エノモト。先生元気かなぁ。ここで前後交替しスタッフが先に歩きはじめましたが、

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木の階段(はしご?)を登ったところで現れたバットレスに大興奮、写真を撮りまくっている間に抜かれてました。地元の方なのだろうか…。

 

 

山頂はまだガスに覆われているけど、周囲は青空。八本歯のコルに出た時は鳳凰三山はじめ絶景が飛び込んできました。

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風強い!けど爽快!

 

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あっちがボーコン沢かぁ。

吊尾根も歩いてみたい!

 

このままいけば山頂のガスもとれるんじゃないかな?そんな希望の持てる景色に、気力体力が一気に回復。ここから一気に飛ばそう!

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なんつて、景色よすぎて飛ばせない。

 

眠れる獅子状態だったカメラが覚醒し、歩いちゃ止まり、歩いちゃ止まりを繰り返す。ほら、山頂のガス晴れないかもしれないから、今のうちに。

たまたま鉢合わせたソロ山行×3で写真を撮り合うことも。

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富士山見えたうぇーいっ

 

 

 

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楽しいなぁ、きれいだなぁ、楽しいなぁ~とのこのこ登っていると、かわいらしいカップルのおねえさんが私をちらちら見てくるではないですか。おっ、写真かな?ぜひぜひ撮ります、写真頼まれるの大好き!

 

彼氏さんと顔を見合わせたあと、「あの…すみません…」ときたわけです。これは写真撮りたくなる景色だもんね!

いいですよと言う準備、そしてカメラを受けとるべく手を差し出そうとしたら、

 

「ケータイ、みませんでしたか…」

 

あれ、写真じゃなかっ……

え、今なんて言った。けーたい。

 

…………ケータイ!!!

 

 

「んうぅぅ見てないけど知ってる!

知ってます!!」

 

 

この回答にすんごいポカンとした顔をさせてしまいました。そらそーだ。見てないけど知ってるて何やねん。

事情を説明すると、ちょっと安心したような顔のふたり。ただ二俣となるとだいぶ下らないといけないし、そもそもあのおにーちゃん3人組がその後ケータイをどうしたかはわからない。伝えられることだけ伝え、先に山頂を目指しました。この後また山頂で再会するのですが、「貴重な情報をありがとうございました」と改めて御礼を言ってくださいました。無事に見つかったといいなぁ。

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さぁ、ここが登り最後の分岐。

そして3年前も通った見覚えのある道。

山頂は目前だ。

 

 

守さんを追って歩いた北岳直下の稜線。

風が強く、行く先はガスに覆われた状態。追いかけていた頼もしい後ろ姿はもちろん無い。自分の脚を信じて、時には四つん這いで風に耐えつつ、ラストスパートを1歩ずつ登っていく。

 

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見覚えのある鎖に安心感を覚え、山頂が近いことを確信します。もちろん油断は大敵ですが。

集中して慎重に、確実に前へ。

 

 

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「みえた…」

ガスの中から現れた山頂に、思わず言葉が出ました。込み上げてくる達成感に泣きそうになりながら、ついにこの瞬間が。

 

 

 

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北岳山頂、いただきました!

(…偽エノモト先生写っとる)

 

 

相変わらず強風&ガスガスでしたが、なんとなくグレーからうっすら水色に。これは粘れば晴れるかも…?

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旅のお供と三角点タッチ、風避けを探し山頂をさ迷い、体温であったまったトマトジュースをすすり…そうこうしているうちに。

 

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まさに神風、ガスが晴れてきた。

 

 

そして…

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天は我らに味方した!

この景色が見たかったんだぁ。

 

 

3年前は朝早かったこともあり雲海が広がっていて、それももちろん幻想的だったのですが、この日は他の山脈も確認できる大パノラマでした。

 

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特にこの間ノ岳がお気に入り。

流れるガスを纏って神秘的だなぁ

 

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左に仙丈、右に甲斐駒も。

両手に華状態~

 

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ビスケットうめーっ

あと富士山(そっちおまけかよ)

 

 

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1時間も滞在してしまった。

大満足な山頂でした!

 

 

下山は肩ノ小屋を通って小太郎分岐を越えた先で草スベリをチョイス、白根尾池小屋を通過し麓のルート。

 

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山頂以外にも立ち寄りたかったのが、この北岳肩ノ小屋。こちらのオーナーさんと守さんがお知り合いで3年前に立ち寄ったのですが、今回もせっかくなのでご挨拶に伺ったところ色々おもてなししていただきました。

守さんとの思い出を懐かしそうに語るオーナーがとっても印象的でした。息子さんも現役トレイルランナーで活躍中とのこと。飲み物を出してくださった方も丹沢と馴染みのある方で…スタッフも雰囲気もとっても素敵な小屋だったなぁ。泊まり装備でくればよかったと激しく後悔。

お忙しい中お時間割いていただきありがとうございました。次はお酒担いでお邪魔します!

 

 

 

どんよりした朝の様子は跡形もなく吹き飛び、北岳の勇姿に再会を約束し下山しました。

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山に行くと何かしら学びがあります。

今回はコミュニケーションって大事だなと改めて感じました。(小学生かよ)

些細な挨拶でもなにかあったときの手がかりになるし、電波頼りの機器が通用しない環境では「人と話す」ことが周りと繋がるための大きな手段になる。

山5年目にもなるヤツが今更なにいってんだ…と思われそうな感想ですが、限られた環境で自分を守る手段を学べることは、利便性を優先しがちな今の時代でとても貴重な体験なのではないでしょうか。

げへへ、青二才の戯れ言なので鼻で笑ってやってください。鼻じゃ物足りない方はな腹抱えて笑ってチョンマゲ(古い)

 

 

までもこの一言に着きます。山に感謝!

 

 

 

 

 

 

さーてさて長くなってしまいました。おかげでノンアルビール2本あけましたよ。ここまで読んでくださった方に感謝です。

 

 

でもいいですかここからが本題ですよ!

(前置き長すぎだろ)

 

 

10月三週目といえば、毎年恒例の猪鍋パーティーが開催!今年は10/20.21です。

アルプスもいいですが、そろそろ丹沢にもスポット当ててみてはいかがですか?

おいしいご飯・あったかいお布団・名物オーナーの3拍子揃い踏み。登山初心者の方もベテランの方も、ふるってご予約ください。

 

 

ちょっと風変わりな小屋で

楽しい秋の夜を過ごしませんか。

 

 

ていうか過ごしましょう!

おまちしてます。

 

今日マモチャン63だってよ

 

9月29日

といえば皆さんご存知デスヨネ。

 

 

\\今日は我らが守さんのお誕生日//

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おめでとう!ひゅーひゅー!

