季節の風景

そめ ぞめ

2018.1.14

 

ワンダフルイヤー開幕から早3週間が経ちました。

世間のサラリーマンの皆様、久しぶりの週5日勤務はいかがでしたでしょうか。

ブログ担当(盆地育ち)もこれでもリーマンとして下界じゃ真面目に働いてます。一応。

おいなんだその目はっっっ

 

 

 

 

さて、もう20日の土曜なんですけどね、先週14日にチョロっと山ネタを仕入れたので徒然なるままに書き連ねんと存じます。

舞台は丹沢を離れ、スタッフ地元の山梨です。

 

 

 

今回タイトルの「そめ」、漢字は「初め」とあてていただきたいのですが、皆さま新年一発目の山はどちらへ行かれましたでしょうか。

「書き初め」ならぬ「登り初め」なんて。

スタッフは小屋で年越ししたので丹沢っちゃ丹沢なんですが…あくまで滞在していただけで、新年になってから登っておらず。

正月早々いただいたお年玉(風邪菌)も使い果たしたところだし、前々から気になっていた超身近な山に登ってみることにしました。

 

自宅からのこのこ甲府駅まで歩き、中央線に乗ること7分…

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あれっデジャヴ?

 

そうです、2つ前のブログで金井夫妻と旅した石和温泉駅に、この日は1人で。

いやいや前回の使い回しじゃないよこの写真。

前回は南口。これ北口。

 

とまあ南口との違いが全くわからん北口から歩いて10分もしないところに、実は登山口があるんです。

GSとパチンコ屋さんの間に何気なく…

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も、もっと主張してええんやで…

 

大蔵経寺山。その名の通り、寺を麓に構えた山で山梨百名山の1つでもあります。

スタッフの家から何気なく見えて、奥秩父の地図に何気なく載っている、駅から歩いてすぐの何気に好アクセスなこの山に、2018年の初登山を捧げました。

 

矢印の指す方向に向かって歩いていくと…

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あいっ6地蔵のお出迎え~

と左側に登山ルート図が。

 

山と高原地図(スタッフのは2016年版)にも大まかなルートは載っているんですが、この案内図には展望の位置といった詳細も載っていたのでこちらを頼りに山頂を目指します。

墓の真ん中を堂々突っ切って真っ赤な鳥居をくぐり、社をクルっと回るように緩やかに登っていくと…

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きたよーきましたよー!

ゲートをくぐって本格的にスタート!

 

 

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…というスタッフの期待もむなしく、

しばらくコンクリートロードが続くのであった。

遠足かよ。てくてく。

 

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うねうねと蛇行する道を黙々と登っていくと、分岐と入り口で見た案内図が再び現れました!

右に行けば展望の案内。しかし続くはコンクリート。

左を見れば枯葉のブラウン・カーペット!

 

これはもう迷うことなく。

スタッフ、己のダイコン足を勢いよく枯葉の中へと突っ込みます。

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快適快適~

よきかな、この感触。

 

お天気ヨシ、木々の間から甲府盆地や甲州アルプスを眺めながら歩を進めていきます。

 

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道がどんどんワイルドになってまいりました。

寝正月でたるんだ足腰が悲鳴をあげておりますブヒブヒ。でもこの辛さが気持ちいいブヒブヒ。

 

 

 

 

そ…それにしても…

 

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すんごい枯葉の量!

これまだ浅いほうです。

 

身軽に…とトレラン装備で来たのですが、葉でルートが覆いつくされ走るに走れない。

案の定枯葉のしたの岩に気づかずコケる場面もありました。

安全が確認できるまで、景色を楽しみながらゆっくり山頂を目指します。

 

 

しっかし…やはり山は標高だけで難易度を決めてはいけませんね。もちろん高さならではのリスクってたくさんあるんですが。

大蔵経寺山はたったの715m。

これまでスタッフが登った中でも低山ランキングTOP3に入るであろう標高だというのに、なかなかの登りごたえ。

丹沢しかり、事前に「標高差」もしっかり確認してから登る方がより安全に登山を楽しめることでしょう。

 

 

ちょいと真面目な考察を挟んだところで…

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山頂到着!広いっ

展望は…うん。まぁ、うん。

 

ひと休みして他の登山者さんと軽くおしゃべりした後は、そのまま下山するのではなくせっかくだから稜線も少し歩いてみることに。

気持ちのいい稜線でした。

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ヨセミテ・ナショナルパークみたいね

行ったことねーけど

 

稜線ですれ違ったのは登山者1名とトレイルランナー1名。人が少ないので走りやすそうです。

トレランは高尾メインでしたが、今後は大蔵経寺山も入れてみようかな。

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本日のベスト・オブ・ぼっち

まじでもっと山友増やそう…

 

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あら、これまた立派な大根が2本も

お巡りさ~ん山の稜線で笑いながら枯葉蹴飛ばしてる怪しいアラサーがいますぅ

 

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ところどころかっ飛ばしてみたり

 

そうそう、甲州弁で「走る」ことを「とぶ」って言うんですよね。

枯れ葉が多くて足元が見えないと言えど、せっかくトレラン装備で来たからには走れるところは走らないと。

じゃなきゃほら「とべない豚はただの豚」ですから。ぶひ

よく自虐に走る残念なスタッフですわい。

 

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青空を仰ぎながら無事下山です。

 

アクセスよし、展望よしの素敵な山でした!

次回はもうちょい早めにスタートして縦走、積翠寺方面に降りて甲府駅まで歩いてみたいです。

しかしたまにはパーティー組んで行きたい…切実…

甲府市民スタッフと山行ってもいいよ、という器の大きいお客様は是非お泊まりの際にお声がけください。

荷物運び喜んでお引き受け致します。

 

さてさて、来週はまたも丹沢を離れ別のお山に浮気予定!

アホの方のブログ担当が次回花立山荘をお送りするのは2月一周目もしくは三連休の時に。

皆さまの今年初登山のお話も是非お聞かせください!

 

おしるこのモチ焼きながら小屋でお待ちしております。

 

ワンダフルイヤー

 

新年あけましておめでとうございます

2018年も花立山荘を宜しくお願いします

 

 

 

というわで始まりました2018年!

新年1発目のブログは田舎っぺの方が担当させていただきます。

今「運気落ちる~」とか言ったの誰だ飛び蹴りで許すから出てきなさい

 

 

 

皆さま新年をどのように迎えられましたか?

もちろん山で!いやいやコタツで!贅沢に海外で!いろいろな過ごし方があったかと存じます。

学生の皆様はお年玉がたくさんもらえてウハウハでしょうか。

そのウハウハ笑顔がゲッソリ渋顔に変わる頃、ようやくコチラの世界の仲間入りですね。

お待ちしております。

 

 

とか言いつつ、スタッフも今年はお年玉いただきました。

やべっ渋顔オヤジーズからヤジが飛んでくる!

何をもらったか?…の前に、楽しかった年越しの様子をお届けしますね。

 

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小屋の正月飾りはバッチリ。

新年を花立山荘で迎えんとやってくるお客様をお出迎えです。

 

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オーナー守さんの合図で乾杯!

総勢26名の方にご宿泊いただきました。

 

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新規・常連さん仲良くテーブルを囲みます

 

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あ、トオルちゃん邪魔ね~

今お客さま撮ってるからね~

カメラ目線いらないよ~

 

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1人、また1人と眠りにつき…

 

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睡魔に勝ったメンバーで年越しです。

風強い!あけおめ!寒い!

 

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秦野の美しい夜景を目に焼き付け

 

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最後は夜更かし組の笑顔いただき!

おしゃべりした後は各々の布団へ。

 

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こ、これは…最期の顔…ごほんごほん

安らかなトオルちゃんの顔を眺め、

スタッフも眠りにつきました。

 

 

 

そして翌朝は…

 

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全てを朱に包み込む見事な初日の出が!

 

DSC05448縁起のいい赤富士を拝み

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光の軌道を小屋越しに追い

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あっなんかアホが2人うつっちゃった

 

 

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宿泊でないと味わえない景色を堪能。

新年にふさわしい朝を迎えました。

 

 

さぁ、日の出も拝んだことだし、皆さまお待ちかねの朝ごはんです!

新年ですからもちろん…

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じゃじゃーんお正月バージョン!

みそ汁はお休みでお雑煮です!

(お雑煮の写真撮り忘れた守さんゴメン)

 

 

 

 

お客様を見送り、9時頃に守さんとブログ担当は下山へ。

三が日の営業はトオルちゃん&監視役・松崎兄さんに託します。

 

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下山する親父さんの背中を眺め、今年もこの人についていけるよう頑張るぞ、と気持ちを改めたスタッフでした。

 

 

 

 

 

さてさて。

本当は新年1発目に丹沢主脈縦走をやったろうと意気込んでいたスタッフ。

気合いを入れすぎて空回りしたのか、頑張ったご褒美としてお年玉(風邪菌)をいただきました。ゆえに縦走は断念。

三が日なにやってたの?ええ、まさに寝正月でしたよ。ぐはっ

 

 

 

 

昨年末に更新したブログで抱負を書かせていただきました。

覚えている方いらっしゃいますか?