(守さんより酒がメインなのはご愛嬌で)

 

 

 
毎年この時期はバースデー山行で小屋を飛びだす守さん。今ごろ山の中をせっせと歩いているのでしょうか。しかし相変わらずの雨男っぷり。

明日台風だし気を付けてね~!

 

 

 

 

 

 

さて、どうもどうも、いぇいいぇい。

こちらは山情報をお送りする健全な(どこが)小屋ブログでございます。

週末のみ営業の花立山荘。スタッフ全員、平日は下界でせっせと働いております。ニートだと思ってた?ちゃうわいっ
ちなみに平日でも、ご予約さえあれば小屋のオープンが可能です。ご希望ございましたら是非オーナーまでお問い合わせください。
そんなこんなでブログの更新が滞りまして申し訳ございませぬ。お決まりのダイジェストパターンいきますね。

3週分まとめてどうぞっっっ

 

 

 

 

 

 

2018.9.8

 

「じゃあ、広河原で待ち合わせだ」

広河原で待ち合わせ。山好きらしい約束って良くないですか?え、そうでもない?そんなァ
この日はカナブンこと金井JUN-ICHIROの南アルプスデビュー戦。もちろん美人な奥さん連れてね。ヒューイ!
二人は新宿発の南アルプス直通バスにのって、甲府在住のブログ担当スタッフは南アルプス市の芦安駐車場から始発バスにのって、おのおの広河原へ。
ビジターセンターで合流したあとは一緒に北沢峠行きのバスに乗り込み、下車後真っ先に長衛小屋にてテント設営です。
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北沢峠を起点に8日は甲斐駒ヶ岳へ、9日は仙丈ヶ岳の両ピストンプラン。ただブログスタッフは9日に法事を控えていたため、初日のみ日帰りでお供させていただきました。

 

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お天気はあいにくの雨。

山は天気変わりやすいし…歩いていれば少しは晴れ間も見えるかも?
なんて、結論から言ってしまうと終始雨。

 

 

修行の模様はお写真でお伝え。

 

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ただ黙々と歩く我らの様子。

ひしひしと感じていただきましょう。

 

 

 

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スタート直後、余裕かましてます。

もちろんこの時だけであった

 

 

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雨やまないね

 

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いきなりドボン!うぇーーーい!!

 

 

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宇多田ヒカルも渡ってたよ

 

 

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「岩になって」でこのポーズ

 

 

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仙水峠。ここからしばらく樹林帯

 

 

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樹林帯ぬけたら雨風が直にきそう…

 

 

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駒津峰到着。なんも見えない。

 

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(ちなみに天気がいいとき。今年7/14)

 

 

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惰性で進む

 

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ザラザラしてきた

 

 

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風が強いとこの砂利が当たって痛い!

 

 

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黙々

 

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もくもく

 

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モクモク

 

 

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かなぶん「マリちゃん(摩利支天)さぁ

      行かなくていいよね?」

ミエサン&アタイ「「うん…いい……」」

 

 

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ザッザッ (θεθ`)(*ε*`)(;ε;`) ザッザッ

 

 

 

 

 

 

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ついた

(全員ひきつり笑顔)

 

 

 

山頂滞在は耐えに耐えて約15分。
3人ガタガタ震えながらお湯をいれた瞬間冷めていくカレーメシを黙々と食べ、分岐で解散。

 

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金井夫婦はテントのある北沢峠へ、ブログスタッフはバスの時間を気にせず確実に帰れる黒戸尾根を下山しました。

 

 

 

感想:カレーメシおいしかったです

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2018.9.16-17
9月一回目の3連休。15日はあいにくの雨で、この日ワンオペで小屋番を務めていたカナブン曰くお客様はまばらだったそう。甲府市民は所用があったため夜都内で前泊、翌日始発のバスで大倉入りしました。
16日もどんよりしたお天気で、途中雨が降ったりやんだり。ただ三連休が幸いしてか、お客様は割りと多かったです。

 

この週スタッフらは3箱弱残っている冷やしぜんざいを売りさばくようボス(守さん)からミッションを与えられており、半額のPOPを作成して窓ガラスに張り付けては鬼のように売り続けました。お陰さまで17日昼過ぎには完売、今年の冷やしぜんざいは全て終了。ありがとうございました!

 

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(あ、これはいつだか常連マッキーさんがボッカしてくれたビアケース…その節はありがとうございました!)

 

さて16日ですが、花立山荘2度目ましてなお客様が15日に続き連泊してくださったのと、思いがけないハプニングで急遽3名がご宿泊。スタッフら含め6名で楽しい夜を過ごしました。

 

宿泊のキッカケはそれぞれで、なんとあの顔もキャラも濃すぎるトオルちゃんに誘われたからというレアケースと、

『カナブンに担がれた…とまろう……(意味深)』なお客様ズ。これは語り継がれそうです。
どんよりしていたお天気も夕方には雲が立ち退き、にじむ夕焼けを背に富士の姿を確認することができました。

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ここの景色はいつ見ても飽きないなぁ

 

 

翌朝も富士山くっきり。

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この時期は9時過ぎには雲が上がって晴れていてもすぐガスってしまうので、この景色を拝めるのは宿泊された方だけの特権ですね。
予約あいてますよ。山頂小屋じゃないからいつも。あ い て ま す よ。

 

大事なことなので2度言いました。

 

皆さま気持ちのいいくらいきれいにご飯を食べてくださり、元気に下山されました。
またきてねー!

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2018.9.23-24

この週、ブログスタッフは別の山に絶賛浮気。念願だった中央アルプスデビュー戦でした!

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飯田線でコトコト。目指すは駒ヶ根

 

1泊2日で木曽駒~宝剣~空木のメジャールート。アップダウン多めの歩きごたえのある尾根で、とっても楽しかったです。

余力があったらこれは別の機会に報告しようかなぁ。とにかくお天気にめぐまれた2日間でした。

 

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仙丈ヶ岳を彷彿させるカール

 

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宝剣越えがめちゃくちゃ楽しかった!

荷物を抱えての岩場、もっと勉強しよう

 

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南に行くにつれ紅葉が

 

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空木のラスボス感たまらんわぁ…

しびれる登り返しでした。

 

 

今週末はあいにく台風接近。こんな時は道具のメンテナンスやショップ巡り、ルート考察に時間を割くのもいいですね。

花立山荘とは関係ないですが、台風の影響でこの土日は南アルプス広河原行きのバスは全て運休となっていました(スタッフ地元ゆえに小屋の情報より甲府の情報のほうが早いという)。

 

山に行かれる方はカッパの性能を試すもいいですが、くれぐれも万全な体調・装備でお気をつけて入山してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そういえば守さん山だよ!

無事帰ってきてね!!