いやいやいやマニアじゃない限りいないわ。

みんなお正月の特番で頭いっぱいだもの。

 

というわけで、改めてその抱負をここで語らせていただきますね。

 

今年も

「健やかに」

山と向き合いたいです!

 

 

 

 

 

健康の重要性を噛み締めた正月でした。

皆さまもご注意くださいネ

笠雲

今年も、あと2週間を残すのみ。町では、X’マス、年末と、何かと騒がしくなっています。

今週末の丹沢は、天気予報の影響か、心なしか大倉尾根の登山者は少なく感じました。

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朝8時半、山荘からみる富士山にも、端正ではないものの笠雲が。10時過ぎには、それも2段にバージョンアップ、午後は、崩れるのかなと感じさせる景色でした。

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一時の晴天と眺望のもと、天候の崩れないうちにと、多くの方は、先を急がれていた様子でしたが、結果、心配された天気も崩れることなく、翌日曜日は、冬晴れの晴天、初冬の丹沢を満喫できたのではないでしょうか.

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さて、花立山荘は、23、24日は通常営業。年末・年始は期間を延長して、土日以外も営業します。ご宿泊ご希望の方は、食材の荷上げの関係もありますので、早めにお問い合わせ戴けたら幸いです。

秋が去り、そして

例年になく丹沢の紅葉も鮮やかだった秋が、いつしか去り、丹沢にも本格的な冬の到来です。

いつものように歩荷とトイレ清掃が主業務の担当ですが、移りゆく季節の山を味わえるのは、週1度のささやかな楽しみです。

12月第2週末、山から下りてきた、戸沢林道の紅葉も見納め、

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そして、今朝は、大倉尾根でも、うっすらと雪景色が見られました。

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外の水受けボールにも、厚い氷が、おまけに、バイオトイレの水洗も凍結、これから春まで水洗がつかえず、トイレ清掃にも難儀する時期になりました。

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花立山荘は、天候にかかわらず、年中、週末営業、また、年末・年始も営業期間を延長して、皆さまのご利用をお待ちしております。

台風禍

台風22号の接近に見舞われた10月の最終の週末、28日の土曜日は、大倉尾根を訪れる登山者は、悪天候のわりには比較的見られたものの、29日は、午前中3パーティーあったのみの寂しい週末でした。

No2今週は、オーナー、No2、3の小屋番も不在で、とうとう1年数か月ぶりの小屋番をすることになりました。それも、3名の予約のお客様があるというので、定番の夕食メニューに加え、自家製の野菜を荷上げして、19時までお待ちしていましたが、結局・・・

3年前の1月のあの大雪の日、花立山荘は、何があっても土日は小屋は開けるという高橋オーナーの熱意に押され、「新人哀歌」ではないけれど、泣く泣く大倉から5時間かけてのラッセル。

いつものようにボッカの後は下山という気力もなく、そのままオーナーと二人、雪見酒かと思っていたところ、7時間かけて登って来られたお客様があって感激したことを思い出しながら・・・

さすが10月末の雨中の小屋番一人となると、寒さにも耐えられず、七輪の豆タンで暖をとりながら、考えようには、静かな山小屋の夜を楽しめる幸せなひと時を過ごすことも出来ました。

No1

No4大雨の影響で、外の水桶も新しい水が溜まる一方で、ソーラー発電は、警告ブザーが鳴り続け、一刻も早い、風力発電との併用が待たれます。

No3

No5

さて、今年最後の三連休、11月第1週は、天候はどうでしょうか。今週末もオーナーは不在ですが、金ブンが、皆様をお待ちしております。

今年の夏山を、締めくくれ。

2017.10.9

 

三連休最終日。いいお天気でしたね。

気づけば10月で、まもなく高山のシーズンは終了です。

オーナー・守さんから「3000m付近の山は今週末までにしておいた方がいいよ」とアドバイスされたスタッフ、この好天を逃すわけにはいきません。

今年、もうひとつ登っておきたい山がありました。

 

 

早朝3時に起き、着替えを済ませ車で芦安へ。

芦安の市営駐車場から始発バスに乗っては広河原で乗り換え、2週間ぶりの北沢峠に着いたのは6:50頃。

今回の目的は2つ。まずは…

 

 

#南アルプスいってきた

 

 

某ミネラルウォーターのCMでお馴染みですね。

そう。

 

 

宇多田ヒ◯ルの大ファンなスタッフ、聖地巡礼のために甲斐駒ヶ岳へ赴きました。

 

 

 

 

 

 

 

あれっ今誰か引いた?