Like a Sea~日向山よりお届け~

 

気づいたら8月も最終日。

プレミアムフライデーいかにお過ごしでしょうか、珍しく平日のブログ更新、本日の担当は最近ますますおやじ化の著しいアホスタッフです。

月末のド平日、スタッフは夏休み有休を使って花立ゆるゆる登山部・名誉会長トオルちゃんと南アルプスの一座に行って参りました。しかも常連様も巻き込んでね!おい

 

というわけで久々に花立山荘を離れ出張山行をお送りします。

舞台は山のビーチ・日向山です!

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2018.8.30(木)

 

さてさて、午前8:30甲府駅南口へ集まったのは、花立山荘を縁に繋がった3人のおやじ。(まってまだ私はそんな)

始発の特急で甲府の地に降り立った気合いバッチリ・トオルちゃん、そんなトオルちゃんの気合いを上回るは前泊で甲斐の国に陣営を張っていた花立常連のターシ・バロウ、本名にかすりもしないニックネームで呼ばれること早4年目のメグ。

山梨ナンバーの軽自動車に乗り込み、市街地を抜け、国道20号をひたすら北へ進みます。スタートの登山口はお手洗いが無いため、途中コンビニエンスストアで休憩をとり向かうは白州・尾白川エリアへ。

 

尾白川渓谷へ向かいたいところですが…今回はゆるゆる登山ですから。車で入れるところまで山道を進み、甲府から約90分程で到着したのは、日向山ハイキングコースの入り口である矢立石駐車場です!

矢立石までの車道は昨年後半に土砂崩れで通行止めだったのですが、つい先月開通したそうです。ちなみにこちらの駐車場は台数が少ないので、朝早めに来るか、健脚の方は麓の尾白川渓谷の駐車場から登るのが確実です。

 

 

…そろそろ文字ばかりで飽き飽きですね。

各々準備を済ませ、ゆるゆるっと開始!

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偶然のオレンジャーズ結成

いやもうペアルックじゃねーか!

この余裕の表情、覚えといてください。

 

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メグは花立Tシャツを着用。

(半袖は2500円!山荘で発売中!)

オレンジャーズには加入しませんでしたが、目立ちたがりカラーで構成されたパーティー。見た目にも騒がしい集団ですまったく。

 

目指すは山頂!イクゾ~~~っ

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(トオルちゃん口開くの早い)

 

緩やかな登りが続く登山道。危険箇所もなく迷う心配のないルートなので、これなら初心者はもちろん小さなお子様でも存分に楽しめます。

緑のカーテンが目に優しく、葉をかすめて体に触れる小風がとっても気持ちいい。

普段ダジャレ王のトオルちゃんは様々な植物の知識を披露してくれ、ター氏からは人生の術を学ぶことができ(なんじゃそりゃ)、とても楽しい道中でした。

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後ろ姿もバッチリなオレンジっぷり

ぬかりないぜ

 

 

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ORANGE OYAGE(某ラップグループを彷彿させますがここでは置いときましょう、多分若い人にしかわからない……あ、別に貴方が昭和初期生まれと言いたいわけでは…心の声なげーよ……)を見守ってくれるかわいらしいお花たち。緑に映える後ろ姿を盗撮しつつ、よっこらルッコラ登っていきます。

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やーいやーい。

 

 

このコースは10分割された目印があるので、自分の体力と相談しながら無理なく登ることができるのも嬉しいですね!

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あと半分!

 

本当に自然豊かな登山道で…私がこの山を初めて訪れたのは昨年なのですが、まさかこの登山道であの山頂とは思いもしませんでした。こんなにもギャップに富んだ山は今だかつて登ったことがありません。

 

山頂のようす?もうちょっとご辛抱を。

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重なりあった葉が頭上を覆ってくれているおかげで、この日甲府は猛暑日にもかかわらずとっても快適な山行に。

 

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でたっトオルちゃんのカメラ目線!

相変わらずカメラアングル捉えるの早い

 

 

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これが最後の登り!よっこらせっと

そして平坦な稜線を歩いて…ん…?

 

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なんだか地質がサラサラしてきた…?

 

 

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こ、これはもう完全に砂ですよっ

目前に迫る山頂に心躍ったのか、トオルちゃん(実は真面目なダンサー)が急加速!後を追うターシとメグの3人を待っていたのは…

 

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あじゃぱーーー(死語もいいとこだ)

いつのまに湘南へ?!

 

まさに「天空のビーチ」。山にいるのに波の音が聞こえてくるではないですか…!ささ、まずは登頂の証を残しましょうか。

 

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ゆるゆる登山部で山頂いただきましたっ

 

 

そしてここからが本領発揮です。だってこんなに海っぽいんですよ?海を演出しなきゃ下山なんてできたもんじゃないでしょう。海といえば…コレダ!

 

 

どどーん

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わぁ!ただのアホだ!

このためだけに海グッズ買いました。

肝心の海?あぁ…行ってないな…(白目)

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ブログスタッフの謎ポーズはおいといて

 

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完全にドはまりなトオル&ターさん

 

 

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絶景にネタに、愉快な山頂でした。

 

 

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素敵な夏の思い出をありがとう!

 

 

 

 

さぁ9月はどこにいこうか。

浮き輪はもう役目を終えてしまいますが、今度は木々が紅く染まり出すいい季節が巡ってきます!そろそろアルプスもいいけど、低山だって魅力が出てきますよ。

 

 

思い思いに道具を詰めて、週末は山へ。

花立山荘で待ってます!

 

 

 

 

 

 

 

 

~おまけ~

下山後は温泉に蕎麦に地ビール。

ゆるゆる登山部、絶賛部員募集中です。

 

 

\Welcome to OYAJI WORLD/

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あっ逃げないで怖くないからっ

頂・2230M 〜瑞牆山行その2〜

2018.4.7-8 ②

 

AM05:00 富士見平

 

 

さ…

 

 

寒い……………………

 

 

テントは結露し、外を見れば周囲は霜柱。

ちくちくと肌を刺す空気の刺激に、春の陽気に慣れてしまった体はただただ震えるばかり。

 

でも、頭上には濁りの無い晴天。

今日の展望は昨日以上にちがいない。

 

 

前日鷹見岩から見た景色を思い出し、山頂からのそれを期待してサブザックに荷物を詰めます。

 

各々支度を済ませ、富士見平を出発しました。

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スタートから20分ほどはアップダウンの少ない平坦な道のり。

体が暖まるまで、もくもくと歩きます。

 

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写真撮ってると相変わらず置いてかれる

健脚夫婦でっせ…

 

 

小川山との分岐を越えると一気に下り、いよいよ瑞牆本体への登りです。

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凍った雪を橋の代わりに川を渡ると…

 

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これまたでっかい岩が割れんばかり(ていうか割れてる)の笑顔でお出迎えしてくれました。

どうやったらこんなパッカリご開帳するんでしょうか…自然現象、まさに神秘。

 

 

本日はカナブンを探せゲームぅぅ

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すんませんさっさと本題もどります

 

 

そしてここからは、山頂までひたすら登りが続きます。

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のぼって

 

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のぼって

 

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のぼって

 

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のぼ~~るゥ~~~~

(円◯志?と突っ込んだあなたはきっと昭和)

 

 

岩でゴツゴツした登山道はまさにアスレチック。

時にはスリリングな場面もありましたが、楽しい道中でした。

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岩で塞がれたルートも2人の手にかかればこの通り。

いやぁ、最後尾のスタッフはまさにお姫様登山状態でしたよ。ほほ。くるしゅうない。

 

 

 

 

 

ゴメン謝るから誰か突っ込んで~

 

そんなこんなで自然現象を楽しみつつ、着々と山頂までの距離を縮めていきました。

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この高さだと、春の訪れはまだ先か。

冬の風物詩がどっしりと鎮座していました。

 

山頂まで10分の表記を発見。もうすぐ!なのですが…

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あちゃー。こりゃひどい。

山頂は目前ですが、焦りは命取り。

ここで全員軽アイゼンを装着し、慎重にゴールを目指します。

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…しかし、軽アイゼンをめぐりハプニング続出。

タイトルはズバリ「かなぶん手アイゼン危機一髪」「めぐ…おまえ…その左足……」の強力な2本立て。

ここに記載すると真面目な登山家の皆様に大叱責されそうなので、よかったら当山荘にお越しいただき登山論を説いていただければ幸いです。

ドMなスタッフは喜んで叱られます。

 

 

(遠回しに宿泊誘致してんじゃないわよ)

 

 

 

雪に覆われたラストスパートを突破すると…そこには!

 

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どーーーーーーーーーーーーん!

 

眼下に拡がる見事な風景!遠く連なる山脈に、思わずため息が漏れてしまいます。

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普段見上げている山頂に、今自分が立っている。

この感覚がたまらなく快感なんですよね。

 

初日に瑞牆山荘で購入した手拭いを広げ…

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山頂、いただきました!!

 

あいにく八ヶ岳や南アルプスは雲隠れしておりその姿を拝むことはできませんでしたが、限られた条件で見ることのできる霧氷を確認。

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気分はクリスマス… なんてな……ふっ

 

 

貸し切りの山頂を各々楽しみました。

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よじよじ

 

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チラッ

 

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ぶい

 

小屋のオーナー・守さんがいつか言っていた「後ろ髪を引かれるくらいに下山するのがちょうどいい。満足してしまうと、その山には登らなくなってしまうから」という言葉を胸に、強風を理由に下山。

まだまだいようと思えば留まれたのですが、次の楽しみを残しておかないとね。

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絶景をごちそうさま!

 

 

富士見平に戻ったあとは、少し遅めの朝ごはん。

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かなぶん・美枝さんが準備してくれたステキなトッピングに「うんめ~~」が止まらないスタッフでした。

 

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昨日今日と料理長おつかれっした!

 

 

テントを撤収し、瑞牆山荘前に着いたのは10:30ごろ。

山荘でコーヒーをすすってお店を出ると、タイミングを見計らっていたかのようにめぐ母タクシーが到着。

 

3人無事に今回の山行を終え、瑞牆山を後にしました。

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肉を担いで〜瑞牆山行その1〜

2018.4.7-8

 

各地で桜祭りが開催されたようですが、関東は突然の雨風に見舞われ、葉桜祭りだったところが多かったのではないでしょうか。

この時期の天気の変動はまさに女心の如し。

晴れたかと思えば曇り、急に冷めたかと思えば暖かくなり…

うん。なんか余計なことを書いて世の女性にお叱りを受けそうなのでこのくらいに留めておこう。

 

いやぁ、暖かくなるとついつい心も浮わついてしまい…先週やっと小屋に入ったか!と思えば、早速すっぽかして別の山へ行ってまいりました。

 

じゃん!

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いや…だれやねん…

 

 

 

 

いったんCM挟みまーす

 

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山梨県民を探せゲームぅ

 

 

 

 

 

 

 

 

(あれ、予想外の飽きの早さだ…)

 

 

 

 

と、というわけで今回はコチラっ

 

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まいどお馴染みカナブンズ!

おしどり夫婦+独身貴族(白目)が、瑞牆山行をお届けします。

 

 

 

 

 

 

AM10:00 甲府駅南口

 

今回は遅刻してないですよっ(当たり前じゃ)

信玄公祭りが催されていたこともあり、普段より人は多め。

見つけられるだろうか…と心配でしたが、5秒後にその不安は渋沢までふっとんでいました。

 

 

\明らかに荷物量がおかしい2人組発見/

 

 

あ~こりゃまちがいない。

近づいている最中に、嫁にしたいランキング1位の美枝さんがスタッフの存在に気づいてくれました。

続けてかなぶん(好きな四字熟語:妻山酒妻)もスタッフを捉え、無事合流です。

そして今回は脇役に若干変人・めぐ母が。

四駆でもなんでもない軽自動車をぶいぶい走らせる頭文字Kが、運転手を務めてくれました。スペシャルサンクス!

 

 

 

 

AM11:30 瑞牆山荘

 

ささ、車での道中はすっとばし早速山の様子をお伝え。

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準備を整えてアタック開始です!

 

初日の行程は瑞牆山荘から富士見平を目指し、そこでテントを張るというまったりコース。

富士見平までもコースタイムで50分と手軽に歩ける道のりです。

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さすが縦走慣れした夫婦。

サクサク歩くね~

 

春山というには少し寂しげな風景の中をもくもくと進んでいき、階段を登りきると…

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ずおおおぉぉおおん

 

突然姿を現した岩峰。その勇ましい姿に、おもわず興奮してしまいました。

よし、早速撮影ターイム!

 

 

…ん。

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(花立マスコット、シャツが挟まった模様)

 

 

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てへっ

 

 

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あい、1枚いただき~

(かわいいじゃねーか)

 

 

 

さぁ、ここまでくれは富士見平は目前!