 

ま、いいや。

3週連続で南アルプス山行をお送りします。

最近浮気しすぎだろ、そろそろ大倉尾根で痛い目みやがれ!とヤジが飛んできそうですね。

申し訳ない。来週その洗礼を受ける所存です。

 

 

さーてさて、舞台は戻って南アルプスへ。

ここに来るのも慣れてきました。

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臨時バスが出たおかげで早めに到着!

 

ちゃちゃっと支度を済ませ、7時前に出発です。

まずはじめに目指すは仙水峠。

とはいえ、北沢峠から甲斐駒へのアタックが実は初めてなスタッフ。

地図を見る限り緩やかな道が続く様子ですが、油断はせずにルートを見据えます。

右手にテント村を眺めながら澄みきった南アルプスの空気をめいっぱいに吸い込みました。

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あのテントほしいな~と勝手に物色。

 

長衛小屋を過ぎ、小川沿いをザクザクと歩いていると…なんと早速!

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この橋は!ヒッキーが渡ってたやつ!

 

前後に歩いている方々がいたので口には出せませんでしたが、CM同様に心の中で「うおおぉぉ」と叫んでみました。アホか。

 

美しい森の中を抜け、足場がちょっとゴツゴツしてきた…?と思ったら!

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「#うわまじか」の場所だこれ!すげー!

ただ例のCMで彼女はこの斜面を歩いていましたが、実際正規のルートではありませんでした。いろんな意味でうわまじか。

 

足場の悪い道をただ黙々と歩いていると、意外にあっさりと仙水峠へ到着。

ここまでは登山というよりハイキングでした。

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時計掲げてんのはいいけど何時だよ…

 

さぁ、ここから本格的な登りのスタートです。

次なる目的地は六合目にあたる駒津峰。

登ることに集中し、CMの件はこの辺りでスポーンと忘れます。あの興奮はいずこへ。

実際仙水峠までである程度のロケ地は制覇したような気がしました。たぶん

 

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おっと…これまでのハイキングとは打ってかわって攻めてくるじゃないの…

一気に傾斜が増し、徐々に足取りが重くなります。

なんのこれしき。あウソ辛い。いきなり来るねぇ…

同じ南アルプスでも女王を謳う仙丈ヶ岳とは違った、鋭さを感じさせる突然の急登。

木々の間から見え隠れする山頂や摩利支天と紅葉のコントラストに癒されながら、まだかまだかと六合目を目指します。

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もうすっかり秋ですね。

 

背中には先週歩いた地蔵のオベリスクがくっきり確認できました。

雲一つ無い青空にぐいぐい引っ張ってもらい歩いていくと…

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スタートから約1:40、駒津峰に到着!

 

ここからの景色が絶景のなんの。

遠くそびえる富士も確認することができました。

これから立たんとす「山の団十郎」の山頂をその目に焼き付け、気合いを入れ直します。

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うわーほんとイケメン!行くぞー!!

 

…と意気込んだのはいいのですが。

いかんせんここからは渋滞の嵐。

岩場で道幅が狭く避けるのも場所によっては難しいため、なかなか思うように前へ進めません。

巻き道より直登ルートならスムーズに行けるだろう!と踏んだスタッフ、勢いよく傾斜を増す岩場に手をかけますが…

なんとまぁ…ここも渋滞。あれっっっ

 

まぁいっか…時間に余裕はあるし…あー岩場楽しい~!うげっそこで止まるか~!それよりお腹すいたな、はやくチーズおかき食べたい。

 

だとかうんぬん、雑念を振り払うこともせずにもじょもじょと白い砂利道を歩いていると。

 

ひょっこり。

 

あ、あれ…あれ?

 

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どーん

なんだよ「まもなく山頂~」とかもなしにいきなりかよ!いやたしかに直登ってそういう意味なんだろうけどさ!

あまりにも唐突に山頂に立ったものですから、若干拍子抜け。

でも、1年前のガスガスからは想像できなかった絶景が広がっていました!

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うはーめっちゃ気持ちいい!

ここ3週間、週末いつもアタリだ!

 

富士山、北岳、鳳凰、仙丈、八ヶ岳、金峰、瑞牆…挙げたらキリがないほど、数多くの山の姿を確認することができました。

さーて腹ごしらえすっぺ!

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青空ランチ最高~~~!

空気が美味しいとご飯も3割増しです。

チーズおかきもむさぼりました。

 

 

ふぅ。エネルギー補給十分。

そしてここからが今回甲斐駒を選んだ第2の目的にしてメインイベント。

 

 

脚力とルートファインディング能力の確認、また、守さん・榎本先生に頼りっぱなしの登山からそろそろ卒業すべく、かつて二人にお願いをして歩いた黒戸尾根を自力で下ることでした。

 

 

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名残惜しくも山頂に別れを告げ、昨年歩いた長い尾根へと足を踏み入れます。

一気に人影が少なくなり、先程までの山頂の賑わいは嘘のように風の音に吸い込まれていきました。

下りはとにかく注意力。

鎖場・ハシゴが連続する黒戸尾根。

でも穂高を歩いたんだ。鑓温泉までの鎖場だって歩いた、半泣きだったけど。ましてやここは一度歩いてる。大丈夫。

これまでの山行と自分の脚を頼りに、慎重にルートをさばいていきました。

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下みえねーやん。焦らずゆっくり。

 

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通りすがりのおじちゃんが「甲斐駒アスレチック」とか言うから途中からなんか楽しくなってきた。モノは考えようですね。

 

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個人的に好きなのがコレ。

記憶のなかで五号目あたりが登り返すんだよな…と思っていたらやっぱりその通り。

はじめにかるーく登って五合目小屋跡にでると待ってるのがこの案内。

い、いや…確かに下山道なんだけどさ…

ここ下山の中でも一番登り返すところなんだよね…うん、かわいいから許す…

 

登りきると、ダメ出しと言わんばかりの長い樹林帯。

特に風景も代わり映えなく、木の根に気を付けながら進んでいくと…

 

遠くから、ゴールを知らせる水の音。

視界に入るは見覚えのあるつり橋。

あぁ。下りてきた。やっと。

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北沢峠スタートから約6時間、

無事今回のルートを完歩しました!

ラスト長かった…

 

いい形で今シーズンのアルプスを締めることができました。

最後に竹宇駒ヶ岳神社でお参り。願いはもちろん「安全登山」。

来シーズンもよろしくおねがいします。

 

 

さ、これでしばらく3000m近辺の山はお休み。

当面はトレーニングはじめ低山が心地よくなる季節ですね。

これはもう大倉尾根を登るしかない。

そういえば来週、大倉尾根のとある小屋でパーティーが開催されるとか?

あぁ~花立山荘の恒例・猪鍋ですか!

予約?まだまだ受付中ですよっっっ

 

秋の味覚に舌鼓、お腹いっぱい腹太鼓!

酔いが回ればタヌキも美女に?!

ストーブ囲んで山の夜を楽しみましょう!

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

おまけ

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登山口から白州道の駅までをぽつぽつと歩いていると、下山時に抜いたおっちゃん2人組が車で追い越し際に「おねーちゃんさっき下りてたよね?!乗んなよ!」と後続車が4,5台いるにも関わらず声をかけてくださいました。

あいにく道の駅に迎えが来ていたので断ってしまいましたが、山での何気ないコミュニケーションからはじまるささやかなお心遣いに感動しました。

「大丈夫!それより後ろつまってんべ!」とろくにお礼もいえずあしらうように返してしまったことがとにかく悔やまれます。

この場を借りて御礼申し上げます。

おっちゃんズありがとう!

 

あっちっち火打っち

2017.10.7-8

 

ほいっ、ちょびっと遡って三連休は初日と2日目!

初日はまさかの雨予報に家でだらだらする予定だったブログ担当スタッフ、雨の降る気配はなく思いの外お天気ももちそうだったので、またも高尾~陣馬を歩いてきました。ひとりで。

ほんと友達いねーな。

 

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しかも横向きかーい。

お馬さんも寂しそうだね。仲間。

 

高尾山口駅を13時スタートと遅めだったので、最終目的地・藤野駅から電車に乗ったのは18時ごろ。

甲府へ向かう各駅停車の中でおもむろにFacebookを開くと、かなぶんからメッセージありの表示…そこには。

 

 

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!?!?!((((゜Д゜)))!!!!!

 

 

な…なん……だこれは……!