左手にド迫力の山頂を見据えながら、水場を越えて宿泊地へ到着です。

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駐車場も登山道も、なんか人少ないなぁ~と思ったら…案の定テントも花立組のみでした。

 

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この通り広々としたもので。

 

さすがに13時前から宴会おっぱじめたら日付が変わらないうちに目が覚めてしまう…

ということで、小屋番の方にオススメされた「鷹見岩」を目指すことに。

 

サブザックに荷物を移し、金峰山へ続く尾根を歩き出します。

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軽い足取りで歩く2人。

少しでもヨソ見していると…

 

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すーぐ米粒サイズに。

歩ける夫婦っていいわねぇ~ステキ~

 

なんておばさん目線を存分に発揮してましたよ30歳にもなってねーのに。行く末が心配だ。

 

 

枯れ葉が多く寂しげだった麓に対し、所々に初夏を感じさせる優しいグリーンが目を癒してくれます。

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夏に思いを馳せながら緩やかに登っていくと…あ、分岐が見えてきましたよ。

 

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気持ちはまっすぐ進みたいところですが、木々の生い茂る日の陰った道へ。

分岐を歩いてすぐだというのに、日が当たらないせいか冬の名残が身を寄せ合い固まっていました。

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うぅ。気を抜くと滑る滑る。

 

油断して三人ともアイゼンを持ってこなかったものですから、慎重にてっぺんを目指します。

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どえーっ完全に雪残っとるやん!

 

…にも関わらず兄貴カナブンはレディーズそっちのけでひょいひょい登っていきました。鉄人め。

登りでここまで神経使うのは穂高以来じゃないか…なんて考えていると、頭上からブンブンズの歓声が降ってくるじゃあないですか。

雑念を振り払い、途中すっころぶもなんのこれしき、雪で固くなった登山道を登りきると…

 

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うお、すげー!いい景色!!

(語彙力:小学校低学年レベル)

 

富士山、南アルプス、八ヶ岳の姿を確認。

さぁーここでも記念撮影といきましょう!

 

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エクスプロージョン!

(英単語:中学校1年レベル)

 

予定していなかった行程と、予想外の風景。

行き当たりばったりにしては十分すぎる景色を堪能しました。

ささ、テントに戻りましょう。

 

 

PM04:00 富士見平

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カンパーイ!

 

シャウエッセンをお通しに瑞牆ビールで喉を潤します。

瑞牆ビールはくせがなくスッキリしていて、ビールがちょっと苦手なスタッフでもゴクゴク飲めました!

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全額レスキュー費用にあててるんだって!

どっかの山荘も見習った方が…ゴフゴフ

 

今宵のディナーは、かなぶんが美味しいお肉を振る舞ってくれました。

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見よ…肉との会話を楽しんでいるぞ…

 

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絶妙な塩加減に全米が唸った

 

 

体を動かした後のお肉、しみわたる~。

青空の元で美味しいお肉を頬張り、まさに贅沢なディナーでした。

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〆のサーロインがこの上なく最高!

ごちそうさまでした。

 

 

お肉を平らげた後はテントの中でお酒とおつまみ。

くだらない話やこれまでの山行、スタッフの今後などジャンル様々な話題にたくさん笑って満足した一行は、最後にしりとりをしながら眠りにつきました。

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春遠からじ

3月第2週の週末。丹沢の麓もすっかり春めいて、戸川公園の色彩の美しさに思わず足を止めてしまいます。

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歩荷の起点としている本谷から戸沢に合流する渓流の水もぬるんでいる様子、春の訪れを感じます。

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この週末、天気予報に反して、山は朝から、霙まじりの小雨。大倉尾根を登ってこられる登山者も口々に生憎の空模様が、恨めしそうでした。その代わりに、天神尾根の水墨画的な杉林の景色は、重い荷にあえぐ歩みに、少なからずの安らぎを与えてくれます。

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山荘付近も、朝方の雪にちょっとした雪景色、氷の旗は寂しげでした。

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さて、前回の、赤岳からのブログは如何でしたか。花立山荘は、余裕を見て、スタッフの登山スキルの向上のため夏の縦走から冬山まで訓練を兼ねた山行を実施しています。今回の山行では、冬山初めてのスタッフもいましたが、オーナの厳しい指導のもと無事、厳冬期のテント泊も赤岳登頂もできました。安全のため、時には大声が飛ぶこともありますが、登山は無事に帰るのが原則です。

無理をせず、装備、安全体制を整えてこれから始まる残雪期、夏山、秋山、そしてまた冬山と、四季それぞれの姿で迎えてくれる山を楽しみましょう。

個人的には、先週末の、三浦マラソン、昨日は、大山登山マラソンで今冬のマラソンシーズンも終了。なかなか、思うようにタイムも出ませんが、登山のトレーニングとしてのマラソンも欠かせません。

夏の暑さはまだ早い〜赤岳山行〜

あっ、どうもはじめましてっ

スタッフ兼ブログ担当の山梨県甲府市民です。

花立山荘のブログ担当は2人おりまして、そのうちのアホの方とよく言われおります。

以後、お見知りおきくださいませ。

 

 

 

 

なんて。この期に及んで何言っとんのじゃ。

どうもみなさまご無沙汰しております。

人事異動が激しい時期にレアキャラ化するのがトレードマークになってまいりました(トレードマークの使い方をこのアフォに誰か教えてやって)。

いやいやだから下界じゃマトモ(棒読み)に働いてるっちゅーに。確かに小屋にいるときは目も当てられない醜態をさらしていますが。

 

忙しいを言い訳にしまくること2ヶ月、ここ最近全く小屋に顔が出せていないスタッフです。

準スタッフに降格しそうな予感。ヒョエー

 

さて、予想より遥かに早く春がやって来てしまいました。

丹沢に行けないストレスは近場の山で発散しているのですが、今日はとにかく暑かったですね。夏かよ!ってくらい。

長袖インナーとスパッツに半袖短パンと夏スタイルでもう汗だくだくでした。

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普段は素通りする丸太の上で小休止。

花立山荘じゃかき氷も出たのでは?

かなぶん、とおるちゃんお疲れ様でーす。

 

じわり、じわりと丹沢にも夏が訪れようとしています。

バカ尾根を歩いているときのあの暑さ…思い出すだけでも体がだるくなりそうです。

夏を思うにはまだ早いので、ちょいと一旦涼しい話題をぶちこみましょうか!

暦を無視して氷の世界を堪能しましょう。

1月末に訪れた、美しい白銀の山行をお届けします。

 

 

 

 

 

(相変わらず無理矢理なつなげ方である)

 

 

 

 

2018.1.27-28

時は遡って1月末。

オーナー守さん、ボッカマシーン榎本先生、お味噌の達人でこさん、人材派遣業者めぐの4人で八ヶ岳へいってまいりました!

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ドゥンッッッッッッ

いい写真~~~~~!(自画自賛)

 

美濃戸口に車を停め、林道をのこのこ歩きまずは美濃戸山荘前でパシャリ。

1日目は南沢から行者小屋を目指し、そこでテント泊です。

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前の二人はペアルックと言わんばかりの赤

 

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その後を歩くブログ担当ズは仲良く青

 

雪は深いものの行者小屋まではハイコングコースのような緩やかな道のりで、アイゼンをつけることなく直に雪を踏みしめて進んでいきます。

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下界では目にすることのない雪の量に、細心の注意をはらいつつも時にははしゃぎながら1日目の目的地を目指します。

それにしても…

 

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いや~いい天気~~~!

雲も出ていましたが日向はとっても温かく、行者小屋に着いたときにはジャケットを脱いでいても汗ばむほどでした。

 

小屋でテント泊の手続きを済ませたら、協力して今晩のお宿の準備です。

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あ、あれ…エノモっちゃんまで赤くなっとるやないか…スタッフみごとにハブられたね…(泣いてないもん)

 

テントが完成したのは13時前。

宴会を始めるにはまだ早すぎる時間…ということでチームレッドはアイゼン講習へ、

ブログ担当ズはアイスキャンディの見物で赤岳鉱泉へ向かいました。

 

のこのこ、しゃくしゃくと雪の上を歩くこと30分…

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やってるやってる~!いいなぁ。

いつ見ても圧巻です。

 

エノモト先生の解説にうんうん頷きながらアイスキャンディを見物し、女子トイレ行ってる隙にこのおっちゃんはちゃっかり若いねーちゃんをナンパし、そんなこんなで来た道をヒーコラヒーコラ歩いていると…

 

行きの時は素通りした、展望台の分岐で立ち止まり。

ベテラン・エノモト先生ですら行ったことのない展望台。

時間もたっぷりあるしどんなものか見てみようか、と大して期待せず10分弱登ってみると…

 

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どわーーーーっ絶景やないか!!!

 

そこには八ヶ岳南部を見渡せる大パノラマが広がっていました!

エノモト先生ですらインスタ映えする威力。

個人的にこの山行で一番印象に残った景色でした。お見事!

 

 

小屋に戻ったのは15時前。

ちょうどアイゼン講習組も戻ってきました。

 

翌日も早いし…もうおっぱじめてもいいんじゃないの?

テントの中で炭酸の弾ける心地よい音色が響きました。

 

そして今宵のディナーは…

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煮込みうど

いやいやいやまてまてまて!

素うどん!すうどんやんかこれ!

ちょ底!底から具出して具!ぐ!!!

 

 

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オォ~~~~~

 

とってもおいちい煮込みうどんでした。

 

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テントの中はいつもハプニングだらけ。

でもそれがとっても楽しいんですよね。

 

うどん、おつまみ、お酒をたいらげ…満足したご一行は18時前に就寝。

本番は翌日ですから。

久しぶりの雪に戸惑ったであろう体をしっかりと労りました。

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翌朝。

寒い。けど、想像してきたよりは寒くない。

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これから顔を出さんとする朝日の訪れを感じながら、少し緊張感を漂わせチーム花立はテントを後にします。

 

文三郎尾根から目指すは、八ヶ岳最高峰。

 

夏ですら登ったことのない赤岳の頂に、まだ不馴れなアイゼンを装着して進んでいきました。

 

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しかし険しい。止まることは許されない。

風は強くなり、ただでさえ重い足取りに容赦なく負荷をかける。

パンクしそうなふくらはぎに鞭を打ち、唸りながら急勾配を登っていきます。

 

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曇ればそこはモノクロの世界。

大袈裟ですが、生きた心地がしませんでした。

 

 

ただひたすらに足を動かしつづけ、写真を撮る余裕もなく、時間を気にする余裕もなく。

気付いたら、目指していた場所に立っていました。

 

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完全に目が死んでいる…

 

 

 

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山頂からは遠くそびえる富士山も。

 

しかしここで先に力尽きたのはスタッフではなくスタッフ携帯。

あまりの寒さに20%残っていた電池が一瞬にして0になりました。無念。

 

前日にエノモッちゃんがナンパした美女ともこちらで再会しました。

あの65歳、私より若く見えるのは気のせいだろうか…。

 

ナンパおやじを罰ゲームで写真係に認定したところで、北峰で集合写真です!

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白馬山行を彷彿させる足の痛みだった…

 

さ、下りは地蔵尾根です!

相変わらず風は強かったですが、山頂で食べた一口あんぱんでHPほぼフル回復したスタッフ、上機嫌でくだっていきます。

腹減ってただけじゃねーか。

 

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ふてぶてしいまでに余裕をかます

 

エノモト先生の山岳講座を聞きながら、北アルプスや中央アルプスの姿を目に焼き付け、無事下山です。

 

テントを回収し、美濃戸口に戻ったのは13時頃。

守さんが夜に予定アリのため、寄り道せず帰路につきました。

帰りの車中でダメ元でケータイの電源を長押しすると…あら復活するじゃないの。

複数ラインがたまっていると思ったら、そこには見覚えのある花立ダジャレオヤジからのメッセージ。

内容は…

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ゴム手袋が凍って立ったんだとさ。

どーーーーーでもええーーーーーー

 

 

 

それにしても自分の体力の無さ、足の弱さを痛感した山行でした。

まだまだ雪山の経験値は無いに等しく、守さん榎本さんがいなければなにもできない。

冬は夏に向けて、夏は冬に向けて、年中トレーニングは怠っては行けないと身をもって学びました。

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厳しくも白銀の世界は美しい!

 

 

危険が多くてもチャレンジしたくなる。

雪山には不思議な魅力がたくさん詰まっていました。

そめ ぞめ

2018.1.14

 

ワンダフルイヤー開幕から早3週間が経ちました。

世間のサラリーマンの皆様、久しぶりの週5日勤務はいかがでしたでしょうか。

ブログ担当(盆地育ち)もこれでもリーマンとして下界じゃ真面目に働いてます。一応。

おいなんだその目はっっっ

 

 

 

 

さて、もう20日の土曜なんですけどね、先週14日にチョロっと山ネタを仕入れたので徒然なるままに書き連ねんと存じます。

舞台は丹沢を離れ、スタッフ地元の山梨です。

 

 

 

今回タイトルの「そめ」、漢字は「初め」とあてていただきたいのですが、皆さま新年一発目の山はどちらへ行かれましたでしょうか。

「書き初め」ならぬ「登り初め」なんて。

スタッフは小屋で年越ししたので丹沢っちゃ丹沢なんですが…あくまで滞在していただけで、新年になってから登っておらず。

正月早々いただいたお年玉(風邪菌)も使い果たしたところだし、前々から気になっていた超身近な山に登ってみることにしました。

 

自宅からのこのこ甲府駅まで歩き、中央線に乗ること7分…

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あれっデジャヴ?