画面に写し出された、なんとも嬉しそうな我らが兄貴・かなぶんの写真の数々。

高尾縦走で「まぁ今日はこんなもんっしょ~」と満足していたスタッフ、えぇ、そりゃもう羨ましくてしょうがない。

火打!ガスってるといえど素敵!!未踏の地!!!

 

 

…というわけで。

今回のブログは

 

かなぶんの めぐによる かなぶんのための日記

 

これでいってみましょう。

ちなみに送られてきたのは写真のみ。

ブロック担当スタッフのイマジネーションが最大限に問われます。

ゆえに今回は若干のフィクション・誇張表現が多大に含まれる可能性がございます。

真意が気になる方は当山荘にご宿泊のうえ、かなぶん本人に直接お問い合わせください。

 

 

さーいってみましょうかっっっ

 

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オハヨウゴザイマス。

いいテント場を確保できておそらく兄貴もご満悦だったことでしょう。昨日の夕飯は棒ラーメンとみた。

そういえばテントの第一印象って「住所不定無職」だったな。どうでもいいわ。

 

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あ、富士山じゃ~ん

いつからそんなイモっぽくなったの~

 

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見事な紅葉!いい感じに染まってますね。

そして見事なまでに紅葉に扮した方まで。

5秒で見つけてみよう。

 

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2日目・妙高トップいただき!

どうやらお天気にも恵まれたもよう。

百名山を着々とこなしている兄貴です。

来ているTシャツは五竜なのがミソ。

 

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続いての入場は妙高山高校。

先頭を歩くプラカードボーイは金井さんです。

甲子園球場の土を踏むのが夢だった金井さん。

チームの特攻隊長としても活躍中です。

この秋も球場(山荘)を大いに沸かすでしょう。

 

 

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おつかれちゃんでした!

 

 

 

はい、かなりいい加減なまとめでした。

これをこの情報社会に公開してよいのだろうか。うん、まぁよい。

そんなわけで、かなぶん、2日間にわたり仲良しな常連さんとテント泊を楽しまれたようでなにより!

お客さんと一緒に山に行けるってとっても幸せなことですね。

 

適当すぎて真意が一番気になってるのはこのブログを書いてる山梨県民でした。

 

10月三連休ー山荘たより

秋もたけなわ。天気予報では、初日の午前中は発達した低気圧の影響で雨。その後は、晴天になるとの予報でしたが、「〇〇〇心と秋の空」・・・

初日は、朝には雨もあがり、オーナーのボッカ姿も、天神尾根に絵になります。(長い単管パイプは近い将来、慢性的な電力不足を解消するための風力発電の土台にするものです)

ボッカ2ボッカ1

 

登山道脇には、フジアザミも見頃、リンドウも満開。丹沢の秋を感じさせてくれます。

ボッカ5ボッカ4

 

 

 

 

連休初日は、午前中から晴天に恵まれたとはいえ、天気予報の影響か、大倉尾根を訪れる人もまばら、小屋も殆ど開店休業状態。

一転して、2日目は好天の筈の予報が朝からガスに覆われ、多くの登山者の眺望の期待を見事に裏切っていました。ボッカ3

この日は、30年程前の山岳部の生徒が小屋を訪れてくれました。みな働き盛りの多忙な日々を送っている様子、学生時代の、あの逞しさはちょっと影を潜めた様子で「今日は小屋まで」との計画だったとのことが「せっかくだから塔まで行こう」と誘ったところ、さすが元山岳部員、全員即座に同意、20分程で山頂へ。

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学生時代、何度もトレーニングにきた塔ケ岳に感慨ぶかけでした。

3年間、当時は灯油のラジウスで炊いた芯のある同じ釜の飯を食った仲間との花立山荘での再会を約束して下っていきました。

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そして、連休3日目。自宅からも、朝から晴天に恵まれた丹沢の峰々の稜線が映えます。

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結局、連休の間、オーナー自らお客様を歓迎するため待機した小屋も、予約の 宿泊者はないままに10月の三連休は終わろうとしましたが、8日の夕方、米海軍横須賀基地のカップルの2名様が、急遽お泊りになることになり、オーナー他スタッフ1名、たどたどしい英語でなんとかその場をしのいでお泊りいただきました。流暢な英語でなくても、なんとか「花立山荘のおもてなし」をお見せできた連休最終前日の夜の出来事でした。

さて、これからは、丹沢も紅葉の季節。静かな山小屋の夜。たまには、山の歌でも楽しみたいと思われる方からの花立山荘ご利用のご連絡をお待ちしております。

 