 

そうです、2つ前のブログで金井夫妻と旅した石和温泉駅に、この日は1人で。

いやいや前回の使い回しじゃないよこの写真。

前回は南口。これ北口。

 

とまあ南口との違いが全くわからん北口から歩いて10分もしないところに、実は登山口があるんです。

GSとパチンコ屋さんの間に何気なく…

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も、もっと主張してええんやで…

 

大蔵経寺山。その名の通り、寺を麓に構えた山で山梨百名山の1つでもあります。

スタッフの家から何気なく見えて、奥秩父の地図に何気なく載っている、駅から歩いてすぐの何気に好アクセスなこの山に、2018年の初登山を捧げました。

 

矢印の指す方向に向かって歩いていくと…

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あいっ6地蔵のお出迎え~

と左側に登山ルート図が。

 

山と高原地図(スタッフのは2016年版)にも大まかなルートは載っているんですが、この案内図には展望の位置といった詳細も載っていたのでこちらを頼りに山頂を目指します。

墓の真ん中を堂々突っ切って真っ赤な鳥居をくぐり、社をクルっと回るように緩やかに登っていくと…

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きたよーきましたよー!

ゲートをくぐって本格的にスタート!

 

 

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…というスタッフの期待もむなしく、

しばらくコンクリートロードが続くのであった。

遠足かよ。てくてく。

 

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うねうねと蛇行する道を黙々と登っていくと、分岐と入り口で見た案内図が再び現れました!

右に行けば展望の案内。しかし続くはコンクリート。

左を見れば枯葉のブラウン・カーペット!

 

これはもう迷うことなく。

スタッフ、己のダイコン足を勢いよく枯葉の中へと突っ込みます。

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快適快適~

よきかな、この感触。

 

お天気ヨシ、木々の間から甲府盆地や甲州アルプスを眺めながら歩を進めていきます。

 

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道がどんどんワイルドになってまいりました。

寝正月でたるんだ足腰が悲鳴をあげておりますブヒブヒ。でもこの辛さが気持ちいいブヒブヒ。

 

 

 

 

そ…それにしても…

 

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すんごい枯葉の量!

これまだ浅いほうです。

 

身軽に…とトレラン装備で来たのですが、葉でルートが覆いつくされ走るに走れない。

案の定枯葉のしたの岩に気づかずコケる場面もありました。

安全が確認できるまで、景色を楽しみながらゆっくり山頂を目指します。

 

 

しっかし…やはり山は標高だけで難易度を決めてはいけませんね。もちろん高さならではのリスクってたくさんあるんですが。

大蔵経寺山はたったの715m。

これまでスタッフが登った中でも低山ランキングTOP3に入るであろう標高だというのに、なかなかの登りごたえ。

丹沢しかり、事前に「標高差」もしっかり確認してから登る方がより安全に登山を楽しめることでしょう。

 

 

ちょいと真面目な考察を挟んだところで…

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山頂到着!広いっ

展望は…うん。まぁ、うん。

 

ひと休みして他の登山者さんと軽くおしゃべりした後は、そのまま下山するのではなくせっかくだから稜線も少し歩いてみることに。

気持ちのいい稜線でした。

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ヨセミテ・ナショナルパークみたいね

行ったことねーけど

 

稜線ですれ違ったのは登山者1名とトレイルランナー1名。人が少ないので走りやすそうです。

トレランは高尾メインでしたが、今後は大蔵経寺山も入れてみようかな。

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本日のベスト・オブ・ぼっち

まじでもっと山友増やそう…

 

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あら、これまた立派な大根が2本も

お巡りさ~ん山の稜線で笑いながら枯葉蹴飛ばしてる怪しいアラサーがいますぅ

 

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ところどころかっ飛ばしてみたり

 

そうそう、甲州弁で「走る」ことを「とぶ」って言うんですよね。

枯れ葉が多くて足元が見えないと言えど、せっかくトレラン装備で来たからには走れるところは走らないと。

じゃなきゃほら「とべない豚はただの豚」ですから。ぶひ

よく自虐に走る残念なスタッフですわい。

 

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青空を仰ぎながら無事下山です。

 

アクセスよし、展望よしの素敵な山でした!

次回はもうちょい早めにスタートして縦走、積翠寺方面に降りて甲府駅まで歩いてみたいです。

しかしたまにはパーティー組んで行きたい…切実…

甲府市民スタッフと山行ってもいいよ、という器の大きいお客様は是非お泊まりの際にお声がけください。

荷物運び喜んでお引き受け致します。

 

さてさて、来週はまたも丹沢を離れ別のお山に浮気予定!

アホの方のブログ担当が次回花立山荘をお送りするのは2月一周目もしくは三連休の時に。

皆さまの今年初登山のお話も是非お聞かせください!

 

おしるこのモチ焼きながら小屋でお待ちしております。

 

再生エネルギー

そろそろ正月気分も抜けた、2018年の最初の週末、歩荷とトイレ清掃スタッフの最初の荷上げは、年末、年始で消費したガスボンベ。いつものように2時間ほどの苦痛から解放された後には、冬晴れの富士と、一人(一頭)立ちした雄鹿の歓迎でした。

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この時期、トイレの雑巾も即座に凍り付き、なかなか綺麗にならず、月1回の投与の酵素剤、消臭剤も冷水でなかなか溶けず難儀します。

 

 

 

 

 

さて、慢性的な小屋の電力不足の解消のため、念願だった風力発電機の設置が完了しました。

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この日、発電機の組立に思考錯誤している間に、高橋オーナーの職場から電気関係のプロが2名、応援に駆けつけてくれて、プロペラの設置と配線。20180106No3

自ら風向きを察し、回転するプロペラの姿が青空に映え、絵になります。これからは、老朽化した太陽光発電と大倉尾根の風の恵みを受けた風力発電の併用で、小屋の電力を担うことになります。まだ、どの程度の効力があるか、未知数の点もありますが、少しでも快適な山小屋を目指して、花立山荘は山小屋ならではの進化を続けていきます。

 

 

色付きの水を求めて〜山梨旅行編〜

2018.1.4

 

ずびーーーずびーーーーーーー

ジュコオオオォォオオオオ

 

 

 

 

 

はいどーも、いきなり意味不明な擬音語で読者を混乱に陥れる風邪気味のブログ担当です。

鼻づまり音を流行りのダ◯スベー◯ー風に表現してみました。

そんなところでトレンド取り入れんでいいわ。

 

とまぁ正月から風邪気味でしたが、本日は昨年末から楽しみにしていたイベントがありました。

なんと花立…いや、丹沢イチのおしどり夫婦と自信をもって断言できるカナブン夫婦が、スタッフの地元・甲府に遊びに来てくれたのです!