晴天の祝福~鳳凰三山その2~

 

AM3:45 冷えきったテント内

おぉ~っなかなか冷える朝。

太陽が昇っていないのもありますが、やはり標高2500m付近ともなるとこの時期は下界の冬の朝に同じ。

テントは結露で濡れ、吐息は白く寒さを強調させます。

バーナーで暖をとり、朝食を済ませ5:30に鳳凰小屋を後にしました。

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AM6:20 地蔵・観音の分岐  岩稜

 

ルートは違えど初日に全員地蔵岳のトップを踏んでいたこともあり、鳳凰小屋から目指したのは地蔵ではなく観音岳。

小屋から延びる急坂を抜け岩稜に出ると、目の前に広がるは南アルプス・八ヶ岳・甲州アルプスの山々。

朝の新鮮な光を浴び、昨日見たそれとは違った美しさを放っていました。

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しっかりと目に焼き付け観音を目指します。

 

前日のドンドコ登りに比べれば、この日の登りはお手のもの。

疲れているはずなのに、アルプスの景色が前へ前へと背を押してくれます。

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力強い足取りで今回の最高地点へ。

さぁ、あと少し。

 

 

AM6:50 観音岳 山頂

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標高2840m、いただきました!

 

暖かい日の光とほどよい風。

あまりにも気持ちのいい山頂に、思わずはしゃいでしまいました。

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シコふむおやじと

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考えるでこさん

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そして寝そべるアホ。

 

三者三様、思うがままにキメた後は…

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北岳・仙丈ヶ岳をバックに記念撮影!

家族写真かよ。

というか実際家族に間違われました。

(写真を撮ってくれたノリノリなコーラのお姉さんがとても素敵でした!結婚したい!)

 

これまで守さんのバースデー山行といえばだいたい雨が付き物だったのですが、今回は2日間とも上出来100点満点の青空。

有り難いことに最後までカッパの出番はなく、富士山にも祝福され、心に残る山行となったのではないでしょうか。

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とっても素敵な稜線でした。またね。

 

AM10:30 青木鉱泉 完歩!

 

 

 

 

 

…と。

ここで、観音山頂で写真を撮ってくれた素敵なお姉さんと合流。すかさず守さんにナンパをそそのかし、かるーくご挨拶させていただきました。

全く同じルートをお一人で歩かれた模様。

おそらく年齢もそう遠くない。素敵…!

小心者ゆえ「山友になってください」とは言えませんでしたが、今度は丹沢で再会できることを楽しみにしています!

オカ(ダ)・コーラさん、素敵なお写真ありがとうございました。

 

 

ハイ、いかがでしたでしょうか!

最後駆け足でまとめた?いやぁ、写真が多過ぎてスタッフのカレールーみたいな脳みそじゃ処理しきれませんでした。許せ。

 

我らが大好き・守さんは18歳と528ヶ月。

うん、まだまだ若いね!たぶん!

これからも一緒に色々な山に行っては、

その景色を目に心に刻んでいきたいです。

元気でいてくださいね。

今回もありがとうございました!

 

\\\HAPPY BIRTHDAY///

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おまけ

帰りの車中ではっと気づく。

あ、いや。意識したわけじゃないけど。

たまたまなんだけど。

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随所にフェニックスなブログ担当でした。

…鳳凰なだけに。

進め、ドンドコ。~鳳凰三山その1~

2017.9.30-10/1

 

10月突入!オクトパスカル!

失礼、オクトーバーですね。

 

…なんだこの出だしの滑りっぷり。どこぞのオーハラだ。仕切り直しましょう。

 

 

 

 

さて、お天気に恵まれた週末でしたね!

9月最終週といえば…恒例行事「守さんバースデー山行」。

9月29日生まれの我らがオーナー・守さん。

肉の日に生まれたというのにたんぱく質制限で肉が食べられない、肉に怯える日々を送るザンネンなおやじ…げふんげふんっ

みんなに愛されてやまないエロおやじ。

そんな彼を祝福すべく、今回も丹沢を離れ県外視察です。

舞台はコチラ!