というわけで、今回のブログはスタッフらのお正月山梨旅行の様子をお伝えします~。いってみましょうっっっ

 

 

 

 

8:30   甲府駅で待ち合わせ

にもかかわらずこの山梨県民はやらかしました~お約束の遅刻ですスンマセンッッッッ

咳き込みながら謝罪・新年の挨拶・謝罪、の頭ペコペコ三昧。ペコペコ。ペコ

さすがボスは不◯家関係者。

そんなアラサーを優しい笑顔で迎えてくれた金井夫妻、お土産にトウキョウバナーナと筑波山神社の縁結びお守りをくださいました。

エーン嬉しい泣いちゃう~~(黙れ)

 

 

全員揃ったところで改めて…

 

いつでもどこでも山装備・カナブン

誰もが羨むエレガントレディ・美枝さん

昭和からやっと平成認定・めぐ

 

夫婦+αの3人旅が始まりました。

 

 

どこのお店も開店前ですから、まず向かうは名将・武田氏を祀る武田神社。

時間はたっぷり、おまけに山男と山女たち。

武田神社行きのバスを待たずに、上りのアスファルトをずんずん歩いていきます。

なんやかんやご無沙汰だったカナブンズと近況報告やらで会話がはずみ、あっという間に武田神社に到着!

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まずは入り口で1枚!

 

いやぁ~それにしてもいい天気でして。

南アルプスをすぐ真横に臨める景色に、二人が大層感激していたのが印象的でした。

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アルプスを背にツーショット

やっぱりこの夫婦理想だ~かわいい!

 

 

二人があまりにもかわいかったのでピンで対抗するも…

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まぁ惨敗だね。無謀な挑戦だったね。

ちゃっかり後ろになんかいる。

 

ささ、神社ですからまずはお清め。

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先に左手~次に右手~

ん。あ、かなぶん山男の格好?

だーから言ったじゃないですか。

 

清めたら続いてお詣りです。

スタッフは寝込んでいたためこれが初詣。

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安全登山~健康登山~

今考えたら健康登山ってなんか変だな

 

おのおのお詣りを終えた後は御守り購入へ。

水晶軍配守かわいいな~とぼやいたら…

 

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アニキがおそろいで買ってくれました!

いえーい風林火山!ありがとうっ

 

ささ、神社のテッパンといえばおみくじ!

さっそく軍配守の効果が出たのか、

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山女たちは見事大吉引き当てやしたっっ

スタッフのおみくじマスクと同化してんぞ

 

 

あ、軍配守を買ってくれた張本人ですか?

 

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ス…スエキッチ…

ごめん何も見てないですぅ

 

 

武田神社参拝を終えたあとは、再び来た道を戻り甲府駅北口にある複合施設・甲州夢小路へ。

ここから花立のソムリエ・かなぶんの本領発揮です。

なんてったって山梨ですから目的は…

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ワイン!

 

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とりもつ煮を食べてるときだって…

 

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ワイ…あっこれは七賢(日本酒)だ

 

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続いて訪れた駅近のワイナリーでは

1本12000円の高級ワインを試飲!

 

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三者三様、おいしくいただきました

 

こんな感じで昼間っから試飲を繰り返すのんべえ3人。

自分で言うのもですが、登山家って総じて酒に強い方が多い気がします。

 

ここで本格的な腹ごしらえをすべく、親子丼が人気の甲州地鶏を扱うお店へ。

先ほどとりもつを食べた「小作」では1杯のほうとうを3人でシェアしたため、胃袋にはまだ余裕が。

ワインもですが甲州グルメも味わっていただかねば。

かなぶんも「親子丼~親子丼~」と唱えているので期待してるに違いない!

 

はいっお店に到着するや否や3人が注文したのは…

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ででーん

親子丼は美枝さんだけじゃねーか!!

かなぶんすき焼きかよ!

スタッフも牛スジおこわだし!

 

あへへ。甲州ワインビーフにハートを射ぬかれました。どれも美味しかったからヨシ!

満腹かつほろ酔いのせいかまぶたがほんのり重くなってきたので、早めに次の目的地へ。

 

再び駅へ戻りタクシーで酒折のワイナリーへ赴いたはいいのですが…

 

運転手「なんでぇやっちゃいんじゃん!」

スタッフ「でえぇーうそ?!」←通じる

金井夫妻「休みだ!(今の何語?)」

 

とまぁ行きたかったワイナリーは正月休みで残念でしたが、2人が生の甲州弁を体感してくださったいい機会でした。

ポジティブにとらえておこう。

 

 

一行はしぶしぶその先にある別のワイナリーへ。

山梨県民のスタッフも初めて赴くワイナリーだったのですが、ここがとっても素敵でした!

 

甲府市桜井町にある、県内で唯一「ドメーヌ」を名乗ることのできるワイナリー。

ドメーヌの意味?あいっGoogle先生よろしく

 

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左が「今日当番でね~」とおっしゃるお店の方。

 

「当番」の単語のイメージから、近くにお住まいのボランティアの方なのかなぁなんて思っていたのですが。

人は見かけで判断してはいけないですね。

うちの小屋主・マモチャンも一見ただのエロオヤジですが山のスペシャリストですし。

 

とにかく、すごい方でした。

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相当なソムリエさんだったらしく、ワインの知識が飲料そのものに限らないんです。地質だとか地形だとか、ちょっとした歴史背景だとか思わず「へぇ~~」と感嘆してしまいます。

海外で修行されたご経験もあり、舌を鍛えるだけではなく畑へ赴き収穫やら作業もされていた模様。

人生でこれまで何ヵ所かワイナリーに足を運びましたが、ここまでしっかり経験に裏付けられた知識をお持ちの方は初めてでした。

 

「お正月だから」と羽振りよく6本のワインを試飲させてくださいました。どれも美味しかった…!

スタッフ人生で初めて自分用のワインをボトルで2本購入。純粋に味が美味しかったですし、なによりこのおじさまから買いたかったのです。

改めて自分は重症レベルのおやじ(おじいちゃん?)好きなんだなと感じています。

 

さらに下心的にはこのワインを特別な人と飲めるよう努力を…なんてげふんげふん咳が

独身アラサーの脳内なんてしょせんこんなもんだ世間の男性諸君よ。

小屋にこのワインをボッカしてきたらそのときは指差して笑ってください。

 

 

素敵ワイナリーを後にしたカナブンズは最終目的地の石和温泉駅へ。

ここの観光案内所でもワインの試飲ができたので、ダメ押しと言わんばかりの1杯をいただきました。

 

そして〆は駅前の足湯でまったり。

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やっぱりこの2人いいなぁ~~

あんよあったかそう。

私のハートもほっこりしました。

 

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いい表情だねぇ~!

もはや金井夫妻専属(盗撮)カメラマン

 

 

最後は二人の素敵な笑顔で改札まで見送っていただきました。

自分の生まれ育った場所を親しい人たちが好きになってくれることって嬉しいですね。

次回は車で県内を案内したいなぁ~と勝手にツアー計画中。山も行きたいなぁ。

 

風邪による寝正月でしたが、最後にとっても楽しい思い出ができました。

かなぶん美枝さん1日ありがとうございました~ごちそうさまでした!

 

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引き続き良い旅を!