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守さんにとって甲斐国体以来の鳳凰三山。

32年ぶりだそうです。

あ、年齢バレるからやめろ?なにを今更。

鳳凰三山テント泊山行はじまりまーす。

 

 

 

9/30 AM4:55 甲府市内 某コンビニ7-11

コンビニ前にたたずむ完全に場違いな荷物を持ったアラサースタッフ。明らかに不審者だ。

店内の雑誌を整理しているおっちゃん店員と何度も目が合ってはそらし、を繰り返していると、見覚えのある湘南ナンバーが勢いよく駐車場に入り込んできました。

 

今回のパーティーは

 

監督 兼 脚本 兼 主演:高橋 守

本名とあだ名の一致率100%:でこさん

本名とあだ名の不一致率10000%:めぐ

 

の意図せずハーレムな組み合わせでした。

意図せずですよ。うん。意図せずです。

3人を乗せた車は国道20号を走り、スタート地点である青木鉱泉へと向かいます。

 

AM6:10 青木鉱泉

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い…いつみてもでかいザックだな…

 

今回のコースはドンドコ沢の滝を巡りながら鳳凰小屋にてテントを張り、翌日三山を縦走したのち薬師岳から中道を下り青木鉱泉に戻ってくる周回ルート。

確実念入りに準備を整え、6:45アタック開始です!

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よろしくおねがいしまーす!

 

はじめはなだらかな登りやトラバースが続き、ハイキング気分でサクサクと歩を進めるバースデーパーティー。

秋と言えどなおも緑が美しい森林のなかを、他愛もない話をしながら歩いていると。

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AM8:30 第一ポイント南精進ヶ滝に到着!

 

こんなに間近で滝を見るのは久しぶり。

自然が産み出したド迫力の景観に、しばらく足を止めてその力強さを感じていました。

 

ささ、滝はまだまだたくさん待ってるよ。

全身に喝を入れ、これから踏まんとする道へと足を向けます。

 

しかし本番はここから。

長い長いドンドコ沢の洗礼をその身をもって体感します。

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だらだらだらだら続く登り。

トラバースでほっと一息もつかの間。

5秒後にはだらだらだらだら。

きつい。そりゃあきつい。でもあまりにも登りが止まらないもんで。途中からもう笑いも止まらない。「ドンドコドンドコ~」と呪文のごとく呟いてはひたすらに登ること数時間。

(あっこいつ他の滝全部すっ飛ばしやがった)

 

AM11:50 ドンドコ沢源流

ザレ場を過ぎ林を抜けると、そこはドンドコ沢の源流。静かに流れる小川に花崗岩の絨毯が敷かれたそこはまるで日本庭園。

「んん~ここに家建てたいねぇ~~」と末恐ろしい夢を語り出す今回の主人公。

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ボッカはご自身でおねがいします。

 

そうこうしているうちに、本日のお宿鳳凰小屋へと到着。

予定より早い到着にじっとしていられないスタッフ、テントを張った後は持参したトレラン装備を身につけて1日早く地蔵岳へ。

 

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地蔵岳  その名の通り  地蔵だけ

…ん?今回の山行ってトオルちゃんいた?

気のせい気のせい。

 

象徴・オベリスクも青空に映えていました。

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よじ登って

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おそれ多くも間近で。

 

…な、なんか……うん、お…おにぎり?

とまぁ「近くで見ると意外とだっせ~~」なんて心で笑ってたらお地蔵様が怒ったのか、このあとひじを盛大にぶつけます。

今回のベストオブ(あざ)土産となりました。

 

PM3:00 鳳凰小屋テント場

テント場へ戻り着替えを済ませたら…

さぁ、宴会の準備です!

 

バースデー山行の主演、女性陣が準備したサプライズに気づくことなくお湯をわかしパスタを茹でています。かわいいな。

サバ缶、チーズ、ナッツをツマミに酒を飲み、ゆであがったパスタはペペロンチーノの素で和えていただきます。うーん、おいしい!

山で食べるごはんは最高です。

 

PM4:30 イン・ザ・アライテント

ほどよくお酒がまわりお腹も満たされたところで。でこさんの合図で第2幕・サプライズパーティーのスタートです!

じゃじゃーーーーん!

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イタリアンロールケーキで永遠の18歳をお祝い!

ペコちゃんデコレーションかわいいでしょ?

さすがはでこ様、ひでこ様です。

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守さん100ドルの笑顔!(表現古い)

いつもみんなを笑顔にしてくれる守さん。

これからも元気でいてね。

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バースデー山行恒例のプレゼントは七賢。

飲みすぎんなよとーちゃん。

 

 

そうこうするうちに時計は17時に。

下界じゃ小学生も寝ない時間ですが、体を酷使した3人にとっては深夜と同じ。

翌朝を考慮し、たっぷり睡眠をとりました。